2017年06月

じめじめと湿気が多い日々が続くと、洗濯物もたまるし、家の水回りの清潔も気になります。

「清潔」という概念は次元高位の本能です。
生まれたばかりの赤ちゃんに「清潔」という概念はありません。
人間社会の中で生活していく中で、次第に身につけていく「価値観」の一つです。

しかし、1歳児ごろからの「清潔」の習慣は、子どもたち自身の「健康」を守るために欠かせないものなのです。

ばい菌は目には見えません。
「不潔であることが害があること」を教えていくのは大人です。

「キレイって気持ちがいい」と思えるようになるための習慣づけを1歳児ごろから徐々に始めていきましょう。



◆手洗い・うがいの習慣づけ

インフルエンザなどの感染症が流行する季節には、外出後の手に見えない菌が付着している可能性があり「手洗いうがい」の習慣が感染率を低下させてくれます。

そのころまでには是非とも習慣化させておきたいもの。

習慣化をさせるためには
「気持ちが悪い」「きれいにしたい」というお子様の気持ちの芽生えを促し、タイミングを見計らって心地よさを感じる体験を積み重ねることが大切になります。

◎0歳児は食事の前に手をふく習慣

離乳食の時期から、食事の前に
「手にはばい菌がいっぱいだから、きれいにしようね」と話しかけながら手を含習慣をつけておくと、
自分で手洗いまでの道が非常に楽になります。

恐怖感を与えないように「心地よさ」を共感するべく
ゆっくりと、やさしく。
食事の前、手が汚れたら、
「キレイにしようね」とおしぼりで手を拭いてあげましょう。
衛生観念の基礎の構築です。

◎洗面台には踏み台を置いて自分で手洗い

歩けるようになってきたら、洗面台に踏み台を置いて「自分で手洗い」にチャレンジします。
水で手を流し、ポンプ式の泡石鹸をつけて手を擦り合わせ、石鹸を流し、タオルで拭く。
一連の作業を楽しみながら、毎日行います。

「水が冷たくて気持ちがいいね」
「泡がふわふわしていて面白いね」
「手を洗ってタオルで拭いたら、いいにおいがするね」


手を洗うことは、気持ちのいいこと、楽しいことと感じられるように心を配ります。

◎うがいは、食後の口すすぎから

喉の奥で「ガラガラぺ」ができるようになるのは早くても2歳半以降です。
まずは、歯磨きの一環としての「うがい」からスタート。

食事やおやつの後に、口を漱ぐことで、口の中に残った「たべかす」がキレイになり、すっきりすることに気づかせてあげることから始めるとスムーズです。

立てるようになったら、手洗いと一緒に口を漱いで「セット」で行うように移行していきます。

◆着替え、洗顔の習慣づけ

◎オムツを長時間放置しない

近年は、オムツの性能が進化して、長時間つけっぱなしでもオムツかぶれを起こさない場合もあることかとは思います。
しかし、これが大問題いつも汚れた重たいオムツをつけたままにしておくと、お子様自身、それがふつうになってしまいお尻がジトっとしていても「気持ち悪い」と思わなくなってしまいます。

パンツデビューが遅れてしまうきっかけを誘発しかねません。

◎よだれかけも服も汚れたら替えるを当たり前にする

お子様によっては、よだれが多く、すぐによだれかけや洋服の襟元がびちょびちょになってしまう場合もありますね。
面倒かとは思いますが、よだれかけや洋服は
「よごれちゃったね」
と汚れた状態であることを教えてあげて
「替えようね」
となるべく替えを用意してあげてほしいと思います。

服の汚れを「不快」と感じるようになるには、替えたときに心地いいと思う機会を作ってあげる必要があるからです。

面倒だとは思います。しかし、それが健康を害するきっかけになることも多々あるのです。

◎2歳になったら手で水をすくって洗顔にチャレンジ

手洗い、うがいが上手になったら、自分で水を手にためて、ぴちゃぴちゃと顔につけて洗う練習を始めてみましょう。
食後に口の周りをきれいにするところから習慣づけ、慣れてきたら朝、起床後に顔を洗う習慣に移行していくとスムーズです。

