テレビなどで話題になり、売り切れが続出しているという人気のココナッツオイル。
以前から気になっていたのですが、いつも売り切れていてなかなか手に入れることが出来ませんでした。
やっと手に入れたので、使い方やレシピなどを備忘録としてまとめておきます。
ココナッツオイルは食用だけでなく、お肌や髪に塗ったりと使い道が本当に沢山あります。
ココナッツオイルには普通のココナッツオイルとバージンココナッツオイルの2種類があり、全く特徴が違いますので、買う前にはぜひ違いを確認しておいたほうが良さそうです。
詳しくは「ココナッツオイルの種類と選び方」の項目で書きましたので興味のある方は読んでみてください。

実際に使ってみた感想

Dr.プロナー社製のヴァージンココナッツオイルを買って使用した感想などをまとめます。

ココナッツの良い香りに癒される

やっと手に入れたココナッツオイルに心躍らせながら蓋をあけるとココナッツのとっても良い香りがしました。ほんのりではなく、かなり「ココナッツ!」の香りです。

冬は寒さで固まっている

冬なのでココナッツオイルがこんな感じで固まっています。夏など温度が高くなると固まらずオイル状になるようです。

お肌に塗るとしっとりつやつや

お肌につけてみると、固まっていたココナッツオイルが体温ですーっと溶けました。 お肌に馴染ませるとすごくしっとりしていますが、ベタベタすることなくさらーっと伸びてすごく気持ちが良いです。ココナッツの香りに全身つつまれるので、外出前に塗ると周りの人もココナッツの香りに気づきそうです。ですので、気になる人は外出前は控えたほうがいいかもしれません。 とっても良い香りなので、コロン代わりにもいいかも。

コーヒーに入れるとほんのりココナッツ風味

スプーン一杯ほど、コーヒーに入れてみました。 ほんのりココナッツ風味になりマイルドで美味しいです ココナッツ大好きな私にとってはクセになりそうです。 他にも紅茶やココアなど色々な飲み物に入れてみても美味しそうです。

ココナッツオイルの種類と選び方

ココナッツオイルにはココナッツオイルとヴァージンココナッツオイルの2種類があります。 それぞれ以下のような違いがあります。

ココナッツオイル

普通のココナッツオイルは乾燥した果肉を使うことが多く製造過程で漂白、脱臭の工程を加えています。 そのため、ココナッツの香りとほのかな甘みは、バージン・ ココナッツオイルにはありますが、 普通のココナツオイルを精製する段階で、 香りや甘みはほとんど除去されてしまうため、香りはほとんどありません。 大量生産も可能なため価格も安くなります。 精製の段階で失うのは香りだけではなく、良い脂肪酸、 抗酸化物質、 抗菌作用や免疫力を強化する作用も同時に破壊されしまいます。 ココナッツの香りが苦手な人にはこちらが良いかもしれませんが、そうでなければせっかくのココナッツの素晴らしい特徴がなくなっており残念です。

バージンココナッツオイル

バージンココナッツオイルは、生の果肉を無精製・ 無漂白で圧搾しており、 精製されていません。 健康効果を期待するなら栄養価の高いバージン・ココナッツオイルが断然おすすめです。 ココナッツ特有の甘い良い香りがするのもバージンココナッツオイルの特徴です。 バージン・ココナッツオイルは、普通のココナッツオイルと比べると高価です。 飽和脂肪酸が高いために品質が安定しているので酸化に強く、 常温でも比較的長く保存できます。

スキンケアとしての使い方

ココナッツオイルにはラウリン酸とビタミンEが豊富に含まれており、美容に適したオイルだと言われています。

<ラウリン酸>
母乳にも含まれる成分で、免疫力強化や抗菌作用などに優れています。 ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は肌の免疫力を高めることで様々な肌トラブルが改善されやすくなると期待されています。 ラウリン酸は湿疹や水虫、カンジダなどの菌が原因となる肌トラブルの予防に有効であることが臨床実験で証明されいるそうです。

<ビタミンE>
ビタミンEは、「若返りのビタミン」とよばれる程、スキンケアに非常に重要な役割を担います。 老化を促進する肌や体の酸化を防ぎ、美肌効果や血行の促進を促したり、シミやくすみも防ぐ効果も期待されています。

