フランスといえば美容大国。
有名な化粧品メーカーもわんさかあるし、エステサロンは街中に、無数に存在します。
そんな中、秋も深まり肌を露出しなくなった今、始めました。
レーザー脱毛!!
思えば思春期の頃、体のいろんなところに今までなかった毛が生えるわけですが、股の毛より嫌だったのが脇の毛です。
なぜって、半袖を着たらみえるから。
隠れる部分はまぁイイ。修学旅行の時に悩めばいい。
しかし。
脇は、脇は……。
思春期の頃の、そういうものに対するあの気恥かしさと、その処理に対する変な後ろめたさってなんなんでしょう。
ちょっと不良なクラスメートは早熟なのか、単に気にしない性格なのか、そんなのカミソリで剃ればいいのよ。なんてアドバイスをくれました。
そう、処理すりゃいいんですよ。
小中学生ならね、T字カミソリで剃ってしまえばいいんですよ。
でも、なにか恥ずかしさがあって、そしてそういうことを気にしている自分自身に抵抗があると申しましょうか、母に「T字カミソリを買って欲しい」と言い出せない。
「なんに使うの」なんて聞かれたらどうしよう。「脇の毛を……」なんて言えない! それを言った後の母娘の間に流れる生暖かい「そんなことを気にする歳になったのね、ふふふ。おめでとう」みたいな空気、耐えられない!!
かと言って、こっそり買おうにも田舎過ぎて、バスに乗らなきゃ買いに行けないのです。カミソリ代とバス代でお小遣いが0になりかねません。
仕方なく家にあった母の顔剃りの用のまっすぐなカミソリを使ってみる。
血が出た。
当たり前です。
脇のカーブに沿ってないんだから。
今考えると、なんともアホな悩みですが、仕方ないよね。
みんなそうだよね。
そんな苦い思いから10年余り。
普通にT字カミソリを買う勇気をいつの頃か持ち、年齢と共にお小遣いがアップしたのもあって毛を抜く機械(未だに持ってるソイエ)を購入してみたり。
数年前にCMでやっていた、刃のないシェーバーで安全に脱毛という触れ込みの、要は除毛クリームだったわけですが、それも試してみました。
パリに来てからはワックスもやってみました。
痛いが早い。そしてもちがよい。
ビキニラインなんて、ワックスでバリっとやるとちょっと涙が出そう。
でも、耐える。
下着を綺麗に着るために。
そんなこんな、色々試した毛との戦いの日々。
しかしですね。
また生えてくるんですよ。あたりまえだけど。
あんなに頑張ったのに。痛い思いをしたのに。
そんなワタクシ、一応パリでレーザー脱毛をしてくれるサロンを探したりもしましたが、こちらって日本より規制が厳しく、医療機関でしか認可されていないので、街中の美容サロン(日本で言う"エステ"までいかない軽いものも含め)の脱毛はワックスが主流。
もちろんプロの業ですから、サロンでのワックス脱毛を受けると、もう自分でやろうなんて気はなくなるほど綺麗に脱毛してくれるそう。
有名所ではYves Rocher。どこにでもありますね。
しかし、結局は毛が生え続ける限り通うのです。
どんなにその時綺麗でも、永久ではない。
そういうわけで、前置きが長くなりましたが、この秋冬春を使ってパリでレーザー脱毛(レーザーも永久とは言い切れ無いそうですが)することにしたのです。
たまたまmixiのパリ関連のコミュニティーで日本人の方が対応してくれるクリニック発見。
初めてのことだし、ちゃんと説明聞いて理解しないと怖いと思っていたから、ここにお願いすることにしました。
そもそも、日本でやったとしてもやはり医療機関で受けないと、と思う。一回一回の値段は安くてもエステで出力できる光レーザーは弱いから何度も通わなきゃいけないというし、高額な化粧品の押し売りも不安。
その点、医師の指導のもと行う医療行為としてのレーザー脱毛は強いので、通う回数も抑えられる上アフターケアにもお金がかからない、という話。
実際、私が今回お世話になっているクリニックは、両脇一回40ユーロ。
施術後はBiafineという軽いやけど、日焼けの薬のみ。
大きいサイズで8.30ユーロでしたが、相場はもうちょっと安い薬です。
回数券や、いくら払うと何年間フリーパス。というんではなく、その都度払う支払い方法。カード払いもOKです。
日本人は体毛が薄い人種だから、大体の人が4回から6回で完了してますね、って話だったので、大体全部で200ユーロ前後見ておく感じでしょうか。
脱毛を受ける2ヶ月前から毛を抜かないでください。とのことですが、カミソリでの自己処理はOK。
上のような注意事項や説明書きが、日本語で受けられるのも私にとっては最大のポイントでした。
口頭での説明と、承諾書も日本語です。
そんなに内容が多くないとはいえ、こういうモノって自分の語学力に自身がないとサインをするのに躊躇してしまうから。
取り合えず、日本に帰る前にと金曜に一回目を受けてきました。
特にその後トラブルもなく、Biafineを朝晩塗りこんでいます。
そもそも薄毛だった左はほとんど毛が取れ、右はまだ残っている感じ。
数日経つと押し出された毛がポロッと抜けると言われているので、経過観察中です。
それにしても、痛みが少ないと言われるレーザー脱毛ですが、思ったよりしっかり痛かった。
ゴムで弾かれるような痛みがあるとは説明されてたけど、ほんとにバチンっ、イテっ! みたいな。
あと、毛の焼けるような臭いも。
とはいえ、これできれいになるならいい。
私は周りに脱毛経験者が少なく、今年の春にロンドンへ行った際、友達から聞いたのが"経験者から聞く初めての体験談"ってやつだったんです。
「楽だよー。脇自体も綺麗になるし」
それから夏が来て、自己処理し続け、その都度思い出される彼女の言葉。いつか、いつか私も、とずっと機を狙っていたのです。
一度始めてみたら、別の処もやりたいなーと俄然勇気(勢い?)が湧いてきたました。
まるで初めてピアスの穴をあけたあの日のよう。そしてそれがいらない勇気だというのは学んできたはずなのに。
次は並行してビキニラインを始めようかなぁ~。
それとも、長袖を着ているうちに腕とか足とか始めてしまうおうか!
フランスに居ると腕はみんな生えっぱなしだし、別にいいかと思いがちで今までなんにもしてなかったくせに、いきなり無駄な毛に見えてきました。
範囲を広くすれば当然まとまった出費になるので、ちょっとお財布と相談しつつ、仕事の入り具合と相談しつつ、やりすぎないようにうちの彼とも相談しつつで、長期戦で挑もうと思います。
パリでレーザー脱毛体験記、初回ということで興奮冷めやらず長い記事になってしまいました。
今後もちょこちょこ記事にしていくので、私のムダ毛がなくなるまで、お付き合いいただければ幸いです。
そしてぜひ、やり過ぎの折にはコメントください。
それは、ムダ毛ではないと。