2012-10-11 09:00:37
物々しいタイトルですみません

自然療法の世界では、何かしらの炎症を持っていたり、アレルギーを持っていたりすると、グルテンフリーダイエットというのをお勧めすることがあります。

あと、発達障害を持つお子さんにも勧めることがあります。

あ、私だけ(笑) いやいやそんなことはないはず。。

まあ、それは置いておいて、Huff Post Healthy Livingに面白い記事が載っていたので紹介します。
よくリサーチされているし、出典もしっかり載っているのでこういう記事はじゃんじゃん紹介したい。日本の健康記事や健康本は主観的なものが多いから、こういうのとても大事だと思います。
これ訳すの難しいけれども、私の意見も交えながら簡単にご紹介。

Mark Hyman医師の書いた記事結構ショッキングな内容です。
"Gluten: What You Don't Know Might Kill You"
『グルテン:あなたの知らないものがあなたを殺しているかもしれない』といった感じのタイトルです。

グルテンと言えば、もう現代社会においてグルテンの入っていないものを探すのは難しいくらい何にでも入っていますよね。
グルテンとは小麦粉やライ麦、大麦、スペルトなどの穀物類に含まれるタンパク質です。
要するにパンとかピザとかパスタとかうどんとか、ケーキとかクッキーとかね。
でもその他にもお醤油、お味噌、調味料、甘味料等にも入っております。
そば粉にはグルテンは含まれていませんが、おそばは小麦粉を含んだもの(というより小麦粉がほとんどなものが多いかも)が多いので、おそばもそうですね(100%そば粉のおそばは除く)。
逆にグルテンが入ってないもののリストをあげた方が早いかな
野菜、果物、お米、肉、魚、種実、豆類ですかね
もちろんこれらは調理される前の状態、加工される前の状態のものです。
例えばサラダをレストランで頼んだとしましょう。サラダ自体はグルテンフリーですがドレッシングにグルテンが入っていることが多いです。
お魚を普通のお醤油とみりんで調理します。魚自体にはグルテンは含まれませんが、調味料によってグルテンが含まれることになります。
と、このように、現代の私たちの食生活はまさにグルテンだらけな状態なのです。

で、以前にも記事にしたセリアック病日本でもどんどん増えて来ているようです。


但しこのHuff Postの記事を読んでみると、グルテンによって健康に悪影響を受けるのはどうもセリアック病の人だけではないという研究報告があるようです って驚いたフリしてますが、それはもう知っている人多いよね。

the Journal of the American Medical Associationに載った論文(1969年から2008年まで30,000人の研究対象者の死亡原因を調査した結果)によると、セリアック病と診断された人、診断されていない人も含め、グルテンに過敏性を持つ人には心臓病や癌による死亡率が高いということです。

この結果のショッキングなところは、セリアック病と診断された人の死亡率は39%上昇なのに対し、グルテン起因による腸内の炎症を持つ人の死亡率は72%上昇、セリアック病ではないけれどもグルテンに過敏性を持つ人たちのグループの死亡率は35%上昇だったそうです。

う~ん、これはちょっとビックリですな。。何がビックリかと言いますと、セリアック病と診断されていない人でもこのような深刻な健康に対する影響があるというところじゃないでしょうかね。
というより、セリアック病という診断がないと、小麦粉自体を避けてくれる人中々いませんです
どんなに説得してもこればっかりはダメなのです。

何らかの炎症がある人、アレルギーがある人、発達障害のお子さん、それから自己免疫疾患を持つ方々には、グルテン&カゼインフリーダイエットをお勧めすることが多いのですが、これ本当Complianceというのが中々難しい
日本で使われるコンプライアンスというのではなく、『指示に従ってもらう』ということです。

でも結局治すのは私じゃなくて、本人ですからね。私には見守ることしかできません。

さてさて、記事中にはまたまたショッキングな研究結果が載っておりました。
50年前の10,000人の血液中のTTG抗体(セリアック病の抗体です)を調べ、現代の10,000人のそれと比べたところ、TTG抗体の上昇率は400%だったという
それだけセリアック病って増えているってことですよね。

日本には元々少ないとされていたセリアック病ですが、近年食の西欧化とともに増え続けていると聞きます。フードダイアリーを見ても思うけれども、本当3食お米を食べる人が少ない。
1日1食は必ず小麦粉製品(うどん、パン、パスタ)が入っていますよね。
1日3食小麦粉製品って人もいますしね。