◆汚れたものやごみの処理の習慣づけ

◎汚れたものを洗濯籠に入れさせる

汚れたものをそのまま放置したりするのは、衛生的に良くありません。
お手伝いの一環として
「お洗濯をするから、お洗濯のかごに入れてきて」とお願いしてみましょう。
もしできたら
「ありがとう!」と大げさなまでにほめてあげます。
これでお手伝いデビューも同時にできてしまいますよ。

◎ゴミは10か月頃からゴミ箱に捨てられる

ゴミをゴミ箱にポイっとするには「モノを手から離すこと」が上手になったらすぐに始めてほしいと思います。
「ポイ」ができるようになってくると
何がゴミで、何がゴミでないのか・・・ということへの「気づき」がはじまります。

お片付けの習慣の前にどうぞ「ゴミ箱ぽい」を覚えましょう。

◆爪切り

爪は、伸びているとひっかけてけがをしたり、お友達の手や顔に引っかき傷を作ってしまったりすることがあってとても危険です。
また、伸びた爪の間に汚れがたまったままになっていると、そこで細菌が繁殖し、病気の原因になります。

お子様の「爪」を切るのは、小学校の低学年くらいまではお母様のお仕事です。

赤ちゃんの頃は、お顔や体を気づつけてしまいそうで、気を付けて切っていたのに成長とともに忘れがちというお母様も多いように思います。

3歳以降なら「爪が伸びたら教えてね」と伝えておきましょう。
週末などに家族でチェックするのを習慣づけるのもおすすめです。

<まとめ>

「衛生」感覚は、実はお母様の中でもかなり個人差が大きいのは事実。

あまりにも神経質になってしまって「潔癖症」のように、あらゆる細菌からお子様をガードされているお母様もいらっしゃいますが、「気にしすぎ」てお子様の免疫力が付かないようだと困ります。

しかし、最低限の衛生観念は、幼少期からしっかり育ててあげることも大切だと思うのです。
小学生のいじめの原因が、「汚い」であることも非常に多いということをご存知でしょうか?

常識的な範囲で「汚いこと=不快なこと」と判断し、その不快感を排除するためのふさわしい衛生行動がとれるべく教育していくことも保護者としての大切なお仕事の一つです

幼稚園に通うようになってくると、お友達とのトラブルは日常茶飯事です。
ある日の「自由遊び」の時間の出来事です。

Aちゃんは、積み木で一生懸命お城を作っていました。
そこに、追いかけっこをして遊んでいる男の子たちがぶつかってしまい、お城は倒壊。
もちろんAちゃんは号泣です。

「あらあら、一生懸命Aちゃんが作っていたお城が壊れちゃったのね。」
私が近づきました。
さっそくまだ走り回っているBくん、Cくんを捕まえました。

「2人が追いかけっこをしていたら、Aちゃんのお城が壊れちゃったんだよ」
「ホントだ。Aちゃん、ごめんなさい」

Cくんは状況を瞬時に理解して、Aちゃんの顔を見てちゃんと謝ることができました。
Cくん解放。Aちゃんと一緒にお城の回復を指示。

ところが、Bくん
「ぼくじゃないよ。Cくんがぶつかったんだ」

きたきたきた・・・。これです。
「ボクじゃない坊や」出現です。



◆他者に責任転嫁する傾向が顕著

最近の日本では、ミスを自分の責任だと認めない若者が増えているといいます。

先日、ある地方公共団体の公務員が、滞納者の窓口での納税金を横領して逮捕された時の映像を覚えていらっしゃる方も多いかと思います。

或る意味、かなり衝撃的でした。

この事件は疑惑が浮上し、逮捕まで10カ月ほどのブランクがありました。
その間にテレビ局のインタビューに顔を出して堂々と答えており、なぜ、どのような手口で横領したかを悪びれることなく語っていたのです。

「イヤな仕事を一手に任されて、横領していなければ僕は死んでいたかもしれない。」

「2000万円?あーー、ちょっとわかんないです。それくらいいってるかもしれないです。」

「何に使ったか?そうですね。飲食費や被服費・・・ですかね。あと、そうそう、昔から車が好きなので、欲しかった車を購入したり・・・」

「横領しても誰も気が付かなかったんで。」

「こういう職場が問題だと思います。」

・・・ええええええええ!何言ってるのこの人!
過疎化が進んだ地域で、高齢者の皆さんが、どんなに苦労して税金収めたかわかってるの?
それをどうして自分が遊びに使っちゃっていいと思えるの?

