カップにも入る小型のウサギで人気が出てきた?!ウサギですが、臭いが気になって困っている飼主さんも増えてきたと聞きます。
可愛らしくて愛らしいウサギが臭くては、飼い主や家族だけにとどまらず来客にも迷惑になりかねません。
皆の迷惑にならないようにする為にも、ニオイの原因やニオイの消し方、臭い対策の方法は知っておきたい情報です。
ペットのウサギが臭くなる原因は?
ウサギを含めペットが臭いと感じる原因は大きく分けて5種類あります。
(1)ペット自身の体臭
(2)糞や尿の臭い
(3)ペットが暮らしているスペースの臭い
(4)ペット用の毛布や玩具などのグッズの臭い
(5)ペットのエサの臭い
これら5種類の臭いが単体、もしくは複合されて発生するのがペットの悪臭です。
臭くなる5つの原因
ペットのウサギの場合、
(1)ウサギ自身の体臭はほとんどありません。
(2)のウンチやおしっこには多少の臭いがあります。
(3)ウサギが生活するゲージ内などに糞尿の臭いが付いていると悪臭がすることがあります。
(4)ウサギ用のグッズも同様で、特におしっこの臭いが付くと嫌な臭いが発生する可能性があります。
(5)ウサギのエサにはわずかながら臭いはあるものの、いわゆる悪臭というほどではありません。
糞尿が主な原因になる
この5点から、ウサギが臭くなる原因は糞尿にあると考えていいでしょう。
ウサギ自身には目立った体臭がなく、顔を近づけて臭いを嗅いでみると草原のような香りや毛皮の香りがするという場合が多いようです。
本来、ウサギは無臭なので特別な臭いはしないものですが、夏場に耳のあたりにムッとする臭いがすることもあります。
頭・手・足・ボディには毛が密集しているため毛皮のような臭いを感じる人もいます。
口とお尻の周辺は臭うことも
気になる臭いの発生源になりやすいのがウサギの口とお尻部分です。
ウサギには独特の「食糞(うんちを食べる)」という習慣があり、その直後に口の周辺から悪臭が漂う場合もあります。
同様に、お尻の周辺にはウンチやおしっこが付いていることがあり、悪臭発生の原因になる場合があるのです。
ウサギの気になる体臭を消す方法
ペットのウサギの体臭は糞尿が主な原因で、ウサギ自身からの体臭はほとんどありません。
もし直接ウサギの体に鼻を付けて悪臭がするようなら、ウサギ自身の臭いではなく糞尿や糞尿の臭いが毛に沁み付いている可能性が高いでしょう。
ウサギから嫌な体臭がするようなら、お風呂に入れてシャンプーしたり、シャワーを掛けて洗うという方法があります。
お風呂やシャワーで洗うには?
ウサギをお風呂に入れる場合は専用の洗面器などを用意し、お尻や尻尾周辺を水(ぬるま湯)で軽く洗い流してください。
シャワーを使う場合でも全身に水を掛けるのではなく、臭いの強い部分のみに水(ぬるま湯)を掛けて洗うようにしましょう。
軽い汚れ程度なら水(ぬるま湯)だけでも落とすことができます。
ウサギ専用のシャンプーを使おう
手で洗うのがむずかしいようなら、柔らかいガーゼを使って洗ってあげても構いません。
汚れや臭いがひどい場合は、ウサギ専用のシャンプーやリンスを使うという方法も効果的です。
体を洗ったあとは柔らかいタオルで十分に水気を拭い、ドライヤーで優しく乾かしてください。
湿り気が残ったままだと皮膚炎を起こす原因になりますので、毛だけでなく皮膚の部分までしっかり乾かすようにしましょう。
ペット用ウエットティッシュも使える
ウサギによっては水で濡れるのを嫌ったり、ドライヤーの音を怖がる性質のものもいます。
その場合はお風呂やシャワーではなくペット用のウエットティッシュを使ってみてください。
ペット用の商品には除菌成分や消臭成分が含まれており、安全で手軽に汚れや臭いを拭き取ることができます。
ペット用ウエットティッシュはウサギ自身のみならず、ウサギ用のトイレやケージを清掃するのにも使えて便利です。
体臭防止用の専用スプレーも効果的
ウサギの体臭防止には皮膚を雑菌から守るグルーミングスプレーを使うという方法もあります。
皮膚に繁殖する雑菌は悪臭の元になるので、繁殖を防ぐ効果のあるスプレーを吹きかけて防ぐというグッズです。
グルーミングスプレーはペット用品店やインターネット通販から購入できます。
ウサギの糞尿による臭いの原因と消し方
ウサギの糞の臭い
ウサギの糞にはコロコロした硬糞と、軟らかなクリーム状の盲腸糞の2種類があります。
悪臭の原因となるのはベタベタした盲腸糞で、独特の臭いが不快感の元になることが多いようです。
本来、盲腸糞はウサギが直接食べる(食糞)するものですが、食べずに排泄しているとしたら腸内環境が悪化している可能性があります。
エサのペレットを与え過ぎていると腸内環境が整いにくい場合があるので注意が必要です。
ペットのウサギの腸内環境に不安があるようなら、決まったペットフードとは別に牧草を与えてみましょう。
ウサギの尿の臭い
ウサギの尿に関しても同様のことがいえます。
人間の食べ物を毎日与えると、おしっこが臭くなります。
ウサギに与えるのは専用のペレット(餌)とチモシー(牧草)が基本です。
臭い防止のためにも、余分なものを与えるのは控えてください。
あまりに悪臭がひどいようなら、排泄物の臭いを押さえる成分が配合されたペットフードを与えるという方法もあります。
糞尿の悪臭を消す方法は?
