三重のエシカルファーマーご紹介!!
農薬や化学肥料を使わず、大地の恵みをめいっぱい吸収させ、
旬の新鮮野菜を作る農家さんをご紹介します!!
無農薬・有機栽培という方法で育った野菜は、環境に優しいのはもちろん、
そのまま食べ物を口に入れる私たちにも優しい野菜です。
Mブリッジでは、環境にも人にも優しい農家を「エシカルファーマー」と呼んでいます。
ゆうき農園
| ● | 桑名・いなべ |
家庭で毎日食べてもらいたい野菜を中心に、農薬や化学肥料を使用せず4年前からいなべ市で野菜を栽培する森さん。今では、里芋やにんじん、じゃがいもなど、年間約60種を一人で育てています。
主に耕作放棄地を利用し、土作りには、米ぬかや刈り草、県内産の牡蠣の殻など地域でとれるものを活用。無理せずに永く農業を続けられる方法を考え、実践しています。
また、森さんは生産者と消費者が顔の見える関係でありたいと願い、お客さんと一緒に有機無農薬栽培で、種まきから草取り、収穫、脱穀、味噌作りまでを半年かけて行う「大豆レボリューション」を毎年開催しています。大豆の栽培の合間には、枝豆のつまみ食いやさつまいもの収穫などの農業体験もでき、子どもも大人も盛り上がります。参加してくれるお客さんの顔が見れ、直接声が聞けることは、とても貴重な機会だと話してくれました。
今後は、野菜を育てるだけでなく、自分が育てた野菜から「種採り」を行い、種も自給できるようになるのが目標だとか。森さんが育てたにんじんは、まずは野菜スティックにして生で食べるのが絶品!!鮮やかなオレンジ色の濃いにんじんの味を堪能できます。
●店舗紹介●
ゆうき農園
[住 所]いなべ市藤原町
ねのひら物語
| ● | 川越・四日市・菰野 |
ねのひら物語代表 青木國楯さん
菰野地区の根の平という所で、3年前から無農薬で野菜を栽培している青木さんは、「ねのひら物語」という野菜直売所の代表もされています。「農業の後継者を育てるために、モデル地区をつくろう」ということをきっかけに、農業を始めました。食べる人、育てる人、土地のことを考え、農薬などは一切使わずに栽培します。
ねのひら物語は、3年前から直売所と共に移動販売も行っています。青木さんが、採れたて新鮮野菜を車に積み込み、四日市市内の移動販売拠点を回ります。
移動販売の始まりは、自分たちの作った野菜を多くの人に知ってもらいたい。そして、生産者本人が販売に出向くことで、お客様と会話をしながら顔の見える販売が出来る事を大切にしているからだそうです。
また、青木さんは、新鮮で安全な野菜を届けるだけが目的ではなく、お年寄りが多い地域では、家に籠りがちになってしまう人たちが、外に出るきっかけになればと「野菜を買わなくてもいいから、出てらっしゃい」と声を掛け続けているそうです。何度も通ううちに、青木さんが訪れる時間になると近所に住むお年寄りが集まってくるようになりました。通い始めて3年。「冬の寒い日も、雨が降っていても、そこに待っていてくれる人がいるからやめるわけにはいかないんだよ。」と、真っすぐな瞳で語ってくださる青木さん。
身体に負荷のない野菜を食べられることで、健康な身体をつくり、薬や医療費のかからない未来にしていくという願いを胸に、これからも移動販売を通じてお客さんの生の声を聞き、より良い野菜作りと、これからの日本の農業を担う若手を育てていくと力強く話してくれました。
中山農園~最高に美味しい自然栽培米 「ひなたのお米」~
| ● | 鈴鹿・亀山 |
鈴鹿市五祝町(いわいちょう)で農業を営む中山さんが栽培する「ひなたのお米」。
鈴鹿山脈から流れる清らかな水を使用し、おひさまの光をたっぷりと浴びたこのお米は、自然の恵みがギュっと詰まった無農薬、無肥料の安心・安全な自然栽培米です。
中山さんは3年前、ある人に出会ったことがきっかけで、自然栽培でお米を作りはじめたそうです。 その人物とは、青森県で世界で初めて無農薬・無肥料のリンゴの栽培を成し遂げた木村秋則さんという方です。