一体、この人は、どういう人生を歩んできたのだろう・・・

納税者である住人の皆さんへの謝罪は口だけで、本人は全く反省していませんでした。
職場が悪い、一緒に働いている職員が悪い、環境が悪い・・・。

こんな人が、親となり、子どもを育てたとしたら、いったいどんな子供になってしまうのだろう

「責任転嫁」する大人が増えているという現状は、子どもたちの価値観形成に与える影響も計り知れないほど大きいと思うのです。

◆トラブルは社会性を育てる絶好の機会

子どもというのは「自己中心」でしか物事を考えられない存在ではあります。

「社会性」が未熟だからです。

自分を客観視することができないからです。


何かトラブルを起こしてしまったとしても、親や先生から叱られるのが嫌で「○○ちゃんのせいだよ」と言い逃れをしようとするものです。
自分のことしか考えていないからです。

そのような言い逃れを許してはいけないのがもちろん「しつけ」の基本です。

「社会性」を育て「自分を客観視」するための貴重な機会です。

こんな時に、とにかくその場を収めようと
「ごめんなさいっていいなさい」
無理やり謝らせていませんか?
本人が全く納得していないのに。

これを繰り返していると
「謝罪の言葉さえ口にしておけば、許される」と子供が学び、なぜ自分が悪いのかを考える機会を失ってしまうのです。

また、親身になって「どうして自分が悪かったのか」を諭したとしても、聞く耳を持たず、逃げることだけを考えて絶対に認めようとしない子もいます。

どのように話をすれば、子どもは聞く耳を持ってくれるのでしょう?

◆ロールプレイング手法を使って想像力を養う

トラブルの原因を、自分ではない「他者」にすべて押し付けての逃れようとする子供には、自分のどんな行動が自分の責任であるかを理解し、被害者にはどんな被害があり、また責任を擦り付けた相手にどの程度の責任があるのかを理解させることが第一です。

たとえば、先ほどのBくんとCくんの場合。
Aちゃんの気持ちを理解させるのはもちろん前提条件です。
お城が壊れてしまって、泣いてしまっているAちゃんが、悲しい気持ちなのは、幼稚園生ならば十分理解ができるはずです。

Bくんが考えるべきなのは「Cくん」の立場なのです。

「ぼくに、Cくんが悪いといわれたCくんはどう思うだろうか」
と自分とは別の立場があることを頭で考えさせるのが有効です。

「Cくんがぶつかったんだよ。ぼくじゃない」

「じゃあ、Cくんに聞いてみようか。どんな気持ちでAちゃんに謝ったの?って。
Cくんは何て言うかな?」


とっさにそう切り返すと、Bくんは「Cくんは何て言うだろうか」と頭の中で考え始めます。

「一緒に追いかけっこをしていた」
「たぶん、Cくんの足が積み木にぶつかった気がするけど、僕かもしれない」
「僕が追いかけていたから、Cくんが積み木にぶつかった」


この「役割演技=ロールプレイング」によって、Cくんだけではなく、自分自身にも責任があることに気付いてほしいのです。
自分自身と異なる「他者」という立場から物事を考える訓練です。
すべての責任をCくんに擦り付けたことは間違いで、僕にも責任があったことへの「気づき」が大切なのです。

「相手の気持ちを考える」ためにはもちろん「想像力」が必要です。
本を読んだり、映画を見たりしながら、主人公の気持ちになりきるのも「想像力」。
おままごと遊びをして、お母さんの立場に立ってみるのも「想像力」。

他者の気持ちを考えるための「想像力」を鍛えることが「社会性」「客観性」を養う基礎となるのです。

<まとめ>

「ボクじゃない坊や」は、年齢に相応した社会性を身に付くことが非常に難しくなります。
いくら自己肯定感が高くても、「社会性」が低ければ集団の中で力を発揮することができません。

