冬になると手先のカサカサ感が気になってきます。
たまにささくれもできるので辛い季節です。
特に外を出歩いた時は水分を持って行かれているようで、戻ってきてから手を洗った時の潤い感はなんとも言えません。
乾燥肌と冷え性もやはり関係性があるのでまとめてみようと思います。
冷え性を改善すると肌の保湿成分が復活するかもしれません。
[スポンサードリンク]
冷えはセラミドの生成を抑える
私は男性なのであまり美容関係には詳しくないのですが、テレビCMを見ていると化粧品を中心にセラミドという言葉を聞きます。
今まであまり気にしていなかったのですが、冷え性になると保湿成分であるセラミドの生成がおさえられてしまい肌が乾燥するようです。
対策としては保湿成分セラミドを含んだハンドクリームを塗ることなのですが、外部対策ではいつまでたってもよくなることはありません。
セラミドの生成量を増やすには冷え性対策、健康的な生活をすることが一番ですね。
血行不良とセラミド
肌荒れを改善していくには細胞間脂質の代表セラミドなど保湿成分を補うことにあります。
細胞間脂質が保湿に重要な意味を持っていることを環境薬理研究所モルトリーチェLLCでは次のように説明しています。
細胞間脂質は、細胞をレンガブロックに例えると、
そのレンガブロックを固定するセメントのような役目をしています。
この細胞間脂質が、細胞と細胞が剥がれないようにしていることにより、
角質層は健全な層構造を形成し、水分の蒸発が防がれているわけです。
また、この細胞間脂質は、それ自体が保湿成分としての機能を持っています。
細胞間脂質は、構造的に水に馴染む部分と油に馴染む部分の両方を持っていて、
水に馴染む部分が水分をつなぎとめて逃がさないようにしています。
出典:モルトリーチェLLC>肌老化・肌トラブルの最大要因「肌乾燥」を防ぐために
自然界においても水と油は仲が悪い物質です。
ドレッシングは使う前に振って混ぜますよね。
細胞間脂質はその仲介役となってくれる成分なのです。
マヨネーズは油と酢を卵でつなぎあわせて作りますよね。
細胞間脂質はマヨネーズで言う卵に当たる物質といえます。
セラミドが生成されないと肌が水分を保持できない理由はこれでお分かりいただけるかなと思います。
[スポンサードリンク]
末端は血管が細く冬は寒さから血管収縮が起こりやすい
上記の記事でも触れていますが、手足など末端部は血行が悪くなりやすいです。
体内には10万kmに及ぶ血管があると言われていますね。
その多くは毛細血管で、太いところには多く、細いところには少ないです。
手足は腕や太ももに比べて細いですから、血管が少なくなりがち。
さらに、心臓からは一番遠い位置ですから血液の勢いも弱いです。
十分な血液が運ばれにくいのも事実と言えます。
追い打ちを掛けるのが冬場は寒さで、血管が収縮させ血流が悪くするのです。
特に末端部分の血管は大きくはないので血流悪化が顕著に現れます。
手足のような末端部分の乾燥肌はさまざまな要因が重なって起こります。
そこには手足の冷えも大きく関係しているのです。
[スポンサードリンク]
セラミド生成は新陳代謝を活発に!
保湿成分セラミドはどのように生成されるかと言うと新陳代謝によって作られます。
お風呂に入って頭や体を洗うと垢が落ちますね。
ターンオーバーとも呼ばれ、日々使い古した細胞を捨てて新しい細胞に生まれ変わり続けているのです。
生まれ変わるための細胞を作るには栄養が必要で、運び役は血液となります。
血行が悪いと栄養が行き届かず細胞が正常に作られないため新陳代謝が衰えるのです。
冷え性も乾燥肌も血行不良という同じ原因を持ちます。
つまり、血行を改善することで冷え性も乾燥肌も同時に解消できるかもしれません。
動脈硬化と同じく老化は避けられれない
セラミドを自力で生成できるようになることの重要性を紹介しましたが、どうしても年齢には勝てない部分はあります。
動脈硬化と言う疾患をご存知でしょうか?
