自分はもともと文系で理系の情報についてはどこまでトンデモなのかも判断が付きにくい。

もちろん、であるがゆえにそうしたものにだまされまいという気持ちもあって、いわゆると学会の一連の書籍も(最近はもうVOW化してしまったが)それなりに役に立ってきたと思う(そのすべてを信じるのでなく、懐疑しつつ楽しむという受け止め方ね)し、そこから派生してスケプティック系の書籍もいろいろ読んできたのだけど。


上でも述べたとおり、自分が温暖化の原因がCO2というのを否定するだけの知識や論拠を持ってるわけでもないし、すべてのエコな行動が無駄だとは思わない。

のだけど、だからといってなんでもかんでも「環境にいいんだからいいじゃん」というのも、いわゆるニセ科学容認とかと同じ水準に落ちいてしまいそうな気がするわけで。

つまり水からの伝言もいい話だから学校の道徳で使っていいじゃん、とかいうレベルね。


でも温暖化とか環境保護という話になると、どれも正しいことが大前提になっているがゆえに、どうにもあがないにくいわけで。


以前からバイオ燃料による穀物価格高騰とか、バイオ燃料のほとんどが環境に優しくないとか、そういった話を聞くにつけ、少なくともバイオ燃料は効率などに基準でもつけて、それをクリアするまでは研究はしてもいいけど商品化しちゃだめ、くらいのことをしないとじゃないかと思ったりしてきた。


自分の嫌いな小池ゆりこ議員もバイオ燃料についての意見だけはめずらしく賛同できる(それ以外はやっぱりとても賛同できないけど)。が、低炭素社会だっけ?そっち向きの福田さんの洞爺湖サミットなんて期待できそうもない。

どっちかっつーと低支持率で低酸素状態でアップアップだったりして ヲイヲイ


「日本はひきつづき中長期的に温暖化研究や途上国支援等は続けますが、排出権とか金でかたづけるような京都議定書の内容とかは一度白紙に戻して、緊急性の高い穀物価格や原油価格高騰対策を前面に押し出した環境対策へシフトします」


とかいってくれたら自民党支持しちゃうんだがなw


サマータイムについてもすでに何度も俎上に上がっては見送られてきたのが、今回は国会を通るとかいわれているようである。なのだけど、このメリットがちっともわからない。

世論調査でOKが過半数とかいうのもなんだか恣意的だ。環境にもいいという前提があって反対しにくいだろうし、実際は逆にエネルギー消費が増えるという論もあるわけだし。

経団連だかが積極的なようだけど、それだったら経団連に入っている企業は義務的に1時間勤務時間をずらして、しかも残業が増えない勤務体系にシフトすればいいんじゃないかと。

それともIT特需を狙っているのかね。OSはもちろん、銀行とかをはじめとするネット系のいろんなシステムにタイムシフトまわりのプログラムの改変が必要になり、当然いろんなところでトラブルが起きるであろう保守ニーズもお金を生むとか?

それで残業が増えてさらにエネルギー消費が増えたりしてね。トホホ。


環境とは違うけど、オーガニックとかの信者というのもやっかいで似たところがある。

これについても、自分だって生協の宅配とか使っているのだけど、数日前に読んだ愛読ブログ「食品安全情報blog 」にあった英The Independent誌の記事の翻訳。ちょっと長いが引用。


「偉大なるオーガニック神話:何故オーガニック食品は世界が許すわけにはいかない放縦なのか」

オーガニック食品は健康的でも環境に良くもなく、農薬も含まれる。気候変動と資源不足の時代に、オーガニックは世界が許すわけにはいかない無駄遣いである、と環境専門家Rob Johnstonが主張する。


神話1:有機農法は環境に優しい→ライフサイクルアセスメントによれば必ずしもそうではない。

神話2:有機農法は持続可能性が高い→単位面積あたりの収量が少なく環境負荷が高い

神話3:有機農法では農薬は使わない→使ってる

神話4:通常栽培食品の残留農薬は危険な量→残留農薬による健康影響があったという証拠はない

神話5:オーガニック食品は健康的→根拠なし

神話6:オーガニック食品は栄養価が高い→一部の食品の一部の栄養素のデータからそう言っているだけ。野菜の栄養素は数日放置すれば脱水により濃度は増える

神話7:オーガニック食品の需要は増大している→有機食品は英国で販売されている食品の1%以下。


これがすべての有機農法に当てはまるとは思わない。が、オーガニック信者がこの記事に大量のコメントをつけているようだ。(原文

でもエコとオーガニックって似た方向性だけど、相反することもあるということは覚えておくべきだろう。ほかにも、「ボトルに入った天然水より水道水の方が何倍も環境に優しい」とかね。



ただいつものように、小飼氏が疑似科学とプログラムのバグに例えたりしているが、これはちょっと適切じゃないだろう。バグは人為的だが故意ではないし、どっちかといえば正義の為のプログラム(の皮を被ったウイルス)とか言った方がましかも。


ただ・・・個人的にはもっとやさしい入門書の方が必要なんじゃないかな、と思ったりする。

じじばばの為の、とか、子供と親の、みたいなね。

MIAUが子供(やその親)向けの(有害情報に向けたリテラシーとしての)インターネットの教科書を作るという話は前のエントリでも触れたけど、それに近い。

上記のような本はある程度問題意識を持った判っている人が読む内容で、PTAとかで水伝やゲーム脳のセンセーを講師に招くようなのを防ぐ為に親が気軽に読めたり、子供に読ませられるものこそ必要だと思うのだが。まあそっちの方が大変なのは承知だが。


で、さらにトンデモつながり?というわけではないが、大気イオンから地震予知するNPOのサイトで5/13に厚木で異常計測値が出ているとはてブ経由で知った。

このNPO、阪神大震災の時にいろんな前兆現象があって、それを本にまとめられていた弘原海清氏(大阪市大名誉教授)が理事長しているのね。

個人的にはこの本のような前兆現象には興味(どちらかといえば社会学的興味?)があるのだけど、まあ過去の事例含めて批判も多く、どこまで信頼できるかというのはあろうし、関東で厚木しか公開されていないし、機械の性能とか故障とかいろいろ考えると、参考情報程度なら・・・なのかどうかグレーなわけで。


先の茨城の震度5弱の関連(4/22異常値→5/8)も考えれば、今後2週間前後は動向に注意した方が、と言う分にはよいのかね。

だからどうするわけでもないのだけど、いわゆる「備えあれば」?

さらに怪しい2ch情報で


1923年2月 カムチャッカ地震-M8.5
1923年3月24日 四川地震-M7.3
1923年5月~6月 茨城県群発地震
1923年9月11日 関東大震災-M7.9

2006年4月23日 カムチャッカ地震-M7.9
2008年5月8日 茨城県沖地震-M7.0
2008年5月12日 四川地震-M7.8 new!


というのをみたりするとますます・・・いや、不安をあおるべきではないと言いつつも、気になるものは仕方ないゆえ、って、いつのまにかトンデモ論者に近くなってるって?


まあ、上記の予知とかはおいておくとして、サイクロンで千葉県全体が丸ごと水没したくらいの被害といわれるビルマといい今回の中国四川大地震といい、金と物は受け取るけど人的な支援は駄目とか、明らかに「国内体制で対応できる」っつー域を超えてる状況で国の見栄を張るって、自国民の命を軽視したひどい国だと思う。


自分は別に嫌中とかではないが、金や物よりも最初の100時間とか生死を分けるような早急な対応が必要な時にそういう国の対応を見ると、つくづく人の命より国の見栄が大事な国だよな、と悲しくなるのだ。

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