本当に危険なの?アナボリックステロイドの副作用を理解するべき
アナボリックステロイドは、短期間で通常をはるかに上回る筋肉を付けることができる、筋肉増強剤です。
アメリカを代表する偉大な俳優であるシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガー、かつての世界的な陸上選手だったベン・ジョンソンも使用していたというこの筋肉増強剤ですが、現在はオリンピックをはじめ、ほとんどのスポーツの試合での使用が禁止されています。
禁止されているのには理由があります。確かにアナボリックステロイドは筋肉を増強して、競技やフォーマンスを向上させる効果が期待できますが、精神にも肉体にも大きなダメージを与えてしまう可能性があるのです。
アナボリックステロイドは、きちんと副作用を理解した上で、使用していく必要があります。ここではアナボリックステロイドの副作用について詳しく見ていきましょう。
肝毒性
アナボリックステロイドには、口から服用する経口タイプと注射タイプがあります。そのうち経口タイプのアナボリックステロイドの一部には、「肝毒性」という副作用があります。
なぜなら、経口タイプのアナボリックステロイドは少しでも長く効果が持続するように、体内に薬物が留まるように作られているため、肝臓へ負担がかかってしまうからです。
しかし、経口タイプのアナボリックステロイドを服用したからと言って、必ず肝臓が危機的な状態になるわけではありません。
「服用する=肝臓が壊れる」ではなく、お酒などと同じように基準以上の量を摂取してしまうと、肝臓へのダメージが大きくなるリスクが高まるのです。
実は肝臓は自己再生力が強い臓器
アナボリックステロイドを安全に使い続けるためには、使用した期間と同期間のオフ(インターバル)を設けることをおすすめします。
もし、それが不可能なのであれば、最低使用した期間マイナス1ヶ月のオフ期間を確保しましょう。肝臓はとても自己再生能力の高い臓器ですから、アナボリックステロイドによって、肝臓がダメージを受けていたとしても復活させることができます。
3ヶ月間、アナボリックステロイドの使用を中止すれば、肝臓も健康なレベルにまで戻ることが研究で明らかにされています。
また、肝臓へダメージを与えることは事実ですので、肝臓の自己再生能力をより高めてくれる「シリマリン」という薬を使用して、肝臓を保護していく方法なども検討してみましょう。
シリマリンの詳しい情報はコチラです。アナボリックステロイドを使用するうえで必要なケア剤と言う事が分かって頂けると思います。
出典:ドイツ医療関連出版「Thieme」
https://www.thieme-connect.de/DOI/DOI?10.1055/s-2007-972873
精巣機能の抑制
アナボリックステロイドを使用する男性のほとんどに起こってしまうのが、「精巣機能の抑制」です。具体的には睾丸で男性ホルモンの「テストステロン」を作り出す能力が、低下してしまうことで起こります。
アナボリックステロイドを体内に摂り入れると、男性ホルモンが十分すぎるほどに分泌されますので、睾丸は「新しく作り出す必要はないだろう」と判断してしまい、ホルモンの生成をセーブしてしまうのです。
アナボリックステロイドを使用している最中は、睾丸の機能が低下したままになってしまう恐れがありますので、必ずオフ(インターバル)を設けて睾丸が正常な働きを取り戻す期間をコントロールしてあげることが大切なのです。
ですが、精巣機能はしばらくすると自然に回復すると言われていますが、その間男性ホルモンが低下した状態になるので、せっかくアナボリックステロイドで付けた筋肉が落ちてしまいます。
クロミッドジェネリックは、精巣の働きが活発化し男性ホルモンの生成を促す事で衰えた精巣機能の回復が期待できると言います。
アナボリックステロイドを効果的に使用するのであれば押さえておきたいケア剤です。詳しくはコチラでご紹介していますので参考にしてみてください。
女性化乳房
アナボリックステロイドを服用すると、男性であろうとも、女性のように胸が膨らんでくることがあります。
どちらかと言えば起こることが少なく珍しい副作用ではあるものの、ボディビルダーなどのように体を見せるような職業の人でなくとも、この副作用が現れてしまうと、大きな悩みとなってしまうでしょう。
筋肉を増強して、男性らしい身体つきを目指していくのに女性のようなふっくらとした乳房になるのは不本意と言えます。この副作用が起こってしまう原因と対策は以下となります。