ちまたでは、生活習慣病を引き起こす原因として紹介されることが多いですね。
動脈硬化は血管の老化が原因で起こります。
血管は水道管と同じで使い続ければ錆ができてしまうのです。
水道管は交換することもできますが、血管は交換できませんよね?
ですから、錆びる原因を取り除いていくことは大切になります。
しかし、これは延命措置に過ぎず老化が進めば錆びた部分が増えるのは避けられないことです。
セラミド生成も老化することで生成されにくくなります。
そのような状況でセラミド生成を活発にする対策ばかりをするのは得策ではありません。
化粧水などを使って保湿することに重点を置くことも必要になるでしょう。
化粧品は擬似セラミドが多い?
血行促進でセラミド生成を活発にするのが一番の解決策ですが、世の中にはたくさんのセラミドを含んだ化粧品があります。
美容関係の専門サイトである「スキンケア大学」によると保湿成分セラミドは大きく分けて4つの種類になるそうです。
- 天然セラミド
- 合成セラミド
- ヒト型セラミド
- 植物性セラミド
この中で人間は肌に最も近いのは名前の通りヒト型セラミドになります。
化粧品の多くはこのヒト型セラミドを多く含んだ商品と思われるのですが実際は違うのです。
「ヒト型セラミド」は、水にはまったく溶けない性質を持つことや、油や多価アルコールなどの、あらゆる成分への溶解性がとても低いことから、化粧品へ配合することが困難な成分と言われていました。
そのため、「ヒト型セラミド」を使用する場合は、とても多くの油や、乳化剤を使用する必要があり、高濃度配合できず、それと同時に角質層への浸透性も十分でなかったと言われています。
出典:スキンケア大学>ヒト型セラミドとは?
卵を大量に必要とするマヨネーズを作るようなもののです。
大量の卵が必要になれば製造コストも高くなりますからメーカーが嫌うのは普通かなと思いますね。
さらに肌からの浸透が弱いため角質層に十分到達しないというのが採用されない決定的な理由のようにも思えます。
化粧品の多くはセラミドのような効果が期待できる成分を配向しているものが多く擬似セラミドと言われています。
ある品評会に参加したときにポーラオルビスの展示を見ました。
ポーラオルビスのdecenciaは肌にやさしい化粧水をアピールしていることで評判が良い化粧品メーカーです。
ポーラと言えばテレビCMでもおなじみですからね。
興味があまりなくても名前は知っていました。
上の画像を見て頂いてお分かりいただけると思いますが、
ヒト型セラミドが配合されている化粧品が無いわけではありません
decenciaは比較的高価な化粧品に含まれます。
高級化粧品にはこのようにヒト型セラミドが配合されている傾向にあるのです。
化粧品で保湿対策をするのも良いですが、乾燥肌も血行不良のサインです。
これを化粧品でごまかすだけの対策は決して良いものとは言えません。
冷え性対策も温めてごまして終わりでは何の解決にもならないです。
体質的な部分もあり一筋縄とはいかないかもしれませんが、生活のスタイルを見なおして、自然に保湿成分セラミドを生成できるようにしていくことを目指した方が良いでしょう。
decenciaの詳細は↓のサイトを参考に
冷え性と肌の乾燥は原因が同じ
今回は冷え性と保湿成分セラミドの関係を取り扱いました。
寒い季節になると肌は乾燥しやすいですよね。
空気が乾燥しているので水分が保持できないと言うのも理由として考えられるのですが、ここまで紹介してきたように血行が悪化することも保湿成分であるセラミド生成を阻害することにもなるのです。
ハンドクリームを使って保湿をすることも大切ですが、内部からセラミド生成を正常化していかなくては根本的な解決にはならないでしょう。
まずは、生活のスタイルと見なおしてみることからはじめる必要はあります。
本文では触れませんでしたが、老化の原因である活性酸素を抑えるためにビタミンEを摂取するのも良いでしょうね。
血行促進は冷え性対策にもなります。
改善することで乾燥肌も良くなっていくかもしれません。
冷え性対策が乾燥肌改善へと向かわせる可能性を持っているのです。
追記20150504
血管が浮き出るのが気になってきました。
原因は皮膚が薄くなっていることのようですね。
さらに、血行が悪化していると血液が滞留して出やすくなるとも言われています。
末端冷え性を改善しないとよくならないかもしれません。