アメリカ


サンフランシスコ郊外、カストロバレーにあるFine bakery & pastry Swiss Delices。

お菓子やパンの主となる素材だからこそ、出来上がりの味は小麦粉のクオリティに左右されがち。だからこそ、特に小麦粉はオーガニックを選んでいるそうです。工房内を案内していただきましたが、パンやケーキなど用途に応じて様々な種類のオーガニックの小麦粉が積まれています。米国USDAのオーガニック認証マーク、見えますか?

なのに、店内でORGANIC の文字は見当たらず・・外に出てやっと見つけた!ほとんどテーブルとイスで隠れてしまい見えていないのですが、足元に、控えめにオーガニック小麦粉を使ってるのだという文字が・・・。

オーナーのChristineはスイスの出身。実家は農家だったため、オーガニックライフが当たり前の生活で育ったそう。4人兄妹の中1人オンナノコだったということもあり、毎週木曜日にはお母さんからお料理を習いながら、家の農場で育った作物を使って家族に料理をふるまっていたそう。自家製の新鮮なミルクやバター、卵などを使って手作りケーキを作ることが大好きで、それが自然と今の仕事につながってるんですね。驚いたことに、特に料理学校に通ったり特別なシェフのトレーニングを受けたわけではないそうです。日本でも、オーガニックカフェや自然派のパンやお菓子のお店を出してる方に多いですよね。自分の楽しいと思えることを仕事にするって、いいなぁと思います。

アメリカに住むようになって、美味しいと思える味を買うことができるお店が近くにない!ということも、後押ししたのでしょうね。「アメリカの多くのものは砂糖の味しかしないような甘すぎるものばかり。本物のチョコレートの美味しさであったり、本物の素材から生まれる味を知ってほしいから。だから、甘すぎないパンやお菓子を提供しているの。」と言う、Christine。ここのパンやお菓子はアメリカのお店に並ぶ多くの甘~いスイーツとは違って、甘さ控えめ。美味しい!デニッシュやクロワッサンのようなパンからクッキーなどの焼き菓子、ホールやカットのケーキなどもあります。

可愛い!スマイリークッキー♪

焼きたてキッシュも美味しそう・・。

写真右にあるTruffleの中は、チョコレートガナッシュとスポンジが何層かに重ねられています。スポンジにはあえてお砂糖を使わないなど、カカオの本当の美味しさをちゃんと味わえるようなレシピになっています。だから甘すぎず、上品な味わい。

ちょうど友人のご主人が誕生日ということで、予約してあったゴージャスな、でもどこか手作りの温かみがあるバースデーケーキ!この夜、私も便乗して一緒に美味しくいただきました♪

朝ごはんに美味しいコーヒーとクロワッサン、そしてスマイリークッキーをいただきました。

きゃぁぁあ~!!!

■Swiss Delices ~fine bakery & pastry
3315 Castro Vally Blvd. Castro Valley, CA 94546

 


 


サンフランシスコで数店舗、チェーン展開をしているオーガニックカフェ「THE PLANT CAFE ORGANIC」のダウンタウン店へ。ザ・プラネットカフェでは、ローカルでオーガニックな材料を使った健康的な食べ物が提供されています。ダウンタウン店は、なんと朝の7:30から午後の3:00までの営業で、ディナーはやっていません。お店の立地がオフィスの立ち並ぶ場所ということで、近くのオフィスに勤める人たちの朝ごはんやランチのニーズにこたえています。

平日のちょうど12時頃に行くと店内で食べる人、そしてテイクアウトの人で長蛇の列。少し時間をおいて1時をまわってから行ったら、長蛇の列は解消されていましたが、それでもイートインのスペースは相席する人たちでいっぱいです。

グリル野菜のサンドウィッチをオーダー。
Grilled Seasonal Vegetables   10.00$:grilled seasonal vegetables, local goat cheese, lettuce, tomato, basil pesto on ACME foccaccia

ここでもさりげなくACMEのパンが登場。メニューにわざわざACMEの文字を入れているところを見ると、やはり地元でもACMEブレッドの信頼と人気の度合いがうかがえますね。

写真ではわかりにくいですが、サンドウィッチは日本人には少々大き目のサイズです。

サンドウィッチと一緒に、オーダーしたのは、オーガニックのフレッシュ野菜ジュース。
Green Basic 8oz  5.00$ : kale, parsley, celery, apple, lemon

ちなみに、THE PLANT CAFE ORGANICはサンフランシスコ空港のターミナル2にもお店があり、サンドウィッチのテイクアウトやスムージー、ジュースなども購入することが可能です。

もちろん、フレッシュなオーガニックの野菜や果物を使ったジュースやスムージーもありますよ!
SFOは、Wifiもつながるので、早めにチェックインしてゆっくりプラントカフェでジュースをいただくというのもおすすめです。


 


