水仕事で手が乾燥して困る|注意すべき点とベストな保湿法

仕事で水に触れることが多い人。飲食業でお皿を洗うのがまず思い浮かびますが、介護でお年寄りをお風呂に入れたり、お客さんにシャンプーをする美容師さんだったり。

もちろん毎日家事をする主婦の方もそうですが、お仕事で常に水に触って手が乾燥する・・という方は実にたくさんいます。

手が乾燥してしまうとカサカサになるだけでなく、シワシワに汚くなりがち。そうなると人前で手を出すのが恥ずかしくなります。手は年齢が出やすい場所でもありますし、結構見られているものなんです。見た目以外にも、指が乾燥していると紙をめくれなかったり、ビニール袋が開かなかったりと地味に不便。

手が乾燥してしまうから、水に触れたくない。でも水を使わないと仕事にならないという方へ。これ以上乾燥させて、皮膚がぱっくりひび割れる前に注意すべき点を紹介します。あわせて、普段からどういうケアをすれば良いのかも紹介したいと思います。

~目次~
1.水仕事ではここに注意!
2.どういうケアをすれば良い?

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水に一切触らずに仕事するのが理想ですが、そうもいきません。仕事だとゴム手袋ができないので、素手で水に触れざるを得ないという方も多いと思います。

できるだけ「ダメージ」を防ぐ為に、どういうことに気をつければ良いのか。普段みなさんが感じそうな疑問を元に、まとめてみました。

もちろんお客さん相手に水を使うのであれば、温度調節はできないとは思いますが。物を洗うなど、飲食業や主婦の方は水温は自由に変えることができるかと思います。

水だと手が冷えてしんどい。でもお湯だと手の水分がとられる。そうしたジレンマを抱えていたりしませんか。果たしてどちらに合わせるのが良いのでしょうか。

手が触れても乾燥しにくいのは「水に限りなく近いぬるま湯」です。この表現だとあいまいですよね。温度で言いますと30度くらいが理想です。

理由は「皮脂が溶ける温度が32度前後」だからです。人間の体温は平均すると36度。肌の表面はそれよに低い32度。その温度を超えてしまうと、皮膚を覆う皮脂が溶けてしまうのです。

ただ、その温度を言われても難しいと思います。いちいち温度計をあてるわけにもいきませんよね。30度なので、ぬるま湯とも感じないくらいの温度なのです。でも完全に水ではないくらいの温度です。

「ぬるいというより、やや冷たい」くらいの温度を目安にしましょう。温度はあくまで目安なので、あまり神経質になる必要もありません。温かくしすぎず、かといって冷水にはせず。

温かくしすぎると、手の皮膚を覆っている皮脂が溶けます。そうなると肌の角質層で貯めていた水分を覆う物がなくなり、蒸発するのです。

食器を洗うときは、洗剤を当然使います。洗剤は普通に使っても、乾燥には影響がないのでしょうか。答えは「NO」です。

洗剤の原液は思った以上に刺激が強いです。手についてしまうと、そこから皮脂が落ちてしまう可能性があるのです。

洗剤を使うときにスポンジで原液を付けてそのまま使うと思います。それでは刺激が強いのです。本来は水をボウルに入れて、そこに洗剤を混ぜて、その薄まった状態で洗うのが良いです。

とはいっても、それだと洗う効率が悪いのは目に見えてます。なので小さなボウルに洗剤を垂らして泡立てて、そこにスポンジをその都度つけて使うと良いです。ほどよい薄さで洗剤を使えます。

水仕事をした後に、手を消毒する方も多いと思います。たいてい仕事場にポンプタイプのアルコールボトルが置いていますよね。

乾燥したくなければ、アルコール消毒は避けた方が良いです。衛生的ではないのかもしれませんが。アルコールは「揮発性」(空気に触れると蒸発する)があるのが問題なのです。