また、こういうお子様は「想像力」自体が欠如している場合が多々あります。

「○○くんはどう思うだろう?」と問いかけてみても、他者の気持ちを想像することができないのです。
これ、実はコミュニケーション能力の発達にも大きな障害になります。

もし、お子様に「相手の気持ちを考える力が欠如している」と感じられた場合、積極的ストーリー性のある本の読み聞かせをお勧めします。

もし、本があまり好きではないお子様(想像力が欠如していると本自体が楽しくない場合も・・・)の場合、是非お母様に試してみていただきたいと、お母様方に教えている秘策があります。

教育テレビの短いアニメーションなどを一緒に楽しんでみてください。
「次に○○は何て言うかな?」
「なんで○○は怒っているのかな?」

など、ゲーム感覚で次のセリフを想像したり、展開を想像したり、登場人物の表情の変化から気持ちを想像する練習をしてみてほしいと思います






国立青少年教育振興機構が、平成28年7月に「体験カリキュラムに関する調査研究会」を設置し、青少年の人間形成において、どの時期にどのような体験をすることが重要になるのかを明らかにする調査研究に取り組んでいます。

非常に興味深い調査結果が公開されましたので、今回は国立青少年教育振興機構の報道発表資料を引用しながら、考察してみたいと思います。

この研究は、日本の青少年の自己肯定感が諸外国に比べて低いと指摘されていることを踏まえ、子どものころの体験と、自己肯定感、今の青少年に求められるへこたれない力、意欲、コミュニケーション力との関係を検討し、これを高める体験活動の在り方を提案することを目的としているそうです。

なるほど・・・確かに「小さい時にこういう経験を積むことで、青年になったときに社会を生き抜く力を持った大人になる」ということがはっきりするとすれば、是非とも知りたいところです。

◆社会を生き抜く資質と能力

失敗を恐れて挑戦しない子供打たれ弱い若者の増加が懸念される中、これからの時代、様々な人とかかわりながら、何事にも意欲的に取り組む姿勢を持ち、多少の困難や逆境があってもへこたれず前向きに生きていける力を身につけた大人を育てていくことが大切である」

研究会はこのように定義して「レジリエンス」の重要性を強調しています。

レジリエンスとは、
精神的なしなやかさ、
逆境をから立ち直る強さ
ダメージから回復する力

のことです。

以前に「レジリエンス」を幼少期を育てる重要性を記事として記しましたが、「レジリエンス」を身につけるためには「自己肯定感」と「両親との愛情関係」が重要になります。

また、研究会ではレジリエンスに加えて
「意欲」「コミュニケーション力」「自己肯定感」社会を生き抜くために必要な資質・能力として位置付けています。

それでは、調査の結果、幼少期にどのような経験を積めば、「レジリエンス」「意欲」「コミュニケーション力」「自己肯定感」を身につけることにつながると出たのか、特に相関性が認められた7つの「経験」を順番に見ていきましょう。

◆7つの経験◆

 ①「家庭での家族行事」

 ②「学校での委員会活動・部活動」

<調査結果>
 ◎家庭での経験

就学前の「基本的生活習慣」「家族行事」、小学校低学年以降の「お手伝い」「家族行事」は、意欲、コミュニケーション力、自己肯定感と20代~50代いずれの年齢層でも相関がみられた。
 
 ◎学校での体験

いずれの年齢層でも相関がみられたのは「体育祭や文化祭の実行委員」。若年層は「部活動の部長や役員」「学校の運動系部活動で活動したこと」でほぼすべての資質・能力と相関があり、中年層では「委員会の委員」でへこたれない力、意欲、コミュニケーション力と相関がみられた。

<考察>
「家族行事」というのは、おそらく家族での誕生日のお祝いや年末年始、お盆のお休みでの家族旅行や帰省、お出かけ、季節の行事など様々なものがありますね。

家族との楽しい経験は大切な力を育んでいるということが再確認できました。小学校受験ではあえて受験のために「お月見」や「栗拾い」や「お正月」「お墓参り」などの季節行事を力を入れたりしますが、理にかなっているといえばかなっているんですね

学校での体験は、小学校では「委員会活動」くらいでしょうか。中学高校になると「部活動」「実行委員会」などが非常に重要であるというのは、大変興味深い結果です。

そういえば「あんなに大変な部活に入っていたのに!」「あんなに大変な委員会の委員長をやっていたのに!」という子が東大をはじめとする難関大学に進学、素晴らしい就職をしていたのをまざまざと思い出しました。学力も、社会を生き抜く力も、そこで育まれるのですね。

