■子供の包茎とは
包茎とはおちんちんの先端の包皮口が狭いために包皮をむいて亀頭を完全に露出できない状態をいいます。
小児の「包茎」は当たり前のことで、そんなに心配することはありません。「包茎」といっても、包皮を陰茎の根元側に軽く引っ張ったとき、直径5mm以上の穴が見られれば、やがて自然に包皮がむけて治る可能性があります。個人差はありますが、小学生くらいまでは様子を見ても大丈夫です。
ただ、幼児期後半(4~5歳)になっても包皮の癒着が強くて亀頭が露出せず、放尿するときに穴のサイズが小さくて尿があちこちにとびちるとか、「亀頭包皮炎」をくりかえすお子さんは、包皮の癒着を解消するための治療をします。
■包茎の代表的なデメリット
早漏になりやすい
亀頭が包皮に覆われていることから刺激に弱くなり、ちょっとしたことで射精しやすくなってしまいます。
男にとって早漏は非常に恥ずかしいことですから、大きなデメリットと言えるでしょう。
不衛生になりやすい
包皮には恥垢が溜まりやすく、臭いを発します。
臭いということは雑菌が繁殖している証拠であり、非常に不衛生です。
病気の原因ともなりますので衛生面にはかなり気を使う必要があるでしょう。
短小になりやすい・先細りになりやすい
皮をかぶっていることが妨げとなり、ペニスの十分な成長を阻害します。
包皮によって亀頭が包まれていることから成長が阻害されます。
■包茎の問題点
排尿時の包皮のふくらみ
包皮口が狭いと排尿時におちんちんの先端が風船状(バルーン)にふくらむことがあります。そのためおしっこがあらぬ方向に飛び散りトイレを汚して困るということはありますが、それ自体で尿の出が悪くなって健康状態に影響するようなことは起こりません。
亀頭包皮炎
3才前後よりおちんちんの先端が赤く腫れて痛がる、ということを男の子は経験することが少なくありません。これは包皮先端の炎症で亀頭包皮炎と呼びます。このような炎症は短期間の抗菌薬の内服や塗り薬でよくなります。軽いものなら温浴だけでもなおります。何度も繰り返す場合を除けば包茎の治療は必要ありません。
恥垢(ちこう)
子供のおちんちんをよく見てみると包皮の下に黄色い脂肪のかたまりのようなものが透けて見えることがあります。これは皮膚の表面の新陳代謝によりできた垢であり恥垢と呼びます。これにより自然と包皮と亀頭表面の分離が進みむけやすくなります。通常この垢には細菌はついていません。成長と共に包皮がむけてくると自然に排出されるので特別な処置は必要ありません。
尿路感染
アメリカから報告されている研究論文のなかには、生まれたときに環状切除術を受けている男の子の方が受けていない包茎の男の子より乳児期(特に6ヶ月以下)の尿路感染(おしっこに細菌がはいって腎臓や膀胱で炎症を起こす病気)の頻度が低いと報告しているものがあります。しかし尿路感染に関しては衛生環境の影響も多い上、1歳以上では男児の尿路感染はきわめて少なくなり手術の利点はないと考えられています。
■おちんちんの一生
赤ちゃん期
まず、産まれたばかりの赤ちゃん、おちんちんは亀頭も顔を出せない真性包茎です。それが勃起やオシッコを繰り返す事で力がかかり、徐々に改善され、剥けてきます。
幼児期
そして、幼児(3歳頃~未就学児頃)の時期では、まだ半数近くの子供が真性包茎ですので、剥けている子も向けていない子も居ます。剥けてなくても安心しましょう。
小学生
小学生になると、徐々に剥けている子供の割合が増えてきますが、包皮の先っぽが狭かったり、亀頭が癒着しているなどで剥けていない子供もおり、全ての子供たちが剥けるとは限りません。
思春期
おちんちんが急激に成長するのは思春期(13歳~15歳)を迎えるまでには、ほとんどの子供が剥けますが、この時期になって自然と剥ける事も多いようです。
このような経過を見る限り、思春期くらいの時期までは、おちんちんの皮が剥けていなくとも気にする必要はないということです。ちなみに、おちんちんの成長は大体17歳頃で止まる事が多いようです。
■ベールに包まれる「おちんちんが剥けたかどうか?」
母親には聞けなくなるおちんちんのこと
考えてみれば、中学生・高校生の息子に「おちんちん剥けた?」と聞ける母親はまずいません。母親としては、男の子が恥ずかしげなくおちんちんを見せる幼い年頃までに、剥けることを確認しないと、その後は一切かかわることが出来ず、ベールに包まれることになります。つまり、あとは本人に任せることになります。
■大人になって包茎を治すとしたら?
