特技がなくても大丈夫!履歴書の特技の書き方(例文付き)

履歴書の特技欄、何を書くか悩みますよね。
「人に誇れるほどの特技なんてないんだけど・・・」
「どのレベルから特技といっていいのかわからない!」
「どう書いていいかわからない」
そんな方もご安心ください。
ここでは履歴書の特技欄の書き方とポイントを、分かりやすく解説します。

 

1.【履歴書】特技欄の役割・基本的な書き方

特技欄の役割

採用担当者は、書類段階で応募者の“強み”を想像したり、 面接時に特技に関する会話をする中で応募者の“人となり”を知るために履歴書の特技欄を見ています。

そのため特技の内容によっては、書類段階でいい印象を与えることもできれば、
面接が盛り上がることもあります。
その反面、マイナスな印象を与えてしまう危険性もあるため、 そのような印象をもたれないような特技を書くことが大切です。

特技欄の基本的な書き方

履歴書の特技欄のスペースは広くないため、文章でつらつらと特技を書くと、
採用担当者に細かくて読みづらい印象を与えてしまうこともあります。簡潔にまとめることを心がけましょう。
とはいえ、箇条書きで『・英会話』とだけ書いてあっても、なぜ英会話ができるようになったのか、 どれぐらいのレベルなのかといったことが何もわかりませんので、補足を入れることも大切です。

そのため、特技欄の書く際は、『一言+詳しい説明』の2段階にわけて書きましょう。
特技を採用担当者にわかりやすく、具体的に伝えるために、
特技を一言で書き、その後ろにかっこ書きで、具体的な内容やなぜ得意なのかという理由、いつからやっているのかなどを一行、長くとも二行でまとめます。
例)・英会話(大学時に半年間海外留学。現在、TOEIC680点。満点である990点目指して勉強中。)

2.【履歴書】特技欄を書く際のポイント

きちんと答えられる特技を書く

ではどのような特技を書くべきなのか?
履歴書の特技欄には『説明を求められた場合に、きちんと答えられる特技』を記載しましょう。
なぜなら面接で特技について詳しく掘り下げようとする採用担当者も多くいるからです。
そのため嘘の特技を書くことはやめましょう。 嘘の特技を書いてしまうと、質問された際に答えられず、会話がはずまないこともあります。 その会話であなたのコミュニケーション能力が低いと判断されてはもったいありません。

空欄や「特になし」はNG

空欄や「特になし」と記載することはNGです。
採用担当者の中には、特技欄が空欄や「特になし」と記載されているのを見ると、 「特徴のない人」「おもしろみのない人」「強みがない人」などと判断する人もいます。

3.採用担当者にいい印象を与える・興味をもって質問してもらうには?

あなたの履歴書の特技欄を読んで、採用担当者はどう思うでしょうか。
できれば、強みを感じてもらえる・採用担当者に興味をもって質問してもらえる特技を書きたいですよね。
ここでは具体的に、そのような特技にはどんなものがあるのか紹介します。

①仕事に関連する特技
特技が志望企業の仕事内容と関連がある場合、特技の内容から「自社の仕事内容に適している」「自社の仕事をする上で必要となるスキル・ノウハウを持っている」と採用担当者に思ってもらえる可能性があります。 特技欄はあなたの強みを伝えるチャンスなので、仕事に関連する特技がある方はぜひその特技を書きましょう。

例)総合商社を志望する場合の特技欄
・英会話(大学時に半年間海外留学。現在、TOEIC680点。満点である990点目指して勉強中。)
※仕事柄、海外で現地の人と交渉することが多いため、英語力があることを採用担当者は評価します。

例)経理・証券アナリストなど、数字を扱う仕事を志望する場合の特技欄
・暗算(小学生から9年間そろばん教室に通い、今でも3桁の暗算ができます。)
※仕事で暗算をすることは多くはありませんが、「数字に強い」「数字が好き」という印象を
採用担当者に与えることができ、自社の仕事に合っていると感じてもらえる可能性があります。

②自己PRにつながる特技
面接時に話す自己PRと特技に関連がある場合、採用担当者に特技について質問された時に
自然に自己PRの話につなげることができます。
例)サッカー経験を自己PRで話したい場合の特技欄
・サッカー(小学生から現在まで継続。高校時代に全国大会出場経験あり。)

