痛い、かゆい、皮がむけて肌がぼろぼろ、スキンケアが染みる、吹き出物だらけ・・・あなたは今そのような肌トラブルに悩んではいませんか?これらの症状は、肌のひどい乾燥によって引き起こされることが多いものです。
乾燥肌の初期は、洗顔後のツッパリや毛穴の開きなど症状も軽いため、保湿重視のスキンケアに切り替えて丁寧な保湿を心がけることで改善されるという場合がほとんどです。しかし、乾燥肌の症状がひどくなればひどくなるほどスキンケア製品や洗顔料の成分にまで敏感に反応し肌トラブルの原因になってしまうのです。そうなってしまうと、もうどうにもならない・・・と諦めてしまうかもしれません。しかし、そこで諦めずに一度お肌のリセットを試してみてはいかがでしょうか。
ひどい乾燥肌や乾燥肌が原因で怒る肌トラブルの改善に、【水洗顔】という美容方法があります。水洗顔とは、名前の通り通常は洗顔石鹸や洗顔フォームを使用する洗顔時に水またはぬるま湯だけでの洗顔を続けることです。実は、日常生活で発生する皮脂の大半は水やぬるま湯での洗顔で落とす事ができます。肌の状況が悪くなるにつれて、肌に美容成分や栄養成分を無理やりどんどん重ねて行く足し算の美容法を一度見直し、余計な刺激を一切与えず肌そのものの状態を取り戻し肌本来の再生機能を取り戻す事を目的とした洗顔方法が水洗顔です。
水洗顔を続けることで、ターンオーバーの乱れやボロボロになってしまっている角質層が正常な状態へと改善され健康で肌トラブルのない美しい肌を取り戻す事ができます。
水洗顔のようにできるだけ刺激を与えずに肌が持つ自然の治癒力によって肌を再生していく方法は、たくさんの美容家や専門家も推奨してるスキンケアの1つ。いろいろなメディアで紹介されたこともあり、実際に水洗顔を実践してどうしようもならないほどのボロボロ肌から健康的な肌を取り戻せたという体験談も沢山目にする事ができる効果の高いスキンケア方法です。
水洗顔が肌を再生させるメカニズム
水洗顔とはその名の通り水や人肌程度のぬるま湯を使用した洗顔方法です。
もちろん、洗顔石鹸やクレンジング剤などの使用はNG。
【大切なのは水やぬるま湯だけでの洗顔を続けること】なのですが、実際いままで当たり前のように洗顔料を使用していた人からするといろいろな疑問や不安が浮かんでくるのではないでしょうか。
しかし、実は乾燥肌が改善しない人や肌トラブルが絶えない人は洗顔料や原因である事がよくあります。
メイククレンジングや洗顔フォームなどの強力な洗浄成分は、メイク汚れや皮脂、不要な角質などを洗浄してくれますがその一方で、本来ならば肌を保護する役割である油分や、角質に存在する細胞間脂質(セラミド)やNMF(天然保湿因子)など肌の保湿に必要なものまで一緒に洗い流してしまいます。
本来の健康な肌では、適度な皮脂と細胞間脂質、NMFの生成サイクル(ターンオーバー)がきちんと規則的に行われ常に新しく健康な肌が再生されることによってバリア機能が維持されているのですが、乾燥肌やインナ―ドライが原因で肌トラブルが頻繁に起きる肌ではそのサイクルが崩れているため、肌再生が上手く行われずバリア機能が正常に働いていないのですね。
そこで、水(ぬるま湯)だけでの洗顔を続ける事によってなるべく肌の再生に必要な皮脂、細胞間脂質(セラミド)、NMFを残したまま本当に必要のない余分な皮脂や汚れだけを落とし余計な刺激極力排除する事で肌の再生サイクルを正常に整えていくという方法です。
傷ついて傷んだお肌に、美容成分や保湿成分をねじ込む表面的なスキンケアとは違い肌そのもの力で自然に綺麗な肌を保つ事ができます。
水洗顔の方法と洗顔後のスキンケア
水洗顔の方法としては、とても簡単で洗顔時に水や人肌程度のぬるま湯でやさしく洗顔することです。
洗顔回数は朝と夜。それ以上は洗い過ぎです。(ただし、夏や運動後など汗や皮脂の分泌が激しい場合は状況によって洗顔回数を増やしてもOK)
洗顔時は、やさしく撫でる程度に洗い、決して肌をこすらないようにしましょう。
しかし、女性ならばどうしても仕事上やお出かけの時などメイクが必要な場合もあるでしょうし、夏場は皮脂の分泌も多くなりますよね。
