美容成分一覧
ここでは、スキンケア化粧品によく配合されている成分を、
目的別にまとめています。
これらの成分は、一つだけの効果があるわけではなく、本来は多岐にまたがっています。
今回はまとめる便宜上、ひとつの枠の中に入れています。
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化粧品のベース成分
その名前の通り、化粧品の骨格となるベースの成分です。
ベース成分は大きく分けて3つ。
「水性成分」「油性成分」「界面活性剤」
順に並べていきます。
ベース:水性成分
化粧品の骨格となる成分の中で、水もしくは水に溶けやすい成分のこと。
基本的な働きは、
・固形や粉状の成分などを溶かす
・汚れを落とす
・肌を柔軟にする
・浸透力を高める
・うるおいを与える(保つ)
ベース:油性成分
油性成分は主に、保水作用や柔軟作用、皮膚の保護作用のために、
乳液やクリームなどに配合されることの多い成分です。
また、口紅やファンデーションのようなメイクアップ用品、
そしてそのメイクを落とすためのクレンジング剤にも配合されます。
油性成分はいくつかの種類に分けることができます。
「炭化水素」…ミネラルオイル、ワセリンなど
「高級脂肪酸」…ラウリン酸、ミリスチン酸など
「高級アルコール」…ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなど
「油脂」…オリーブ果実油、ヤシ油など
「ロウ(ワックス)」…ホホバ種子油、ミツロウなど
「エステル油」…エチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサノインなど
「シリコーン」…ジメチコン、シクロペンタシロキサンなど
※当ブログは「化粧品成分検定協会」の情報に準ずるため、シリコーンを油性成分に分類します。
ベース:界面活性剤
良いイメージを持たない方が多い界面活性剤ですが、化粧品を作るためには必要な成分です。
そもそも界面活性剤とは、
水と油のように、本来なら混じり合わないものを混ざりあった状態にするもの。
クリームや乳液のように、水性成分と油性成分を組み合わせて配合するものには、
界面活性剤がなければ分離したままの状態になるんですね。
界面活性剤は化粧品だけではなく、実はとても身近なものにも使われています。
例えばマヨネーズ。例えば母乳。
水と油がきれいに混ざり合っている影には、界面活性剤アリ!です。
化粧品の美容成分
化粧品にいろいろな機能を付け加えて、
肌の悩みやトラブルを改善するために配合されている成分。
目にしたり耳にしたりすることの多い成分です。
美白成分
ホワイトニング成分とも呼ばれ、
紫外線によって生まれてしまうメラニンの生成を抑制したり、
シミやそばかすの予防効果があると言われている成分です。
厚生労働省が認定している美白成分も多くあります。
美白成分が配合されている化粧品を使ったからといって、
即肌が白くなるということはありませんが、
できてしまったシミを薄くしたり、将来できるであろうシミを軽減したり。
時間をかけてお手入れをすることで、効果が期待できる成分たちです。
抗炎症作用
乾燥や紫外線などによる外部要因、
精神状態や疾病などによる内部要因によって出てきてしまう、
炎症や腫れなどの肌トラブル。
こういったものを抑えて、肌荒れやかゆみを防ぐ効果のある成分です。
抗炎症作用がある成分の中には、医薬部外品として認定されている成分もあります。
医薬部外品として配合されるときは、配合できる上限が決まっています。
抗シワ、エイジングケアなど
乾燥によるシワやたるみなどの予防や改善をする成分。
一般的に「シワ」と言っても、その種類は様々。改善するための成分は異なります。
そしてエイジングケアをする上で欠かせないのが、抗酸化力を持つ成分。
肌の悩みは人それぞれですが、あらゆる角度からエイジングケアができる成分の一部をまとめています。
肌質改善
肌質を変えたいと思った場合、基本になるのはやっぱり「保湿」です。
本来持っている肌の「水分を抱えてとどめておく力」を高めることで、
肌トラブルの多くは改善されるんですね。
例えば、敏感肌は極度な肌の乾燥が原因になることが多いです。(アレルギー除く)
アトピーなどの皮膚炎も、肌の水分保持力があれば、悪化を防ぐことができます。
水分を保持する力を高めることによって、
肌のバリア機能も高まり、外部刺激に強く弾力のある肌を維持することができます。
肌の基本は正しい保湿!エイジングケアの一歩目も、そこからです。
紫外線防止
紫外線は、酸化物質を生み出したり、シミの元であるメラニンを生成させたりと、
エイジングケアを行う上では、できるだけ避けたいもの。
