2016/07/06(水曜日)よる7時半から放送された「ガッテン!(ためしてガッテン)」は、糖質制限ダイエットについて。

コンビニでは糖質を減らしたパンなどが次々登場。そんな中安全に無理なくやせられる糖質制限ダイエット法が紹介された。さらに果糖に注意する理由や糖質ゼロの危険性についても。

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ガッテン!番組データ

糖質ダイエットブーム?

街を往く人にインタビュー。糖質ダイエットをしたことがある人は、2210人中1179人と、とても大人気。

また宅配弁当の「京香」では、お弁当のご飯をブロッコリーに変更するサービスまで登場している。

糖尿病の専門医によれば、糖質ダイエットは従来の常識を打ち破る革命的なダイエット術だという。

ところが糖質ダイエット(糖質制限)は危険だという話もあり、題材にした書籍もたくさん登場している。

実際に、糖質制限に失敗した男性が登場しその体験を話した。

急激に糖質を抜くとめまいや筋力の低下を起こすという。専門医たちも間違った糖質制限をしないよう薦める。

今回のガッテン!では、糖質制限で体に何が起きているのかを徹底検証し、危ない糖質制限にならないような方法が紹介された。

イギリス(2018年から導入)やアメリカ(2015年から導入※一部の州で)では砂糖税という税金が掛けられ、国民が必要以上に砂糖を摂らないような制度を作っていた。

(映像提供:東京都臨床医学総合研究所 相楽浩志 研究員)

私達の細胞一つ一つの中に数百から数千いる「ミトコンドリア」(理科の教科書でおなじみ)。

ミトコンドリアは20億年前には別の生物として存在していた。それが私達の祖先と偶然合体したという。

ミトコンドリアが細胞に入ってくれたおかげで、糖だけでなく「脂肪」もエネルギーに変えることができるように進化。

もしも糖が食べられなくてエネルギーが無くなっても、おなかにたくわえた脂肪を使ってエネルギーにすることが可能になったのだ。

糖質制限ダイエットはこのミトコンドリアの性質を活かし、ワザと糖を食べずに体内から減らし、その代わりにお腹などに付いた余分な脂肪のエネルギーを使って痩せようとするダイエット術だという。

三重県に住む西村真紀さん(主婦)は、糖質制限ダイエット方法に成功したひとり。

1年で9kg痩せ、その後も1年半は同じ体重をキープしているという。

  • ご飯茶碗をひと回り小さくした
  • お米は雑穀米
  • おかずはまったく減らさない

糖質を摂らなくなると気持ちが晴れやかになり、外で運動する機会も増えジョギングなどもするように性格もアクティブになったという。

他にも、半年で8キロ、4ヶ月で18キロ痩せた人もいる。

従来の書籍になどで解説されている糖質制限の基本的な考え方は以下の2つ。

  • 糖質を減らす
  • タンパク質脂質は減らさない(←)

しかし、この考え方には足りない部分があった。

間違った糖質制限によって体に不調を起こすことが多くの低糖質ダイエッターの経験よりわかってきた。

その症状とは……

  • 足腰の筋力が落ちて立ち上がるのすら辛い状態になる
  • 体が鉛のように重くなり、朝ベッドから起き上がれない
  • めまいや体力低下を感じ、耳が聞こえにくくなった…

1944年戦争中のアメリカミネソタ州でアンセルキース博士によって行われた実験。

  • 1日2回に食事を減らす
  • しっかり運動を行う

この実験を6ヶ月も続けた結果なんと心臓が小さくなり、体もガリガリに痩せてしまった。

また、番組に協力した神奈川県の会社員 小板橋泰宏さんが登場。ダイエットには成功したが、体調が悪くなりドクターストップがかかったという経験を話した。

凝り性だった小板橋さんは、徹底して炭水化物をゼロに……。体重がどんどん下がるのが面白く夢中になってハマり、全ての糖質をカットしていたのだ!

やがて筋力の低下、階段が登れなくなった。さらにふらつきも襲う。さすがにヤバイと感じたという。

小板橋さんのダイエットで一体何が悪かったのだろうか?

日本人の平均摂取カロリーは、1日2000kcal。

この2000Kcalの内訳は、タンパク質15%+脂質25%+糖質(炭水化物)60%と(平均的な日本人のエネルギー摂取量)になっている。

小板橋さんは、糖質を全く摂らなかったため1日の必要カロリーが大幅に足りていなかった。

1日の必要カロリーを摂らなければ人間はガリガリに痩せて栄養が行き渡らなくなってゆく。

北里大学研究所病院 糖尿病センター長の、山田悟さんがスタジオに登場。

正しいダイエット方法とは…

  • 糖質を減らす … ただし糖質ゼロはダメ!普段の量の半分くらいに抑える
  • タンパク質、脂質は増やす … むしろ増やす!脂質とタンパク質はお腹いっぱいになるまで食べる(肉、魚、大豆製品、野菜は増やす)

ダイエットでも空腹は我慢しなくて良い。タンパク質や脂質なら満足するまで食べてOK。

糖質を食べ過ぎると、空腹感を刺激する物質が分泌されるので、糖質でお腹いっぱいにするとすぐにおかなが空いてどんどん食べたくなる。(糖質は腹持ちが悪い)

これで「楽に気が付くとやせることが可能となる」

主なタンパク質、脂質の食品

  • タンパク質 … 肉、魚、大豆(豆腐、納豆など)
  • 脂質 … 肉料理や魚料理に含まれる

また、ウイスキーや焼酎ならば糖質がないので無制限に飲むことが可能。(ただし飲み過ぎれば肝臓は壊れる)

太りやすいお酒は「醸造酒(ビール)」などで、糖質が含まれている。糖質ゼロのビール等もある。

脳の血管に悪い?「ケトン体」とは?

私達の細胞は、脂肪だけをエネルギーに使う状態になれば第三のエネルギー物質「ケトン体」も使うことになる。

脳には「関門」があって糖しか受け付けないので、脂肪は脳のエネルギーとして使えない。

したがって糖がない場合の脳のエネルギー物質として使われるのが「ケトン体」。

ケトン体は脂肪から作り出されるが、「長期間ケトン体が出た時の安全性がまだはっきりしていない」「脳の血管を傷つけるかもしれない」などと言われるため、学者の間ではケトン体を避けたほうが無難だという結果になった。

要注意の「果糖」とは?

イギリスやアメリカでは課税され始めた清涼飲料水。注意した方がいい糖があるという。

それは「果糖」。

果糖はとても甘く、血糖値が上がらないが老化を早める。

久留米大学医学部の山岸昌一教授が実験で解説。人間のコラーゲンに果糖を加えると、老化が早くなりボロボロに老化する。

また、骨も折れやすくなる。とりすぎには注意する方が良い。

「果糖」成分の見分け方。清涼飲料水の原材料名には…

  • 果糖ぶどう糖液糖 … 果糖が50%から90%未満
  • 高果糖液糖 … もっとも「果糖」が含まれている(90%以上)

 

 

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ガッテン!放送後の反響ツイート

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次回の「ガッテン!」は…

次回の「ガッテン!」は、アンチエイジングの新常識。毛細血管ケアスペシャル。日本初の毛細血管大調査を敢行!放送は13日(水曜日)よる7時30分。

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