青春時代の過ごし方は非常に重要なようです。しっかり心にとめておきましょう。



 ③「お手伝いや家族行事で家族との愛情や絆を強く感じさせる」

 ④「外遊びを遊びを多くし、遊びに熱中した経験」

<調査結果>

◎家族との愛情・絆が強く、家庭での体験が多い群は、他の軍に比べ、社会を生き抜く資質・能力の「高群」の割合が高い。

◎遊びの熱中度が高く、外遊びの体験が多い群は、他の軍に比べ、社会を生き抜く資質・能力の「高群」の悪愛が高い
 
<考察>

③は①と連動しています。家族行事や体験を通じて「家族の絆」や「愛情」を強く感じさせることができれば、非常に有意義な体験となるということになります。
難易度高いですね。

お手伝いはとても大切だと思います。普段の生活の中で、お母様にしていただくことが「当たり前」になっていませんか?お子様の生活力をつける意味でも「お手伝い」を習慣化しているお子様としていないお子様では、大きな差が出てきます。

現代の、特に東京のお子様たちにとって「熱中」しながら「外遊び」に興じる経験もハードルは高いです。
昭和の時代と違い、安全な場所を確保し、ある程度の監視の下で遊ばせる必要に迫られている現状があるからです。

 ⑤「ほめられた経験」

 ⑥「厳しく叱られた経験」

<調査結果>

親や先生、近所の人に褒められた経験の多い群(褒められる<多>+叱られる<多>、褒められる<多>+叱られる<少>)は、褒められた経験が少ない群に比べ、社会を生き抜く資質、能力の「高群」の割合が多い

<考察>

「褒められる経験」は「自己肯定感」の向上につながりますので、当然の結果と言えば当然なのですが、注目するべきは⑥の厳しく叱られた経験です。

褒められた経験の多い人のうち、厳しく叱られた経験の多い人の方が、より、社会を生き抜く資質、能力が高いという傾向がみられたことです。

「褒める」ことの重要性は耳にタコができるほど皆様も聞いていることでしょう。

しかし「厳しく叱る」というのは大変難しいです。

昔は、近所の大人や親せき、学校の先生が子供を「厳しく叱る」ことはよくありましたが、最近はそういったことはトラブルを招きかねず、控えられる風潮にあります。子どもに「厳しく叱られた」経験をさせるのは、両親しかいないわけです。
感情的にならず、適切な時に、適切に「厳しく叱る」というのは、親として大変重要な課題です。

 ⑦「家族でスポーツを楽しみ、自然の中で遊ぶ経験」

<調査結果>

「家族でスポーツしたり自然の中で遊んだりしたこと」や「公園や広場で友達と外遊びをしたこと」の多い群の方が、他の群に比べて「自己肯定感」の「高群」の割合が多い。

<考察>

スポーツ、キャンプ、スノーボード、海遊び・・・考えるだけでとても素敵な家族像が浮かび上がります。お友達との外遊びと同様、都会で生活しているとその機会を作るのはちょっとハードルが高い。

もともとお父様、お母様が趣味で楽しんでいらっしゃる場合などは容易かもしれませんが、なかなか重い腰が上がらないという方も多いことでしょう。

例えば、夏休みなどの計画がまだ未定の方などは、ちょっと気合を入れてスポーツや自然に親しむ予定を組んでみてはいかがでしょうか?

<まとめ>

お仕事で疲れていらっしゃるお父様、お母様にとって、週末はお休みが必要でもあります。毎週毎週キャンプだ、サッカーだ、アスレチックだ、公園だと体力を消耗するのは限界があるのは当然です。

月に「1回」と決めてもいいと思うのです。「家族で遊ぶ」日を設けてみませんか?
有意義な経験を積ませてあげることが、お子様の将来の「社会を生き抜く力」に直結するとなれば、家族遊びも楽しまなきゃ損ですよね。

子どもが中学生、高校生になったら、運動系の部活に入部させるように誘導し、委員会活動も積極的に参加するようにはっぱをかけようとひそかに心に誓いました