デトックスとは?その効果、デトックス効果のある食事のご紹介
2016.08.01ダイエットに関心がある方でしたら「デトックス」という言葉を耳にしたことはあるでしょう。
近年埋もれるほど提唱され続けるダイエット方法の中から、今回はデトックスのダイエットに焦点を当て、その中でも特に食事の時はどういった点に気をつけなければいけないのか?
また、デトックス効果のある食事方法や、オススメの食材をご紹介いたします。
デトックスとは?
Detoxificationの略でDetoxと呼ばれ、日本語に訳すと「毒出し・解毒」という意味になります。
体の中に溜まった老廃物や不要な物を外に出すことを意味します。
これらを体の外に出すことで、栄養分をそのまま体が吸収し、体の中がキレイになり、美容効果やデトックス効果があります。
デトックスの元祖は紀元前1500年、インドのアーユルヴェーダと言われる最古の伝統医学といわれており、今日の西洋医学・東洋医学の元になっています。
アーユルヴェーダとは、本来人間には生まれつき健康な状態を維持する「自己治癒力」が備わっていて、たとえ病気になっても自力で復活することができるという考え方です。
デトックスすることによる効果は?
デトックスすることによる効果を下記にご紹介いたします。
- 新陳代謝が活発になります
- リンパ・血液の流れがスムーズになります
- 免疫力が高くなります
- 栄養の吸収が高まります
- 不要な物を排泄します
- 自律神経を整えます
以上の効果に加えて、さらに美肌・老化防止・むくみ解消・肩こり解消・風邪予防・便秘解消・不眠症解消・ストレス緩和・アレルギー体質改善といった嬉しい効果が期待できます。
デトックス効果のある食材とは?
ここが最も重要なポイントです。
できることならば、身体の中に毒素を一切入れないようにできればよいのですが、現代社会で生きている以上は有害物質を完全に避けて生活することは不可能です。
そのため、食事によって身体の中に入る有害物質を解毒し体外に排出することが大事になります。
基本的には野菜の摂取によるデトックスが中心となります。それぞれ排泄に効果のある食べ物は異なるので、以下にそれぞれご紹介いたします。
腸内の毒素を排出してくれる食材
血液中の有害物質は、肝臓を通過するときに毒抜きが行われ、胆汁酸(たんじゅうさん)から便の中へと排出されます。
体内にいつまでも便を留めたままにすると、毒素を吸収して身体中に広がる可能性があります。
そこでオススメなのが食物繊維を含んだ食材です。
食物繊維は腸内の有害物質を捕獲し、スムーズに体外に排出させる働きがあります。
「ゴボウ、こんにゃく、レンコン、寒天」などの食物繊維は、ダイオキシンなどの排出にも効果的です。
また、リンゴなどの柑橘類に含まれるペクチンは、重金属の毒素を最小にする解毒力も持っています。
血液中の毒素を排出してくれる食材
食事や普段の生活や食事において、水銀、砒素(ひそ)、鉛、カドミウムなどの有害金属が血液に流れ込むと、全身に運ばれてさまざまな悪影響を及ぼします。
こうした血液中の有害毒素を捕まえることを「キレート反応」と言います。キレートとは”カニのハサミ”という意味の科学用語で、有害物質をカニのハサミで挟みこむようにして結合し、体外に排出する働きのことです。
酢やグレープフルーツなどに含まれるクエン酸、ネギやニラなどに含まれる硫化アリル、ニンニクに含まれるアリイン、タマネギ、ブロッコリー、ほうれん草に含まれるケルセチンは、体内に入った有害金属が酸素に触れて結合する前にキレート作用で包みこみ、酸化を防いでくれます。
キレート作用のある食材として最近特に注目されているのは玄米です。
強い抗酸化作用も持っており、活性酸素の発生を抑えてくれるため、デトックスに最適な食材と言われています。
肝臓の毒素を排出してくれる食材
牡蠣、牛肉やレバーといった亜鉛を多く含む食材は、肝臓や腎臓(じんぞう)でたんぱく質を増やす働きがあります。このたんぱく質は有害物質を閉じ込めて無害化し、肝機能を高めて肝臓を強化してくれます。
