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フェノールピーリング

本棚からごま書房「運を上手に掴む人運をミスミス逃す人」藤木相元著 1998/2/5刊
が出てまいりました。
このセンセ、伊丹十三監督が自殺する以前に、顔に「暗」の相が出ているので心配、と言っていた人なのです。
で、この藤木相元センセが、実験の失敗で顔に大やけどをして、
1年かけて2度のピーリングでキレイな新しい皮を作って治療したくだりが、
本の73ページと74ページに載っているのです。
治療のハードさから、TCAではなく、フェノール使用のようですが。
フェノールは第一次大戦において、やけどの治療に使われていたものです。
女優エリザベス・テーラーが受けたといわれているもので、白人向きとされ
アジア人には普通は殆ど使われることがありません。

TCAピーリング

あの松田聖子さんが受けたとウワサされ、
朝倉匠子さんが受けて、シミ・ソバカス・小ジワを取ったといわれるTCA(トリクロロ酢酸)ピール
アメリカでは、これを自宅でできるキットが売られています。
あれだけ「訴訟社会」でうるさそうなのに、ナゼって不思議な気もしてきます。
※ちなみにあの「ブルーピール」はTCAピールの1種です。
ここなんてスゴイです。
50% TCA PEEL 1/2 ounce : $37だそうです。
100% TCA solution 1/2 ounce : $37って、値段同じですよ。
とにかくむちゃ濃ゆいです。日本の医者ではブルーピールにはせいぜい12%くらいという話もあります。
ここにも売ってます。
6%から25%までの濃度が揃っています。
で、使った人の写真が載っているので必見です。
「傷も痛みもありません!この驚くべきトリートメントは「OBAGI」ラインの製品にはありません!
これは特別提供です! このプロモーションが終わったら、価格の値上げを予定しています!!」
何て言ってますよ~w
18~20%では、皮が剥けきるのに2週間かかるとか。
これは薄いので、すぐに剥けきるし、痛みも少ないそうです。
上記は、すべて個人輸入のものです。
ただ、アジア人の場合、30%が上限で、それより濃いとかえってシミができたりするリスクがあるそうですが・・・ガクブル
色素沈着防止のためのハイドロキノンの使用は必須です。
普通のAHAの「ケミピー」は垢すりの強力版でターンオーバーを早めるのが目的、
濃い濃度のBHA(サリチル酸)ピール(イボコロリ)・TCA(トリクロロ酢酸)ピール・フェノールピールは
化学的やけどを起こして皮膚をむりやり再生するのが目的、という違いがあります。
やっぱり病院で安全に受けたい、という方には・・・
海外の病院で受けた方が安いみたいです。タイ・韓国・フィリピン・アメリカがおすすめです。
国内だと、40万円近くボラれたケースも見たことがあります。
※例のエステで受けたご本人のサイトをみたことが。はぁ~
タイに行ってヤンヒー病院でブルーピール受けて、
バヤタイ病院のマンゴスチンソープをお土産なんてツアー、
楽天トラベルでぜひ企画して欲しいものです。