中山さんは、米作りをしていく中で、「農薬や肥料を使用することは、どこまでが安心・安全なのか。」と考え、有機農法や栽培方法についてたくさんの本を読み、勉強されたそうです。そして、中山さんが辿り着いたのは「農薬はもちろん、肥料など何も使わないのが安心・安全なのではないか。」という方法でした。そうして毎年少しずつ、自然栽培の面積を増やしてきました。
苗を育てるための種は、薬での消毒ではなく、温湯(おんとう)消毒(約70度のお湯に浸けて消毒する方法)を行います。また、田んぼには除草剤も一切使いません。なので、自然栽培でお米を育てるうえで、一番大変な作業は除草だと話す中山さん。
そのため、農機具小屋には試行錯誤して工夫をこらした、手作りの除草道具がいくつも置かれていました。大変な除草と共に、大切なのが‘土づくり’。土の中に住む微生物の力を最大限に活かすために大事だといいます。そして、使用していないときは、乾燥させるのが重要だとか。
中山さんは、「自然栽培とは、技術的なこと以前に人が本来ある自然と共生していくために必要なこと。その上で、自然栽培の第一人者でいらっしゃる『奇跡のりんご』の木村秋則さんの提唱される、木村式自然栽培を目指して、安心いただける食材をお届けできるように無農薬・無肥料にて食物を生産しております。」と話してくださいました。
目標は、この木村式自然栽培農法を、よりひとりでも多くの方々に知っていただけるように発信していくことだと教えてくれました。そして、自分自身も自然栽培の耕作面積を増やしていき、家族に安全なものを食べてもらい、健康でいてほしいと話してくださりました。
大切な人を思う気持ちが、安全で安心できる食べ物を作ろう、という行動に繋がって
ゆくのではないかと感じさせてくれる、優しさ溢れるエシカルファーマーです。
一曜菜園 ~旬の露地野菜~
| ● | 松阪 |
大地の力や燦燦とふり注ぐ太陽の光を一杯に浴びて、雨や風に鍛えられて、少し不恰好だけれども、素朴でどこか懐かしい味がする「露地野菜」。
環境問題が叫ばれている今、野菜の成長は神のみぞ知る、そんな昔ながらの「露地無農薬栽培」というやり方で、安全で栄養価の高く美味しい、旬の野菜が作れるよう。日々勉強中です。
主な商品としては、無農薬栽培の旬の野菜の詰め合わせセットやご自宅まで、取れたての旬の野菜を持ってきてくれる移動販売もしています。
自宅まで伺いますので重い野菜を運ぶ必要がありませんし、宅配と異なり、好きなお野菜のみご購入いただけます。
たこじの畑
| ● | 松阪 |
松阪市内では珍しい、沖縄特産の「島らっきょう」を中心に生産する農家「たこじの畑」
こちらの畑の特徴は100%植物性の肥料を使った有機栽培。元々は田んぼだった土地を少しずつ手作業で土壌を改良しながら今の畑を作り上げたということ。
たこじの畑を営んでいるのは、塚本浩一さん、陽子さんご夫妻。お祖父さんの跡をつぐため2009年にこちらに転居され、翌年2010年から本格的に農業を始められたそうです。
作物の中心は陽子さんの出身地である沖縄の特産「島らっきょう」
三重県ではなじみの薄いこの「島らっきょう」。陽子さんにおいしい食べ方を伺いました。
「水洗いして塩もみしたあと、半日か一日おき、かつおぶしとお醤油をかけていただくとおいしい」そうです。味はピリ辛で一度食べたらヤミつきだとか。その他にも、クリームチーズと和えたり炒め物にしたりとバリエーションは豊富。ご主人のイチ押しは天ぷらだそうです。
ただ、ここまで来るには様々な苦労と試行錯誤の繰り返し。
雑草を手で抜き、虫を退治するのも手作業。農薬などを使用する、いわゆる慣行栽培に比べると何倍もの手間がかかるのに、なかなかそれに見合った対価を得られないのだそうです。
それでも、ここで農業をすることで「価値観が変わった」という塚本さんご夫妻。「人間も自然の一部。敬意を持って接していくことが何よりも大事」とおっしゃっていました。
現在は新たに沖縄野菜「島にんじん」の生産にもチャレンジされている塚本さん。自然に敬意を払った野菜作りを行うエシカルなお二人でした。