また、セレンという人にとって必要な微量元素は、ビタミンEと一緒に取ると酸化防止作用が強まり、水銀の毒性を抑える働きもより強くなります。セレンは、イワシやマグロなどの魚介類、海藻類、玄米や胚芽・皮付きの穀類などに含まれます。亜鉛やセレンを含む緑黄色野菜と組み合わせると、毒素の排出に効果的です。セレニウムを豊富に含むラッキョウも、水銀の排出に効果があると言われています。
有害物質による活性酸素を抑える食材
体内に蓄積された毒素は、攻撃性の強い活性酸素を作り出します。
老化を早めたり、生活習慣病などの病気を引き起こす活性酸素の発生を抑えてくれるのは、メラノイジンを含む味噌やしょう油です。メラノイジンは先述の味噌や醤油の色の元となる褐色成分です。
また、ニンジン、ほうれん草、春菊などの緑黄色野菜に豊富に含まれるβカロチンは、活性酸素の害を中和して、動脈硬化を招く血管の悪玉コレステロールの酸化を防いだり、がんの発生を予防したりする作用があります。
緑黄色野菜やグレープフルーツなどの柑橘類に含まれるビタミンCにも高い抗酸化作用がありますが、激しい運動や喫煙などで活性酸素が大量大発生したり、大きなストレスが加わったりすると大量に消費されてしまいますので、なるべくこまめに補給するのがよいでしょう。
デトックス効果のある料理とは?
最もオススメなのはと野菜スープです。
ダイエットの一環で断食をする方もいますが、空腹感やストレスに襲われます。スープを飲むことで食事のストレスを減らし、デトックス効果が上がります。
またグリーンスムージーは一度に野菜をたくさん摂れる他、簡単に作ることができるので比較的続けやすいです。
デトックスの食事に関する注意事項
デトックスを意識した食事をする時に気をつけて頂きたいポイントをご紹介いたします。
体温を上げる食材を選ぶこと
食べ物には体温を上げる食べ物と下げる食べ物があります。
体温を下げる食べ物はむくみの原因になるので、なるべく控えるようにしましょう。
具体的には温暖な地域で作られる野菜や果物です。
対して寒冷地で作られる野菜と果物は、体を温める効果があるので積極的にとるようにしましょう。
体が温まると新陳代謝も活発になり、脂肪燃焼の他、体の水分が蒸発し抜けるため、また水分を補給するといった形で水分が体内を循環するサイクルができあがります。
それらの水分が巡り巡って、汗・尿・便として毒素と一緒に排出するので、これらをスムーズに出せるように適度な運動や食物繊維を積極的に摂るようにしましょう。
秋冬の季節には食欲が旺盛になり、寒さであまり運動ができなくなってしまい、体の中に毒素や老廃物を溜めやすくなるので、この時期は特に食事でしっかりデトックス効果を出す食事をとることが求められます。
野菜を買う時に気をつけて頂きたい点は、新鮮な物の方がより栄養もありデトックス効果も高いことです。しっかり選んで買うようにしましょう。
さらにデトックス効果を出したい方は?
加えてオススメしたいのがヨモギです。
ヨモギは解毒作用があり、病を止める薬草とも言われています。オススメはヨモギ茶として飲むことです。毎日飲むことでデトックス効果はもちろんのこと、胆汁分泌効果や余計な脂肪分を減らす効果があります。
また、いつもよりも水分を多く摂ることで、今まで以上多く尿が出ます。そうすれば一緒に有害物質を尿と一緒に排出することができます。水分は質の良いミネラルウォーター等を選びましょう。
朝起きたら、まず口をゆすいでコップ1杯のお水か白湯を飲むようにします。そして、1日に複数回に分けてそれをゆっくりと飲むようにしましょう。目安は800mlになります。
週に1度だけ、夕食を野菜スープだけにしましょう。しっかりとデトックスされますし、胃腸も休まって体を軽くすることができます。
まとめ
いかがでしたか?
デトックスは体の中に溜まった毒素を排出する効果があるのですが、加えて心身をリラックスさせてより健康的に生活ができることでしょう。
食材選びや食事の意識を少し変えるだけで効果は大きく違ってきますので、なるべく飽きの来ないメニューを考えながら楽しく取り組んでみてください。