AHAピーリング

そもそも、AHA(alpha hydroxy acids; fruit acids)って、どんなものなのでしょうね。
これ、カルボン酸のアルファ位に水酸基を持つ脂肪酸の総称だそうです。
グリコール酸glycolic acid(sugar cane)、乳酸lactic acid(sour milk)、リンゴ酸malic acid(apples)、
クエン酸citric acid(citrus fruit), 酒石酸tartalic acid(grapes)などが代表的なものです。
昔は果物から抽出されることが多かったので、フルーツ酸fruit acidsとも呼ばれることも多いです。
角質をはがす作用があるので、外用剤にプラスしたり、ケミカルピーリングの主剤としても使われます。
表皮に障害を与えることにより、表皮角化細胞のターンオーバーを刺激することによって、
2次的な美容効果があるそうです。
普通に使用される濃度では真皮に対する影響はないため、効果は弱く一時的みたいです。
お医者さんは、色素沈着治療には角質剥離作用と、
また他の薬剤の浸透性を高めるために外用剤に配合して使用します。  
個人で1番使いやすいのはクエン酸と乳酸でしょう。軽い角質ケア効果と美白効果があります。
いろんなコスメに、なにげに入ってることも多いんですね。
面白い所では、オバジ「クリア」と東大式5%ハイドロキノン・7%乳酸プラスチベースにもしっかり入っています。
角質ケア効果で、ハイドロキノンが浸透しやすくなるのです。
コレ自体にも美白効果があるし、なかなかエエ組み合わせです。
サンソリット業務用ピーリング剤の サンソリットラクト(乳酸)のシリーズにも20~40% 入ってます。
乳酸は、グリコール酸だと強すぎてダメ、という人にも良さそうです。
実は、アタシも乳酸入りアイテム昔いろいろ使っていたのです。
濃度の薄いものでは、コーセーの廃番になった角質ケア用ふき取りローション
(アブニールか何か他のだったかな・情報キボンヌ)
濃度の高いものでは、南アフリカ産コスメ「エンビロン」のダーマラックローションとか。
こちらはお取り寄せしてたけど、濃度だけでなくお値段も高かったので、
途中でやめちゃった(爆
ケミカルピーリングのメニューとして使っている病院やエステもありますね。
で、お安く乳酸を入手したいので、探して見たのですよ。で・・・
あるじゃん、楽天に!!
乳酸(食添用) 50ml
これがあったら、ピーリングしまくれるし、美白ローションもふき取りローションも作り放題
アタシ的には、カネボウの「つるつる」プレシャスターンシリーズのローションに
5~7%入れたりなんて使い方を考えています。
おまけに何と、カリスマネイリストの黒崎えり子さんが、乳酸でピーリングしたってことも判明。
本屋の美容本コーナーで見かける歯科医兼エステティシャンの岡村麻未センセの所でやってました☆
岡村麻未センセの本、経営してるクリニカルサロン 「キャシーズチョイス」の紹介本ぽいですが。
そういえば帯の紹介文は、十和子さんとえり子さんでしたね。
使用したのは、サンソリットの製品と推測しますが、
それにしても濃度は20・40どちらだったのか気になるところです。
で・・・
たまたま乳酸の製造メーカーのサイトを見つけてしまいました。
ピューラック・ジャパン
砂糖からバイオで作ってたとは・・・知らんかったなぁ。
製品を見ると、発酵乳酸(PURAC®)のラインナップは、
発酵乳酸(50%、80%、88%、 90%、91%) 発酵緩衝乳酸 発酵乳酸パウダー となってます。
個人にも売って欲しいよ~
で、楽天で売ってるものの濃度も知りたいっす。
さて、化粧品用途のページを見てみました♪
保湿剤として・ AHAとして・ pH調整剤として・ 美白剤として・ にきび用製品のにきび抑制剤として・
湿潤剤として・ 歯磨きの歯石抑制剤として・・・とあって、
えり子さんは、ニキビ対策のピーリングだったのを思い出しました。
例のサイトのスキンケアの所を見ると、
「 L(+)乳酸は天然保湿因子(Natural Moisturizing Factor: NMF)として
肌に存在していますので、ピューラックの天然L(+)乳酸(以下発酵乳酸)と発酵乳酸ナトリウムは
多くのスキンケア製品に保湿剤として広く使用されています。
また、製品を肌のpHに近い弱酸性にするためのpH調整剤としても最適です。
発酵乳酸はα―ヒドロキシ酸(AHAまたはフルーツ酸)に属し、
そのなかでも発酵乳酸は最も効果的なAHAのひとつであり、最も刺激の少ないAHAです。
乳酸塩は他の美白剤と組み合わせて処方して頂くと相乗効果を発揮することが出来る
次世代の美白剤です。 」

エライぞ乳酸!

アタシの感想

昔、乳酸も含めたグリコール酸などのAHAモノって、
美白・アンチエイジングに効く!ということで、入ってきたばかりの頃にドッとブームになりましたね。
そんな訳で、その頃のアタシもエイボンのグリコール酸入り美容液を使ってたっけ(濃ゆい方ね)。
で、「濃度が濃いものほど、よく効くはず」という話になって、
ターンオーバーが正常で、ホントは必要ない人まで使っていた感じがします。
そして使い過ぎてターンオーバーが極端に早くなりすぎたり、敏感肌になった人も多かったようです。
特にグリコール酸ってその傾向が強かったと思うのです。
「油田鈍感肌」のアタシでもピリピリしたくらいですから。
ただ、その人の肌に合った種類のものを正しい濃度で、きちんと使っていけば、
やはり美白と老化防止に一定の効果はあると思うのです。
そんな訳で、今でも角質がたまった感じがする時は、グリコール酸入りピーリングソープを
酵素もののあとに期間限定で使用します。
普段は酵素もので軽い角質ケアにとどめています。年1・2回のトレチノインは大工事だけど・・・
「日経ヘルス」ではクエン酸を使った手作りピーリングローションを勧めていましたよね。
乳酸より入手しやすいし、刺激が少ないのでエエみたいですよ。
AHAのリンゴ酸はイマイチ陰が薄いけど、これには詳しい情報が欲しいところです。