「日焼け止めクリームは一年中つけるべき!」と言われますが、
夏場や太陽がよく出ている日には、日焼け止めクリームをつけている人が大多数ですよね。
最近では、BBクリームやファンデーションに日焼け止め効果があるものも。
・紫外線を吸収する成分
・紫外線をはね返す成分
ここではこういった効果のある成分をまとめてみました。
日焼け止めクリームについての詳しい説明はこちらからどうぞ。
ピーリング
肌はターンオーバーといって、一定の周期で古い角質を取り除き、新しい細胞を表面に出しています。
この周期が狂っていなければ、メラニンによって黒くなった肌も新しい白い肌に生まれ変わります。
でも、加齢によって周期がどんどんと遅くなってしまうターンオーバー。
古い角質を取り除けなくなり、溜まった固い角質はくすみやたるみの元に。
そんなときに行うのが、ピーリングです。
ピーリング効果のある成分は、肌の表面にある古い余分な角質を落とし、
溜まった汚れを落とす効果があります。
ただし、ターンオーバーの周期が早くなってしまっている場合は、
ピーリングによってさらに肌トラブルが悪化してしまうことがあるので注意です。
血行促進
肌や体の血行が悪くなると、血液による「老廃物の押し出し」ができなくなります。
老廃物が溜まることによって、くまやくすみの原因になってしまいます。
肌トラブルの原因になるため、化粧品には血行促進作用のある成分がよく配合されます。
血行促進効果のある成分には
・血管拡張型
・局所刺激型
二種類ありますが、スキンケア化粧品に配合されるのは「血管拡張型」です。
皮脂コントロール
皮脂の分泌を抑制して、過剰に出てくる皮脂による肌トラブルを防止する成分。
皮脂は肌のバリア機能を担う大切なものですが、
一方で多すぎる皮脂はニキビやベタつき、テカリなどの不快なトラブルにつながります。
年令を重ねるごとに皮脂の分泌量は少なくなっていくものの、
元々の皮脂分泌が多い場合は、ある程度歳をとっても皮脂に悩まされるものです。
適切なコントロールが必要ですね!
消臭
体から発生する不快な匂いを消すための成分です。
・マスキング……香料で匂いを隠す
・制汗……匂いの元になる汗を抑制する
・消臭……匂いの原因成分を結合、吸着させる
・殺菌……匂いを発生させる菌の働きを抑える
など、消臭方法はいくつかに分けることができます。
化粧品の安定化成分
化粧品が変質、劣化しないように、安定して使えるように配合する成分。
使い勝手の良い形に整えるのも、こういった成分の役割です。
増粘
液体に溶かすことで、いろいろなとろみや固さをつけることができる成分。
水に溶けて水に粘度を与えるものと、油に溶けて油に粘度を与えるものがあります。
防腐
化粧品は常温で保管することが多いうえに、使い終わるまでに数ヶ月かかることが普通です。
使用するときに、手についた菌が入り込んでしまうこともありますよね。
化粧品の中には元々、微生物の栄養ともなる成分がたくさん入っています。
腐らせずに、安全なままで使い切れるように配合されているのが防腐剤です。
防腐剤は厚生労働省が定めるポジティブリストに掲載されています。
ポジティブリストにのっている成分については、配合上限が決められており、
日本ではこのリストにのっている防腐剤以外は使うことができません。
現在よく使われている防腐剤は、安全性が高いと言われているものがほとんどです。
酸化防止
化粧品の中には、酸化しやすい成分がたくさん配合されています。
油脂も界面活性剤も、ビタミンなども全て酸化しやすい成分です。
これらの成分が酸化してしまうと、匂いや色が変わったり、性質そのものが変化してしまったりします。
その結果、肌の良いと思って使っている化粧品が、肌トラブルの原因になってしまうことも。
酸化そのものを防止する、酸化しにくい状態にする、酸化反応を途中で食い止める、
こういった効果があるのが、酸化防止剤です。
キレート
水の中には、いろいろなミネラル分(金属イオン)が含まれています。
ミネラルが含まれた水は体に良さそうに思いますが、
水の中にミネラルが含まれていると、洗顔のときなどの洗浄力が著しく低下します。
またそれ以外でも、金属イオンは微量でも他の成分と結合して、
化粧品を褐色に変化させてしまうことがあります。
それを防止するのがキレート剤。
pH調整
pHとは、物質の酸性からアルカリ性までの度合いを数値化したものです。
人間の肌は「pH4.5からpH6.5」の弱酸性と言われており、
ここから遠ざかると、肌への刺激が強くなります。
pH調整剤は、化粧品のpHを刺激にならない数値にするためのものです。
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