そのままアルコール分だけ蒸発すれば良いのですが、その際に皮膚に元々ある水分も一緒に連れて行ってしまうんです。消毒したら水分が持って行かれるのです。

水を使うときはもちろんですが、使った後も気をつけなければいけないことがあるのですね。

飲食店であれば、シンクで洗い物をする際にゴム手を使っても良い場合があります。直接水が手に触れませんし、乾燥を防ぐには良い方法です。

乾燥対策には良いのですが、注意点が1つあります。「こまめにゴム手を変えること」です。高い物を長くではなく、安いのをたくさん買って回していくのが良いです。

ゴム手は使い続けると手荒れするだけでなく、肌へのダメージで”肌バリア機能”が壊れて水分が逃げやすくなるからです。

肌バリアという言葉はご存じの方も多いと思います。紫外線や最近から肌を守るために角質層にあるものです。ここが刺激を受けると壊れて、角質層で蓄えている水分が逃げてしまうのです。

どうしてゴム手が肌にダメージを与えるのでしょう。ゴムは使い続けて古くなると固くなります。固くなった状態で手に触れることで刺激になるのです。肌バリアは思っている以上にもろく、デリケートな場所なのですね。

乾燥してガサガサ・粉吹き状態になったり、手がいつも荒れている時。皮膚科に行って処置してもらうのが良いのでしょうか。

皮膚科に通うのは、ひび割れやあかぎれなどの症状を抑えるためのものです。かゆみや痛みなどを抑える軟膏を処方してもらい、症状を緩和する目的なら良いです。

保湿剤も処方してくれますが、乾燥を治すという目的では期待できません。あくまで皮膚に疾患が起こったときに役立つのは皮膚科なのです。皮膚を潤すのは自分でしなければなりません。

乾燥を防ぐために、保湿剤やハンドクリームを使う人も多いです。使うタイミングがいつなのか、どれだけケアして良いのか悩ましいところです。

タイミングは人それぞれです。乾燥しそうだと感じた時に、その都度塗ってあげるのが良いでしょう。特にこのタイミングが良いというのはありません。自分の生活パターンから、乾燥がひどくなりそうな時を考え、そのタイミングの前後でケアすれば良いのです。

手を保湿するケアの定番は「ハンドクリーム」です。いろいろなメーカーから種類が出ていて、迷うくらいあります。

ヒビケア・ワセリン・スキンプロテクトクリーム・ユースキンA このあたりが有名どころですが、果たしてどれが良いのでしょうか。

結論を言いますと「どれでも良い」です。ハンドクリームごとに成分や特徴は色々あります。ですがそもそもハンドクリームだけに頼るというのが間違いなのです。

ハンドクリームを塗ってケアしている割にはさっぱり・・という経験はありませんか。ずっと手が潤い続けるクリームなど、聞いたことがありません。

ハンドクリーム自体がダメだと言っているワケではありません。ハンドクリームオンリーではいけないのです。

乾燥を防ぐには保湿が大事です。ですが手が乾燥しやすい人の大半は、「顔」と「手」を別物だと考える傾向にあります。

厚みは違えど同じ「皮膚」です。顔=スキンケアですと保湿の前にすることがありますよね。それを「手」にもきちんとしていますか?

「ハンドクリームを塗っても乾燥するし、使う物を変えても変わらない」のはココに原因があるからなのです。化粧水を使って、お肌に水分をきちんと与えなければならないのです。

化粧水⇒ハンドクリームで保湿 という流れが必要なのです。ただ寝る前や出かける前にハンドクリームでは効果は限られてしまいます。

バケツに水が入っていないのに、フタをしているのと同じ事になっているのです。たっぷりと手に潤いを与えてあげましょう。皮膚の角質層は、入ってきた水分をしっかり蓄える働きがあります。

寝る前にしっかり化粧水とハンドクリームでのケアをするのが良いですよ。お出かけ前と水仕事の後にも行うと、日中の乾燥対策にもなりますし。

化粧水は、普段スキンケアで使っているものをそのまま使えば良いです。ただし、もっとしっかり肌に水分を蓄えさせたければ化粧水を見直してみるのも良いですよ。

化粧水は普通につけても、角質層のバリア機能にはじかれてしまうのですね。それをかいくぐるには、「肌なじみの良い成分」を含んだ化粧水に切り替えて見るのが良いですよ。

肌なじみが良ければ、バリア機能でもはじかれずスムーズに角質層に行きますから。スキンケアと兼用すれば、顔の乾燥対策もより効果的にできます。

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