毎日きちんとスキンケアをしているのに、洗顔後やお風呂上りに顔がつっぱる、ということ、ありませんか?お風呂上りなどに顔がつっぱるのは、急激に水分が蒸発してしまうせいです。しかし、原因はそれだけではないかもしれません。顔がつっぱる原因を見つけて対処しないと、乾燥肌になり、さらに敏感肌になってしまいます。
顔がつっぱるのは、水分が蒸発しやすくなっている証拠です。角質が薄くなっていると、つっぱり感のほか、肌がテカテカしている、肌になめらかさがない、という症状もあります。それはピーリングなどのやりすぎが原因。このように肌によいと思ってしているケアが肌にとってよくないこともあります。普段、何気なくしていることやいいことと思って行っていることが、肌に悪影響を与え、乾燥肌を悪化させてしまう原因になることも。スキンケアに関する勘違いを改善して、乾燥肌を予防しましょう。
加齢とともに肌のターンオーバーが乱れ、肌は乾燥しやすくなり、肌トラブルも出やすくなります。それを少しでも遅らせるためには、スキンケアが重要です。しかし、そのスキンケアが間違った方法で行われていると、アンチエイジングにはなりません。ちょっとしたことでも、積み重なれば肌トラブルの原因になります。若い年代であれば、肌が健康なので、少しくらいケアが間違っていてもそれほど影響が出ませんが、年を重ねると肌の機能も衰えてくるので、肌に負担になるケアはトラブルとなって肌に現れます。怖いのは、自分が間違ったケアをしていることに気づいていないことです。習慣になっていると、深く考えずにケア続けてしまうもの。自分が正しいケアをしているかどうか、時には見直すことが必要です。
肌がつっぱるから水分補給は正しい?
洗顔後などに肌がつっぱるのは水分が急に蒸発してしまうことが原因です。それなら化粧水をたくさんつければつっぱり感は解消される、と思いがちです。
確かに肌に化粧水などの水分は必要です。しかし、水分を肌に与えただけでは、さらに乾燥してしまいます。また、乾燥している肌に水分を与えても、水分を補給していることにはなりません。
重要なのは肌が水分を保持すること。そのためには、水分だけでなく保湿をすることが必要です。肌の状態にもよりますが、化粧水をつけなくても保湿美容液や保湿クリームを塗っていれば、肌の乾燥を防ぐことができるのです。
メイク直しにミストスプレー
お昼を過ぎた頃から顔が乾燥してつっぱる、という場合もあります。その時に便利なのがミストスプレーです。顔にシュッと一吹きするだけで、つっぱり感を解消してくれる、と言われています。しかし、乾燥肌にミストをつけると、さらに肌の水分が蒸発してしまい、乾燥を増長させてしまうことがあります。ミストだけでなく、乳液や保湿クリームなどをつけるのが理想です。
コットンでパッティング
コットンに化粧水をつけてパッティング、は賛否両論ですが、コットンの素材が肌に刺激になることは考えられます。特に乾燥肌は刺激を受けやすい状態になっているので、コットンが乾燥肌を悪化させてしまうこともあります。水分を含むと、コットンは硬くなるので、それが肌の負担になることも。力を入れて叩き込むのも、肌を傷め、乾燥の原因になるので注意しましょう。
パッティングは手のひらを使って「トントントン」とリズミカルに叩く方が、緩急もつけやすく、肌の調子も感じることができます。
熱いお湯で洗顔
洗顔が水やぬるま湯で行うことが基本です。お湯の温度が熱いと、肌を乾燥させてしまい、洗顔後のつっぱり感の原因にもなります。シワやたるみを引き起こすことにもなるので、注意しましょう。
お風呂に入った時に洗顔をしている人も多いでしょう。その際にシャワーで洗顔をするのも好ましくありません。水圧は体で受けることと、顔で受けるのは違います。顔の皮膚は体の皮膚よりも薄く敏感です。顔への水圧は肌への刺激になり、肌トラブルの原因になるのです。洗い流す際には、洗面器などのぬるま湯で優しく洗い流すようにしましょう。
時間をかけた洗顔
洗顔はていねいに洗うことが大事ですが、洗顔料を長時間顔につけたままいるのはよくありません。それだけ肌への刺激となり、乾燥を引き起こします。洗顔の時間は30秒以内にしておきましょう。