シェ・パニース(Chez Panisse)downstairsのディナーには、決まったメニューはありません。地元の生産者が大切に育てた、旬のオーガニック野菜が主役。その季節、その日の美味しい素材が中心となります。シェフが五感をつかって、その日のレシピや素材を生かす調理法を決めるから、日替わりのコースメニューが1つあるだけです。もちろん、予約の際にあらかじめアレルギーがある食材であったり、ベジタリアンの方などは事前に伝えておけば対応してもらえます。

本日のコースのメニュー。表紙のデザインも素敵ですよね。中に書かれたメニューの最後には、その日の日付が刻まれてますから、これらも毎日準備されていることがわかります。

お水はスパークリングとそうでないものとを選ぶことが可能。

初めにでてきたAmuseがなんとも斬新!?アーモンドとラディッシュという組み合わせ!
不思議と、合います。

パンはもちろん、アクメ(ACME BREAD)です。バターもついています。
これだけで美味しいのですが、お腹いっぱいになってしまわないように控えめに・・・

1品目のサラダ。
Fried artichokes with curly endive and cannellini bean salad and paprika vinaigrette

2品目のラビオリ
Shellfish raviolini with sweet peas and mint

3品目の、メインはポーク。
Becker Lane Farm pork loin grilled with rosemary; with asparagus and fennel baked with black olives and green garlic

デザートはマイヤーレモンのジェラート、そして食後のコーヒーとともにミニャルディーズも。

素材の良さ、美味しさはもう言うまでもありません。
ボリュームは日本人の胃袋にちょうど良い、という感じです。アメリカのレストランでありがちな、過度な食事量ではなく適度なボリューム。腹八分の適量で素材の味を生かした、シンプルでヘルシーな味わい。もしかしたら、これらはお腹を満たすだけ、のような食生活をしている人からすれば、薄味で満足感に欠けるものなのかもしれませんが、ナチュラルフードを普段から食している人にとってはベストバランスと思います。どこか家庭的でもありますが、とても上品、そしてヘルシーです。

お店の雰囲気と上質なサービス、会話を楽しみながらゆっくりと美味しい食事をされたい方は、ぜひ1Fレストランのコース料理を。もっとカジュアルに、アラカルトで色々な食事を楽しみたい方は2Fカフェでのお食事もおすすめです。


 


カリフィルニアキュイジーヌの先駆けであり、伝説的なオーガニックレストラン、シェ・パニース(Chez Panisse)。アメリカの食文化や教育にも改革をもたらした、あのアリス・ウォータースがオーナーを務めるお店です。
1Fのレストランはディナーのみ。1か月前からの予約開始で、なかなか予約が取れないという話題のお店なのですが、奇跡的に予約がとれました。

外観は一軒家風。緑にあふれています。
向かって右側の外壁が、新しく見えるのは、昨年2013年の3月に火事となってしまったから。

お店の前にある、印象的な大きな木が私たちを出迎えてくれます。

ウエィテイングスペースから2Fカフェへと上がる階段の横には季節の生花が飾られています。
ここが1Fレストランの入り口。

暗めの照明に、落ち着いた雰囲気のテーブル席。
あっという間に予約のお客様で満席になりました。

テーブル席のフロアとキッチンとの間に扉はありません。キッチンで働くシェフや、スタッフがきびきびと楽しく働く姿が見え、その空気感が感じられます。たまに常連客の方がキッチンの方に近づき話す姿なども見られ、オープンマインドな雰囲気もまたシェ・パニースの魅力のひとつですね。

この日のディナーに使われる、旬のアーティチョークが見えます。
どんなお料理が出てくるのか、ワクワクします。

 


 


あのシェ・パニースでpastry chefとして働いていたMARRY CANALESさんが、2006年にオープンさせたという人気のオーガニックアイスクリームショップ、Ici (ee see / イーシー)。ミルクや卵、果物など、ローカルでオーガニック、フレッシュなものが使われ、毎日手作りされています。バークレーにはシェ・パニーズの卒業生がたくさん独立、活躍されていますね。アリス・ウォータースの哲学がここ、イーシーにもしっかり引き継がれています。

パステルカラーで可愛くお洒落な店構え。店内もクリーンで素敵。アイスクリームが曲線で描かれた印象的なロゴ、この看板が目印ですよ。

お店の前の木に掲げられたボードには、本日のフレーバーが!

店内にメニューはなく、ショーケースの中の見本をのぞきながら、選びます。

大好きなバニラと、コーヒーマシュマロのアイスをチョイス!

ふわふわマシュマロの食感が楽しくて美味しい!

このコーンもオーガニック原料を使って店内で毎日焼いて巻かれて、手作りされています。実はコーンの内側にチョコレートを流してコーティングしてあります。だから、コーンが水分でふにゃふにゃにならずにサクサク美味しく食べられます。下から溶けたアイスが流れたりもしません。個人的には甘くなってしまうので、チョコレートはない方が好きですが、ここのコーンはとっても美味しいということで定評があるようですよ!