保湿からアンチエイジングまで!モロッコの宝石アルガンオイルの効果
アルガンオイルのふるさとは、砂漠の過酷な環境にあるモロッコです。
暑さと乾燥の厳しいその土地に自生するアルガンノキは、水を数年間与えなくても枯れないという生命力のとても強い木。
しかも、アルガンオイル1本あれば髪の毛からつま先までケアできてしまうんですから、試さないわけにはいきませんよね!
これを読んで、アルガンオイルを毎日のケアに取り入れてみませんか?
モロッコの人々の暮らしに寄り添うアルガンオイル
昔からモロッコのベルベル人の間で、食用油や薬としても愛用されてきたアルガンオイル。
過酷な砂漠気候の地に住む人々の肌や髪を、長い間ケアしてきました。
そんなアルガンオイルは、「若返りのオイル」と呼ばれています。その理由は、オイルに含まれる3つの成分にありました。
ビタミンE
ビタミンEは、市販の化粧品にエイジングケア成分としてよく配合されています。アルガンオイルの一番の特色は、そのビタミンEが豊富なこと。
ビタミンEの具体的な効果
- 高い抗酸化作用
- 肌のバリア機能を高めてくれる
- 血行を促進
- 肌のターンオーバーを促す
オイル美容は保湿のイメージをしがち。でもアンチエイジングにも効果があるのなら、たくさんのケアアイテムを用意しなくてもアルガンオイルだけでケアできてしまいますね。
リノール酸
アルガンオイルは、さらっとした使い心地が特色です。その秘密はリノール酸。
高い浸透率のリノール酸のおかげで肌なじみがよく、ベタついてしまいがちなオイルケアが苦手でもアルガンオイルなら使いやすいのでオススメです。
また、リノール酸には肌のセラミドを作る材料にも。セラミドには肌の潤いやハリを高め、乾燥から肌を守る役目があります。
オレイン酸
オレイン酸が含まれるのも、アルガンオイルの特徴のひとつ。皮脂の成分と非常に似ているオレイン酸は、肌にすっとなじんでくれます。
肌を乾燥やホコリなどから守ってくれる大事な存在の皮脂。
肌の水分の蒸発を防ぐフタの役目もあるので、保湿効果でやわらかなうるおいのある肌に導いてくれるのです。
アルガンオイルを使ったフェイシャルケア
アルガンオイルの美容成分が、エイジングや乾燥でダメージを受けた肌にやさしく浸透します。
ケア方法はどれも手軽なもの。毎日続けることが大切です。
毎日の保湿に
- 洗顔後、化粧水をつける
- アルガンオイル1〜2滴を肌になじませる
手のひらでオイルを少し温めて、肌をおさえるようにハンドプレスしながらつけるのがポイント。
化粧水の前のブースターとして
- 洗顔後、アルガンオイル1〜2滴を顔全体になじませる
- 化粧水、乳液でケアする
ブースター(導入液)としてアルガンオイルを使うことで、化粧水のなじみがさらによくなります。
オイルパックでスペシャルケア
- 洗顔後の顔に、アルガンオイルをなじませる
- その上からホットタオルをかけてしばらく置く
- 軽くふきとる
オイルパックのあとに化粧水でケアすることで、やわらかぷるぷる肌に。
リキッドファンデーションに
- 普段使っているリキッドファンデーションに、アルガンオイルを1滴混ぜる
- いつも通りメイクする
アルガンオイルを混ぜることで乾燥を防いでしっとりとした仕上がりに。
アルガンオイルを使ったヘアケア、頭皮ケア
アルガンオイルは髪に良いイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?フェイシャルケアと同じく、シンプルなケアで高い効果が期待できます。
ヘアケアオイルとして
- シャンプー後、タオルドライをした髪にアルガンオイルを数滴なじませる
- ドライヤーで根元からしっかりと乾かす
毛先からなじませるのがポイント。パーマやカラーなどで傷んだ髪も艶やかに。