そんな状態の肌汚れは水洗顔だけでは落とすことはできません。
一日中すっぴんが許される環境であまり汗をかかない季節ならば、朝と夜のどちらも水洗顔に切り替えることをおススメしますが、メイクをしている時や汗や皮脂の分泌が多い季節は、夜はなるべく低刺激で肌に優しいクレンジング剤や洗顔石鹸でいつもどおりの洗顔をして朝の洗顔を水洗顔に替えるだけでも充分効果があります。
また洗顔後の拭き取りにも最大の注意が必要です。
清潔なタオルで【絶対にこすらない】を徹底してやさしくやさしくタオルを押しあてながら水分を拭き取って下さい。
そして基本的に水洗顔の後のスキンケアは何もしません。水分も美容成分も与えずそのままの状態でOKです。
メイク前に水洗顔を行う場合などはワセリンやホホバオイルなど余計な成分が極力入っていないものを下地に選びましょう。
水洗顔のデメリット
続ける事で肌の再生能力が向上し健康な肌を取り戻す事ができる水洗顔ですがメリット
だけではなく、デメリットも存在します。
まず、水洗顔のデメリットは、肌が完全に再生されてリセットされるまでにある程度の期間がかかるということ。
肌の、状態にもよりますが早くても数週間、肌状態が酷ければ酷いほど年単位で気長に続ける事が必要となります。
そして、水洗顔を始めると個人差はあるとは思いますが一時的に肌の状態がとても悪くなってしまう現象がみられることです。この現象はリバウンドとも呼ばれていて、今まで、過剰なスキンケアによって無理やり保湿され美容成分を与えられていた肌が、突然何もケアされなくなった事によっておこります。
症状としては酷いかゆみや強いツッパリ感を感じる、突然ニキビや吹き出物が大量発生したり乾燥が進み顔の角質がボロボロに剥けたり、毛穴から角栓がと飛び出す(はたけと呼ばれる状態)など見た目的にはかなり汚い状態になってしまう事も・・・。
そして基本的にはその状態に我慢をして綺麗な肌を目指して水洗顔を続ける必要があります。
この、にょきにょきと飛び出た角栓は水洗顔を続けて行くうちに肌の再生とともに自然に無くなっていくのですが人によっては小鼻の横や頬などに大量に発生する場合もあるので覚悟が必要です。
しかし、この症状は肌が本来の力で皮膚の再生を始めている段階で発生するため水洗顔で結果を残すにはこのリバウンドを乗り越える必要があるのです。
水洗顔で注意しておきたい事
水洗顔をインターネットで調べてみると成功談や体験談も多く、乾燥肌やインナ―ドライ肌の人にはとても効果のあるスキンケア方法として広がっています。
しかし、水洗顔を実行している段階でお肌の皮脂の蓄積によって顔中がごわつき真っ赤荒れ最終的にはかさぶたのようなものが沢山できる脂漏性皮膚炎や脂漏性湿疹にかかってしまった場合は水洗顔がお肌の状態に合っていない可能性があるので要注意。
症状が長引く、症状がひどくなるなど、異常を感じたら自己判断で水洗顔を継続しないで専門家の診察を受けましょう。
また、顔の触り癖がある人は意識してそのクセを直すようにしましょう。
手というのは自分が思っているよりも汚れている事が多く、手の雑菌はニキビや肌の炎症を起こす原因となります。
そして、水洗顔で敏感になっている肌を無意識に傷つけてしまうこともあるからです。
水洗顔は、最大のシンプルスキンケア。乾燥肌やインナ―ドライ肌によって再生能力が衰え、保湿力や再生力の衰えた肌の細胞を一度リセットし、根本的な肌の治癒能力や再生能力を高める事で肌本来の美しさを取り戻す事ができるため、成功すると本当に健康で綺麗なお肌を取り戻す事ができます。しかし、短期間での効果が期待できず成功までの期間の長さや途中経過で見た目が汚くなってしまう可能性がある事など我慢や忍耐力が必要となる場合も・・・。
ネットなどでもたくさんの成功報告がされていますが、やはり途中経過で挫折してしまった人やくじけそうになった人も沢山いるようです。水洗顔で大切なことは【続ける事】。メリットとデメリット、どちらも考えた上で毎日の生活に水洗顔を取り入れることをおススメします。