テストステロンの一部が女性ホルモンに変換
アナボリックステロイドの服用によって、体内にテストステロンが豊富にある状態になると、アロマターゼという酵素によって女性ホルモンであるエストロゲンに変換されてしまいます。体内で女性ホルモンの量が増えるわけですから、乳房にふくらみが出てきてしまうのも、納得がいきます。
女性化乳房の対策
性化乳房を防ぐためには「ノルバデックス」という薬剤を活用する方法が挙げられます。ノルバデックスは女性ホルモンであるエストロゲンの働きを抑えて、その効果を無効にする働きがあります。
あまり、副作用としては出にくいと言われていますが備えあれば憂いなしです。の詳細を見てから考えてみても良いかと思います。
ジヒドロテストステロン(DHT)による副作用
ニキビ
アナボリックステロイド使用中に、全身に大量の「ニキビ」が出て悩む人も少なくありません。
実は、これも副作用の1つなのです。アナボリックステロイドを服用することによって、体内に大量の「テストステロン」が溢れると、ニキビを引き起こす「ジヒドロテストステロン(DHT)」というホルモンに変換されてしまいます。
これによって、ホルモンバランスが崩れてしまうので、ニキビができやすくなってしまうというわけです。ニキビが大量に出ると、精神的なストレスも大きいですから、どうにかしてこの副作用を失くしたいものですね。
そのためには「フィナステリド」という成分の薬を使って、テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素の働きを抑制する方法が有効的です。
ボディビルダーをしている人などは、見た目の美しさも大切な要素ですから、薬を使ってニキビを予防している人が多いのかもしれません。
男性型脱毛症の促進
アナボリックステロイドには「男性型脱毛症」の副作用を引き起こしてしまう恐れもあります。女性だけじゃなく男性にとっても薄毛の悩みは深刻ですから、なんとかして避けたいという男性がほとんどです。
副作用のひとつであるニキビを引き起こすホルモンの「ジヒドロテストステロン(DHT)」がここでも深く関係します。
ジヒドロテストステロン(DHT)は二次性徴をつかさどるホルモンなので、基本的には成年後に何かしらの症状が出てきますが、ニキビや前立腺の肥大と並んで、男性型の脱毛症も症状の1つとなるのです。
しかし、男性型の脱毛症は、他の副作用と同様に誰にでも起きるわけではありません。脱毛が引き起こされるのか、引き起こされないのかは、頭皮にあるジヒドロテストステロン(DHT)のレセプターの数で決まるからです。
現時点で頭の髪の毛が薄いと感じるのなら、頭皮がジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けやすいタイプなので、アナボリックステロイドによって脱毛症を引き起こしやすいと言えるでしょう。
男性型の脱毛症を防ぐには、ニキビ予防と同様にアナボリックステロイドを使用することで増えるテストステロンを、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素の働きを抑制する「フィナステリド」という成分を配合した薬を使うことをおすすめします。
せっかく男らしい肉体を手に入れても、髪の毛が薄くなっていては、本末転倒ですし男性としての魅力も半減してしまいますよね・・・。
コレステロール値悪化
アナボリックステロイドの種類によっては、副作用が起こりやすいものと起こりにくいものがあります。その中でもコレステロール値の悪化は、比較的どんなアナボリックステロイドでも、ほとんどの場合で起こりうる副作用の1つです。
善玉コレステロールの数を減らし、悪玉コレステロールの数を増やすという性質を持っていることが、さまざまな研究により明らかになっています。
しかし、コレステロールの値に関しては、それほど深刻に考える必要はありません。確かにアナボリックステロイドを使用することで、コレステロール値に影響が出てしまうことは確かですが、命を脅かすような深刻な副作用ではないので、あまり気にしすぎないようにしてください。
最後に
アナボリックステオロイドは、通常では辿り着くことが困難であろう筋肉を増強してくれる効果がある反面、副作用があり使用を躊躇する方もおられます。
ですが、しっかりとケア剤を準備する事で安全に使用できると言えるのではないでしょうか?この機会に、是非アナボリックステロイドを安全に使用する事を考えてみてください。