さてショッキングな事実はまだ続きます。
The New England Journal of MedicineのReviewによると、グルテンの過敏性によって引き起こされる可能性のある病気は55程あるそうです

骨粗鬆症、IBS、炎症性腸炎、貧血、がん、疲労、リウマチ、潰瘍性口内炎、SLE、多発性硬化症、その他の自己免疫疾患、不安感、うつ、認知症、偏頭痛、癲癇、自閉症、統合失調症等々。。

これ全て参照文献載っています

なんだかまた『じゃあ、何食えっちゅうの』って感じの記事を書いてしまいましたが、上記の症状や疾患で思い当たるふしのある方々はちょっとだけ意識してグルテンを避けるようにしてみてはいかがでしょうか

あ、そんな私は今日もグルテンたっぷりのカップケーキ食べておりますがね 笑。。




なぜグルテンアレルギーが増え続けているかということや、なぜグルテンが問題になってしまっているか、ということについては過去記事に書いたことがあるので、読んでみてくださいまし。。

グルテンアレルギー

グルテンアレルギーさあどうする? その2

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コメント

7 ■日本ではまだ認識がないのかもしれません。

(^-^)/これが公になると小麦や薬が売れなくなりそうですね。

IBSの不都合な真実
http://ibs-it.digi2.jp/index.html

6 ■無題

>ナチュロパス なみさん

とってもわかりやすく、とっても納得できました☆
バニラさんもですが、なみさんも知識や情報をバンバン出し惜しみせず流して教えてくださり感謝していますが、ブログの内容とその知識に若干のズレがあると混乱してしまうので今回のコメント欄のようなことももっと書いてほしいです。。
日本でセリアック病や腸の炎症を調べるのはなかなか難しいのでなみさんのブログを見てから小麦を避けることも意識しはじめたので(私はアトピーやアレルギーが酷いです)、「そんな私は今日もグルテンたっぷりなケーキを~」と書かれていると、食べても平気なような特別なサプリやなにか対策があるの?あるなら知りたい。それとも欲求に勝てないだけ?とか色々考えてしまったのです。
つっかかってごめんなさいでした(/_\;)

5 ■Re:無題

>遥さん
質問を取り違えていたようです。失礼しました。
私の場合はデトックス、免疫調整、腸内の炎症を抑え、腸内粘膜の修復を目的としたトリートメントを過去にしっかりしました。これには1年以上の年月がかかりましたが。。この期間は小麦粉製品は口にしていません。但し私はセリアック病と言う訳ではなく、グルテンにというよりもどちらかというと小麦粉に対して過敏性を持っていましたので、その期間はグルテンを避けるというより、小麦粉製品を避けました。
そういったトリートメント期間を持ったお陰で、今では少量であり、毎日でないようなら小麦粉製品を食べても全く症状は出ません。
但し毎食小麦粉、加えて炎症促進作用のある肉類や酸化した油、酒、コーヒー等の刺激物を過剰摂取すると絶対に症状は復活することが分かっているのでそれはしません。
記事中でも述べている通り、グルテンを食べないべきなのはグルテン過敏性により何らかの炎症性の疾患を持っている方もしくはセリアック病の方です。
それにグルテンの過敏性のトリートメントについては過去記事にも書いていますので、しっかり読んで下さい。
この記事はグルテンを食べるな!と言っているものではありません。
グルテン過敏性によって起こる疾患を持っている可能性のある方に、警告として書いているだけです。
グルテンを食べるな、と皆に警告をしているのはHyman医師であって私ではないのであしからず。

4 ■無題

だからなぜとらない努力をしないのか不思議なんです。単純に欲求に勝てないだけですか?
喧嘩売ってるわけじゃないんです(>_<)!!
なみさんの記事をみて、頑張って小麦をやめたのでなみさんはなんで害を知っていて、みんなにやめるよう警告してるのにやめないんだろうか・・・って本当に素直に疑問を抱いたまでです。

3 ■Re:勉強になりました

>静さん
リンクどうぞ~!
いつもありがとうございます。

2 ■無題

ここまで言われると気になって仕方ないのですが、なみさんがグルテンとらないようにしないのはなぜですか?
教えて下さい(〇>_<)

1 ■勉強になりました

私もコチラに来てから小麦を食べる量が増えた様に感じます。特に何か症状が出ているのかは分かりませんが、アレルギーうんぬん以前にあまり小麦は取り過ぎると体を冷やすという話も聞いたことあったので気を付けていました。
セリアック病っていうのも初耳で…
この記事リンクさせて頂きます☆いつもありがとうございます(^^)

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