メイク落としに

ココナッツオイルはメイク落としにも適しています。洗顔前にココナッツオイルをお顔に乗せて優しくお肌に馴染ませ、ポイントメイク落とし、全体のメイク落としに使います。その後はぬるま湯でゆすぐか、温かい蒸しタオルでふき取ってください。

マッサージオイルに

ココナッツオイルを使ってマッサージを行うことで、滑りがよくなり肌への摩擦の負担が軽減され、さらにオイルの栄養分が肌に浸透し、肌を健やかにしてくれます。

ソルトスクラブとして

ココナッツオイル:天然のあら塩を2:1の割合で混ぜるだけでオリジナルのソルトスクラブの完成♪天然塩で堅くなってしまった角質を柔らかくし、ココナッツオイルで保湿することができます。 お風呂で優しくマッサージすると、お風呂上りの肌がしっとりすべすべになります。 ひじやかかと、足裏のお手入れにもお勧めです。

保湿剤として

朝晩の洗顔後に極少量のココナッツオイルをお肌に塗ります。塗るタイミングとしては化粧水の後か前のどちらでも大丈夫です。化粧水の前に塗ると肌が柔らかくなり化粧水が浸透しやすくなりますし、後に塗っても保湿になります。 もしくは現在使っている化粧水や乳液にオイルを少量混ぜて塗る方法も保湿力を高めてくれます。 また火傷ケアにも良いとされていて、ココナッツオイルを患部に塗ったり、ココナッツオイルをガーゼに塗って患部に当てておくと炎症をしずめてくれるそうです。

日焼け止めとして

ココナッツオイルには、紫外線を約20%カットする力があるといわれていて、日焼け止めの代わりにもなります。日焼け止めとしての効果はそれほど高くないので、強力な紫外線には日傘などの日焼け止めアイテムを併用するなど工夫したほうがよさそうです。

リップクリームに

くちびるに塗っておくとプルプル、つやつやのくちびるになります。食品なので口に入ってももちろん安全。ほんのりココナッツの良い香りで付け心地も最高です。

ヘア&頭皮ケアとしての使い方

栄養満点のココナッツオイルはヘアケアにも最適です。頭皮マッサージとヘアパックでココナッツオイルの栄養を髪にいきわたらせることができ、パサついた髪もしっとりつやつやに仕上がります。 特にインドなどではココナッツオイルのヘアケアは大変ポピュラーです。

ヘアマッサージに

①夏はそのままで大丈夫ですが冬はオイルが固まっていたらまずはココナッツオイルを湯煎にかけて溶かします。
②大さじ1~2ほどを手に取り頭皮を3分ほどマッサージします。 その後、オイルが均等に髪に行き渡るように馴染ませます。
③シャワーキャップやタオルで髪を覆い、30分程放置します。
④シャンプーで洗い流し、通常通りコンディショナーやトリートメントで仕上げる。

これで髪にツヤと潤いが戻ります。またリンスの代わりにさっとつけても髪がしっとり潤います。

整髪料としての使い方

髪のセットやドライヤーの際に、極少量を髪になじませます。 くせ毛につけると少しストレートになるともいわれています。 軽いつけ心地が好きな人におすすめです。 つけすぎるとベッタリするので使う量に気をつけてください。

食用としての使い方とレシピ

料理や飲み物に入れたり、パンに塗ったり、調理用油として使ったり、食用だけでも様々な使い道があります。

調理油として

ココナッツオイルは熱に非常に強くて酸化しにくいので、高温で調理する炒め物や揚げ物にも最適です。

飲み物に入れても美味しい

お好きな飲み物にココナッツオイルを入れるだけで、香りがよくほんのりおいしいココナッツ風味のオリジナルドリンクが完成。

ドレッシングにも

トーストに乗せて

バターの代わりにトーストやホットケーキに乗せても美味しい。

楽天「バージンココナッツオイル」のランキング

テレビでココナッツオイルが紹介された後、楽天の総合ランキングがほとんどココナッツオイルで埋め尽くされ、Twitterなどでも大きな話題になっていました
その際には殆どの店が完売で、出荷が1~2ケ月後だったりと大変な品薄状態が続いていたようです。
最近では少しずつこ入荷がされてきているようですが、まだまだ品薄状態が続いています。