包茎手術
包茎を治療する一番一般的なな情報は、この包茎手術です。
仮性包茎はともかく、真性包茎とカントン包茎はこの包茎手術でしか治療ができません。
包茎手術の方法は色々あり、あまった包皮を切除する方法もあれば、メスを使わずに糸だけを使って手術をする方法があります。
この包茎手術は値段がピンキリですが、大体相場が10万~30万円と高額に設定されています。
包茎改善トレーニング
包茎改善トレーニング(包茎改善エクササイズ)は仮性包茎にしか使えない方法です。
これは仮性包茎だけが、亀頭を覆っている包皮をすんなり自分で剥けることから考案された方法で、その内容は、自分で適度に包皮を剥きその状態で亀頭や陰茎を刺激して増大させることで包皮を戻らなくするというエクササイズ方法です。
包茎矯正器具
包茎矯正器具・包茎改善器具を用いて、包茎を治すことができます。
この方法も包皮を剥く必要があるので、包茎改善トレーニングと同じく仮性包茎にしか使うことができません。
包茎矯正器具の主流はペニスに装着して包皮の伸びを抑制するリングタイプです。
ペニス増大サプリ
全ての人に当てはまるわけではありませんが、ペニスのサイズが小さ過ぎて本来なら剥けるはずの皮がむけずに、仮性包茎となってしまっている場合です。
皮が剥けている状態をキープするには、ある程度のペニスの大きさが必要なために起こる症状です。
■早くにむければ、親も子も安心!
子供がおちんちんを見せるのを嫌がる年頃
子供がおちんちんを見せるのを嫌がる年頃になった後、無事、思春期頃までに剥けてくれればよいのですが、思春期を過ぎても剥けていない場合には、男の子にとって大きなハンディーとなり、すごく恥ずかしい悩みごとになってしまいます。そして、成人しても向けない場合、人目を忍んで、高いお金を払い包茎手術をすることになっていまいます。街中で下記の様な広告が多々見られることからも、実際に包茎で悩む成人男性は多数潜在しているのです。
幼い頃からの「ムキムキ体操」
そこで、子供の頃におちんちんが剥ける状態にしておいてあげることには、将来の剥けない可能性を減らすことが出来るという大きなメリットがあります。最近では、おちんちんを無理なく剥ける状態にするムキムキ体操を保健所や病院で指導されることも多くなり、生後2ヶ月から始めることが出来るので、出来るだけ早い時期に始めると良いと言われています。
大人になって独りで悩まないように
包茎は成人男性にとって女性とのかかわりを持つ上で障害となるばかりでなく、思春期には友人たちからバカにされ、ハンディーキャップや深刻な悩みとなるのが現実です。専門の病院で包茎治療を行うことも出来ますが、高額な費用と苦痛、そして、ものすごく勇気が必要です。
そこで、おちんちんの皮が早くむけるよう、赤ちゃんや幼児の頃から毎日、両親がケアしてあげるのがムキムキ体操です。毎日の入浴時やおむつ交換の際に行う手軽なケアーなのですが、産婦人科や保健所で推奨されるほど効果が認められた方法です。
■そこで幼い頃からの「ムキムキ体操」
むきむき体操とは、
男の子の赤ちゃんの性器の皮をむいて、性器を清潔に保ってあげるために行う体操(動作)のことです。男の子の性器は皮をかぶった「包茎」の状態ですが、正常な状態なので問題はありません。ただ、包茎のままでは性器に炎症を起こす可能性が高まるので、皮をむいて清潔にしてあげたほうがよいというわけです。
成長すれば自分で性器ケアができますが、赤ちゃんのうちは当然ながら自分でできないので、サポートする必要があります。「小さい子供の性器を触らなければいけないなんて…」と抵抗があるママもいるかもしれませんが、赤ちゃんの体を清潔に保ってあげるのも親の務めですよ!