ペットといえども生き物ですからウンチやおしっこを止めることは不可能です。
飼主がいかに糞尿をきれいに始末するか、清潔を心掛けるかがウサギを臭くしないポイントといえます。
多忙で掃除に時間を掛けられない場合は、おしっこの吸収力が高いウサギ専用のペットシーツや尿石吸収トイレシーツ、ウサギ用のトイレの消臭砂や除菌消臭剤、消臭スプレー、除菌水などを試してみましょう。
ケージの柵や枠に糞尿をなすり付けてしまっている場合もありますので、掃除をする際にはそうした部分も清潔にするようにしてください。
こうした商品は、市販の消臭剤(部屋やクッション、カーテン用ではなく)ペットに安全な、ペット専用のものを使うと高い効果が期待できます。
また、安全面でもペット専用の方がトラブルが少ないのです。
季節によるウサギの臭いの違いと対処法
春・秋の季節
春、秋のシーズンはウサギにとっても過ごしやすい季節です。
特に臭いが気になることはない季節ですが、急激な温度の変化があると体調を崩して排泄物の臭いが強くなる場合もあります。
部屋の温度には注意し、変調を防ぐようにしてください。
季節の変わり目には毛が生え替わるので、こまめにブラッシングし抜け毛の掃除を丹念に行ないましょう。
夏場の季節
梅雨から盛夏、残暑の季節までは注意が必要です。
ウサギは暑さや高湿に弱く、体調を崩す可能性があります。
ケージは直射日光を避けて風通しの良い場所に移しておきます。
この季節はケージ内に雑菌が繁殖しやすく、悪臭の原因になりやすいので特に要注意です。
トイレシーツやトイレ砂をこまめに交換すると共に、エサが腐敗しないように目を配りましょう。
ウサギが食べ残したエサは放置せず早めに処分してください。
冬場の季節
ウサギは暑さに弱いだけでなく、冬場の寒さにも弱い動物です。
特に寒い時期はケージに毛布を掛けたり、動物用のヒーターを使うようにします。
毛布には糞尿の臭いが付きやすいので、まめに洗濯する必要があります。
ヒーターによるエサの腐敗は悪臭の原因になるので、食べ残しは早めに捨てるようにしましょう。
ウサギの臭い対策の注意点は?
ウサギの臭いは飼主よりも来客が気になるというケースが多いようです。
飼主は毎日ウサギと接しているので慣れてしまっているためです。
臭い対策は1つのことだけを周知有的に行なうのではなく、さまざまな角度から施す方法が効果があります。
例えばケージだけを掃除するというのではなく、空気清浄機や消臭カーテンを備え付ける、定期的に窓を開けて換気する、ウサギ自身の体を拭いてやる等々の工夫です。
日常的なケアが重要
こうした対策は日常的に実行できるものですが、逆にいえば手を抜くこともできてしまうという問題もあります。
ウサギの臭い対策をしたいなら、毎日少しずつでも繰り返し続けていくのが最も効果が出るのです。
可愛いウサギを楽しみながら飼うためにも、「手間を惜しまず毎日少しずつ」を心掛けてください。