首イボの原因は肌の老化現象?老化のスピードを緩めるポイント
首イボは大抵加齢とともに増えることが多いことから「老化現象」のひとつととらえられることが多いものです。
かといって、突然ポツポツとできはじめ増えてしまうことから何か他の病気なのでは?と心配になり、「老化現象」が原因だと聞いて逆に安心する人がいるのも事実です。
もちろん、老化現象とひとくちに言ってもそれまでの生活習慣や体質的遺伝なども考えられます。
どうしても首イボはできやすい人とそうでない人がいるからです。
この写真を見てください。
出典:カラパイア
このアメリカ人男性は68歳で、長年トラックを運転していたために片方だけ日焼けし続けていました。
どちらが日焼けし続けていた側なのかは一目瞭然ですね。
同じように年齢を重ねていても、農業などで長年紫外線にさらされていた方とスポットライトしか浴びたことのないような女優さんでは肌の状態が全く違います。
紫外線に長年当たってしまった皮膚はどうしても老化が進んでしまい、歳よりも老けてみられがちです。
首イボを老化現象だ!と片付けてしまう前に、しっかりとした紫外線対策と保湿を心がけましょう。
また首だけにできるわけではありませんが、皮膚の老化が大きな原因となってできるイボもあるので知っておきましょう。
老化現象によるイボ、老人性疣贅・脂漏性角化症
首イボの種類は、アクロコルドンやスキンダック、軟性繊維腫などが多くみられますが、老人性疣贅や脂漏性角化症と呼ばれているイボもあります。
見た目は皮膚がんのように見えることもありますが皮膚の良性腫瘍のひとつです。
出典:Healthil[ヘルシル]
「年寄りイボ」などとも呼ばれ、その名の通り加齢によるターンオーバーの乱れと紫外線が原因でできるイボで、80代ともなればほぼ全員にできるといわれています。
手のひらや足の裏以外にはどこにでもできるという特徴もあります。
老化とともに、代謝は衰えるので皮膚も老廃物が蓄積してしまいがちになり、古い角質も溜まってしまいます。
これが原因となりイボへと変化していくと考えられているので、若いうちからできてしまう人は代謝が悪い傾向にあるとも考えれらます。
沢山の方にできるイボにもかかわらず、伝染らず、体に害を及ぼすこともないので放置している高齢者が多いのも事実です。
高年齢になるとそこまで見た目を気にしなくなる傾向があることも、放置されがちな要因といえるでしょう。
また、あくまで皮膚の老化現象が原因のひとつなのですが、若い人にもできることがないわけではありません。
まだ20代で、「皮膚の老化現象ですね」と診断されてしまうと辛いかもしれません。
数の少ないうちにケアしておけば、早い段階でイボを除去できますので前向きにいきましょう。
老人性疣贅・脂漏性角化症の特徴
老人性疣贅・脂漏性角化症と二種の名前で書いていますが二つは同じ症状のイボをさします。
顔や頭、首など全身にできるイボであり、最初は1ミリくらいで小さいのですが放置しているうちに徐々に大きくなっていきます。
特に紫外線を多く浴びていたところにできやすく、老人性のシミと伴って出来ることが多いのも特徴です。
出典:アトリエ詩絵里
形は平らで老人性のシミそのもののようなものから、隆起したイボのようなものまで様々。
また色も周りの皮膚と同色のものから淡い褐色、黒色までと色々な色があります。
この種のイボは、若いうちからしっかりと保湿をし紫外線対策をすることで、高齢になって発症するのを軽減することができます。
つまり、皮膚の老化をすすめないように努力しておくことが大切です。
肌の老化現象をゆるやかにしよう
肌の老化現象を進めてしまう要因のひとつに「酸化」があります。
どんどん老化現象がすすみ、首イボだらけになる前にしっかりと「酸化」についても学んでおきましょう。
1.肌の老化減少防止は紫外線がカギ
首イボの予防にも紫外線対策が必要であることは以前にも述べてきました。
UVAと呼ばれている紫外線は、窓ガラスや雲も通り抜け、私たちの皮膚の奥底にある真皮まで届きます。
このUVAを食い止めるために活発化するのが「活性酸素」。
本来は、活性酸素は皮膚を紫外線から守る働きをしていますが、攻撃力が強すぎるために他細胞までも酸化させてしまうのです。
そして、その酸化を防ごうと働くのが「メラニン色素」。
このメラニン色素は活発化することで、私たちの皮膚にはシミやシワができたり、肌本来の力も弱めてしまうのです。
2.脂質の摂りすぎに注意
活性酸素によって体の中のコレステロールや脂肪が酸化すると過酸化物質になります。
過酸化物質は体内のDNAを傷つけ、がん発症の原因を作ったり動脈硬化の原因にもなりえます。
そして、肌にもシワやシミをつくるという悪影響を及ぼします。
つまり、乾燥しやすくなったりするためイボもできやすくなるのです。
3.お酒、タバコ、添加物も老化の原因に
お酒は、飲むとアセトアルデヒトという有害物質に体内で変化しています。
このアセトアルデヒドは有害なので、また活性酸素が大量発生する結果に。
タバコは、100兆もの活性酸素を発生させるともいわれる大有害なものです。
まさに百害あって一利なし、というのは嘘ではないのです。
添加物も体内に入れば有害だとみなされます。
そのために活性酸素は大量発生してしまうので、やはり肌の老化現象を加速させるものと考えてよいでしょう。
4.ストレスは老化現象も促進する
上では生活のなかでの習慣により体内に入れることで活性酸素を発生させ老化をすすめるものについて書いてきました。
ですが、忘れてならないのがストレスです。
私たちはストレスを感じると「副腎皮質ホルモン」と呼ばれるホルモンを分泌します。
このホルモンが分泌され分解されていくと、ここでも活性酸素が増えてしまいます。
さらにストレスは抗酸化作用を持つビタミンCを大量に消費してしまうため、どんどん体内のビタミンCが減少し、体は酸化していくのです。
こう見てみると、日常の中に活性酸素を大量発生させてしまうきっかけは非常に多く、私たちの肌の老化現象は意識しないとどんどんすすむ一方です。
首のイボが老化現象ならば、酸化もくいとめ生き生きと生活してみるのも大切なのではないでしょうか?
また、酸化を防げば健康維持にもつながりますので、是非頭の片隅に覚えておいてください。
老化現象という言葉であきらめないこと
実際に年齢を重ね、首イボが気になり診断を受けて「老化現象ですね」と言われると、「ああそうなのか、もうそんな歳なのね」とそのまま飲み込んでしまう人も少なくありません。
人によってはまだ30代なのに、「こういうものか」とイボすら受け入れてしまう場合もあるんだそう。
そして害がないのなら放置してもいいかなと安易にとらえる人もいます。
まだまだあきらめてはいけません。
肌の老化現象も、自分の意識やケア次第ではゆっくりとスピードを緩めることができるのです。
もう歳だから・・・などとあきらめずに綺麗な肌を取り戻していきましょう。
なぜならいくつになっても、周期は長くなるものの肌はターンオーバーし続けているから。
肌へは老廃物をためないように、角質化させてしまわないように、しっかりとピーリングケアしたり保湿は怠らないことがイボの出来にくい代謝の良い肌づくりの基本です。
自分が孫を持つような歳になったとき孫にも「おばあちゃんかわいいね」、と言われるように、はたまた「おじいちゃん、かっこいいね」と言ってもらえるように若いうちからもきちんとケアしておくことが肝心です。
肌のしくみとイボの出来る原因をしっかりと知っておけば、老化現象に負けてしまうことなどないのです。