タオルで顔をこする
洗顔後、顔の水分を拭き取る際にゴシゴシとこすっていませんか?こすると水分も取れてスッキリした気分になりますが、肌には負担になっています。タオルでこするくらい、平気なのでは?と思うかもしれませんが、そういったちょっとしたことが、肌への刺激になっているのです。
顔の水分を拭き取る際には、タオルを押し当てて、水分をタオルに吸収させるようにしましょう。顔を拭くタオルは、吸湿性のよい肌ざわりの優しい素材がおススメです。
あぶらとり紙で油を吸収させる
あぶらとり紙で顔に浮き出たあぶらを取っても、皮脂はさらに分泌します。あぶらとりがみで油を吸収させてもキリがない、ということです。その上、あぶらだけではなく水分まで吸い取ってしまうことに。あぶらとり紙で肌を傷つけてしまうこともあります。
皮脂が過剰に分泌しないように、保湿ケアに力を入れることをお勧めします。
荒れた手でスキンケア
乾燥するのは顔だけではなく、手も乾燥します。乾燥した手はガサガサします。その手で顔をさわれば、肌への刺激となってしまいます。
ハンドプレスやマッサージ、クリームを塗ったりする手はスキンケアにおいてとても重要なもの。手も保湿も忘れないようにしましょう。
スキンケアをする前には、手を温めるとより効果的と言われています。
角質は毎日ケアする
ピーリングなどの角質ケアは、新陳代謝を促す効果的なケアです。それを過剰に行うと、必要な皮脂や角質も取り除いてしまうことになります。必要な角質まで取ってしまうと、肌は急いで角質を作ろうとして未熟な角質層ができあがります。そこには角質ができあがる過程で生成される保湿成分も十分にありません。そのため水分保持力もない角質層ができてしまうのです。
ピーリングなどの角質ケアは通常は週に1回程度にしておきましょう。
3年以上同じスキンケア用品を使っている
スキンケア用品によって一概には言えませんが、年齢に合ったスキンケア用品を使うことは大事なことです。20代の肌と40代の肌では、肌に必要な成分やケアが異なります。20代で満足していたスキンケアアイテムが、40代では物成りなくなることがあります。
天然素材のもの以外のスキンケアアイテムを使用している場合は、配合されている成分を確認しましょう。特に保湿成分が足りないと、乾燥肌を招く原因となります。数年に1度は化粧品を見直すことも必要です。
脂性肌だから洗浄力の強い洗顔料を使用している
洗浄力が強い洗顔料やクレンジング剤は、油を取り除く作用が強いものが多いです。脂性肌だからといって、そういった洗顔料を使っていると皮脂は過剰に分泌されてしまいます。洗浄成分は肌に刺激のる成分であることが多く、肌への負担も大きいのです。肌がつっぱる原因にもなります。
脂性肌が改善されない、部分的に乾燥してしまう、という場合は、洗顔料やクレンジング剤を見直してみましょう。
メイクをしていない日は洗顔しない
今日はノーメイクで過ごしたから、洗顔料を使った洗顔はしなくてもいい、というのは勘違いです。乾燥肌で肌が弱っている時は、クレンジングは省いてもいいですが、洗顔はしっかりしましょう。1日過ごした肌にはホコリなどの汚れも付着しているし、余分な皮脂も出ています。ぬるま湯だけの洗顔では、不十分です。夜は洗顔料を使ってしっかり洗顔をしましょう。
高価な化粧品を少しずつ使う
値段が高い化粧品には、有効成分がたくさん詰まっているからと、少しずつ使っていてはせっかくの成分の効果が発揮できません。適量をきちんと使ってこそ、高額な化粧品の効果が期待できるというものです。
スキンケアの年月が長いほど、今まで行ってきたケアに疑問を抱かないものです。しかし、乾燥しやすい、肌がつっぱるなどの症状が出るということは、スキンケアの方法に何かしら問題があるということも考えられます。お手入れの方法が間違っていると、どのような化粧品を使っても、肌トラブルは改善されません。肌トラブルを改善し、アンチエイジングをするには、正しいスキンケアを行うことが大切です。
思い込みや勘違いで、美肌になれないのはもったいないこと。肌の調子がよくならない、肌にうるおいがないと感じたら、スキンケアの方法を一つひとつ確認してみることも必要です。