頭皮マッサージのオイルとして
- シャンプー前の乾いた頭皮にアルガンオイルを数滴なじませてマッサージ
- ホットタオルを頭に巻きしばらくそのままにする
- 普段通りにシャンプーする
毛穴に詰まったよごれを優しく浮かび上がらせ、乾燥を防ぎます。
整髪料として
- アルガンオイルを髪になじませてスタイリング
毛先から少量ずつなじませるのがコツ。つけすぎるとベタつくので注意。
アルガンオイルを使ったボディケア
もちろんボディケアにもアルガンオイルは効果を発揮。一回に使う量は少ないので、コスパが高いのもオイルケアのメリットです。
バスオイルとして
- 湯船にアルガンオイルを数滴たらして入浴する
お風呂上がりは全身しっとりポカポカに
ボディオイルとして
- 入浴後、少し水分の残る肌にアルガンオイルをすり込む
- 特に乾燥の気になる部分には毎日のケアを
好きな香りのボディクリームに混ぜて使うとリラックス効果も抜群。
その他にも、アルガンオイルは手作り化粧品の基材としても使えます。
食べてもおいしい!アルガンオイル
アルガンオイルの産地モロッコでは、サラダやクスクスと呼ばれる粒状のパスタにかけて昔から食べられてきました。
食用のアルガンオイルはローストしたものが多く、ナッツやゴマのような香ばしい匂いでコクのある味わいが特色です。
アルガンオイルを使ったレシピの中で特にオススメなのが、アムルーと呼ばれるペースト。
パンやスイーツに合わせて食べるのがモロッコ流です。
- 素焼きアーモンド30〜40gをペーストにする
- そこにアルガンオイル30gとはちみつ40gを加えてよく混ぜて出来上がり
アルガンオイルのこっくりとした風味は、シンプルな料理を上手に引き立ててくれます。
スキンケアだけでなく、食用としても使えるアルガンオイル。毎日の食卓にプラスしてみてはいかがでしょうか?
アルガンオイルを選ぶときのポイント
アルガンオイルは作るのに手間も時間も非常にかかるので、高価なものが多いです。
購入する際には、オイルが濁っていないかツンとしたいやな匂いがしないかなど確認することが大事です。
フレッシュなアルガンオイルは黄金色をしていて、ナッツのような香りがします。
オーガニック認証団体を参考にする
ネット通販などで購入する場合には、オーガニック認証を受けていることを選ぶ基準にすると分かりやすいでしょう。
おもなオーガニック認証団体
- エコサート
- コスメビオ
- ナチュール エ プログレ
ドイツ
- BDIH
- デメター
アメリカ
- USDA(米国農務省)オーガニック基準
抽出方法を参考にする
アルガンオイルの抽出方法も商品によってさまざまです。
「高温圧搾法」と呼ばれる方法は、熱でオイルを溶かすことで抽出します。
「低温圧搾法」と呼ばれる方法は、熱を使わず圧力をかけることでオイルを抽出します。時間がかかり、一度にたくさんのオイルを抽出できません。
しかし、オイルの栄養成分はそのままに高品質なオイルに製品化できます。
アルガンオイルを選ぶ際には、オーガニック認証団体や抽出方法などに注意すると、品質の良いものにめぐり合えるでしょう。
アルガンオイルを使うときの注意点
さらっとした使い心地ですが、オイルなのでつけすぎるとベタつきます。
少量ずつなじませるようにつけるのがコツ。
酸化しにくいアルガンオイルも、空気に触れると酸化は進みます。
量の多いボトルのものを購入した時は、小分けのボトルに移し替えて少しずつ使うと良いでしょう。
アルガンオイルは、全身に使えるマルチアイテム
ベタつきやすいオイルケアは苦手という人にもオススメできる、さらっとした使い心地です。
さっそくスキンケア用品にプラスして、毎日のお手入れに活用してみませんか?