③人となりを表す特技
志望企業の職種に合った特技を書くことで、「当社の仕事に合った性格だ」と 採用担当者に思ってもらえる可能性があります。
例えばあなたが営業職を志望していた場合、キャンプや登山、サッカー、野球などアウトドア系・スポーツ系の特技を書くことで、「アクティブな人」「フットワーク軽く動けそうで、営業に向いている人」と 採用担当者に思ってもらえることがあります。

④ユニークな特技
ちょっとマニアックな特技や珍しい特技など、ユニークな特技を書くことで、 採用担当者が気になって質問をし、そこから会話がはずむ可能性があります。
例)利き酒、花言葉がわかる、染み抜き、国旗をみてどこの国か当てることができる

ただし、採用担当者から質問された際に答えられなかったり、ボロが出てしまう、嘘や奇をてらった特技は 書かないようにしましょう。

⑤ギャップのある特技
見た目とのギャップがある特技は、採用担当者の印象に残りやすく、興味を持たれやすいです。
例)文系だが、実は特技がそろばん/屈強で迫力がある見た目なのに特技がタイピング

4.特技がない人は、特技欄のついていない履歴書を使いましょう

特技欄のついていない履歴書は簡単に購入できる

特技がない人は、無理して嘘の特技を書く必要はありません。 手間ではありますが、特技欄のついていない履歴書を購入しましょう。 ネット上でも、文房具店やコンビニでも特技欄のついていない履歴書は販売されていますので、 探してみてください。

履歴書に書く特技は、ささいなことでもOK

企業から履歴書を指定されたり、履歴書の提出期限が近く、新たに購入する時間がないなど、書かざるをえない人もいるでしょう。
そんな方は、まず書ける特技が本当にないか検討してみてください。
他の人より秀でた特技でなくても、質問されたときにきちんと答えられるのであれば、 自信をもって書きましょう。

日常行っている何気ないことも特技として書けます。
・料理(冷蔵庫の余った材料で料理をすることが得意です。)
・靴磨き(小学生から父の靴磨きをしています。光沢の出方にこだわりがあります。)
・早起き(毎朝5時に起き、ファーストフードでアルバイトをしていました。)
・アイロンがけ(シワひとつなく、きれいに仕上げられます。)
・裁縫(ワイシャツのボタンを3分以内につけることができます。)
・掃除(汚れの種類に応じた掃除の仕方を勉強し、部屋を綺麗に保っています。)
・節約(毎月貯める額を決め、その目標に合わせて支出をやりくりするのが得意です。)
・マッサージ(高校バスケ部の練習後にマッサージし合う中で得意になりました。)

 

このようにどんなささいなことでも特技として履歴書に書けます。
ただし、採用担当者から質問されたときに何も語れないということがないよう、書いた特技に関しては面接前に考えをまとめておきましょう。

5.書かない方がいい特技

中には履歴書の特技として書くべきでないものもあります。
あくまで『履歴書の特技欄』に書く特技ですので、採用担当者からの見え方を気にしましょう。

ギャンブル系はNG

堅実性・計画性の面からいって、競馬、競輪、パチンコやパチスロなど、
ギャンブル系の特技は悪印象のもととなることもあります。
ただし、志望企業の仕事内容と関連がある場合は書いてもよいです。

犯罪(を想起させるもの)はNG

ハッキングや動物解剖など、犯罪をイメージするようなものは論外です。

この他にも、一般的に印象の悪いものを特技として書くと、採用担当者からマイナスイメージを持たれる可能性がありますので避けましょう。

また、志望業界・企業の社風も考慮して、履歴書に書くべき特技を選ぶ必要もあります。
保守的で堅い社風の企業に特技は『モノマネ』と書けばどう思われるのか・・・想像できますよね。

履歴書の特技を書く際には、「これを読んだ採用担当者はどう思うだろう?」という視点で、
書くべき特技を検討することが重要です。
自分の特技がどう思われるか不安な方は、ご家族や友人に印象を聞いてみることをお勧めします。

6.まとめ

いかがでしたか。
採用担当者にとって履歴書の特技欄は、応募者の“強み”を想像したり、
“人となり”を知るものであり、自社の社風との相性をはかったり、面接時の話題の一つになるものです。

できる限り強みを感じてもらえるよう、いい印象を与えられるよう、
「この特技をみて、採用担当者はどう思うだろう?」という視点で、書く内容を選びましょう。
難しい場合は特技欄のない履歴書を使うのも手です。