目次
- 赤ちゃんにニキビ!もしかして母乳が原因!?どうすればいいの?
- 新生児にできるニキビって?
- 新生児ニキビの原因は6つ
- 新生児ニキビ、いつまでに治まる?
- 8ヶ月、9ヶ月になった赤ちゃんニキビの注意点
- 赤ちゃんのニキビがなかなか治らない場合は?
- 赤ちゃんのニキビを予防&治療法
- 病院は何科へ?
- とってもデリケートな赤ちゃんの肌。我が子の笑顔のために優しく扱おう!
赤ちゃんにニキビ!もしかして母乳が原因!?どうすればいいの?
急に我が子のお肌にニキビが出てきたら、とっても心配になってしまいますよね。赤ちゃんのニキビは母乳が原因だと言われることが多いですが、本来赤ちゃんは大人よりも肌が敏感だったり、変化しやすいといった特徴がありますので、母乳やママの食生活などが原因となる症状ばかりではありません。はたまた、ニキビだと思っていたら違う病気だった!なんてこともあるようです。生後の時期やお肌の症状にあわせて日常生活でできる対処法を中心に、病院での治療の必要の有無まで、私水野が徹底的に調査してきました!
新生児にできるニキビって?
生後3ヶ月頃までに発症
生後3か月までにできるニキビは「新生児ニキビ」と呼ばれることが多いようです。大人のニキビでも同様に、緊急を要して病院を受診する必要はないと言われます。もちろん、個人差はあるため重症な場合などはこの限りではありません。新生児の赤ちゃんの皮膚トラブルとしては比較的起こりやすい症状だともいわれます。
白いニキビや赤いニキビが出る
ニキビは白い芯がつまったようなものや赤いぽつぽつとしたものと、個人差が大きいようです。ニキビの色だけで症状の重さは判断できかねますが、膿みのようになっていたり、赤みがあまりにひどい場合には軽度のニキビにとどまらず、炎症につながるケースもあります。その場合には自己判断での処置は危険ですので、病院を受診しましょう。
炎症を起こすとかゆみも
数か所だけのニキビなどの軽い症状ではなく、次第に赤みが増して着たり、ニキビの範囲が広い場合などは炎症を起こしてしまっている場合があります。炎症を起こしてしまうと、痛みやかゆみもともなうことが多く、赤ちゃんもつらい思いをしてしまいます。まずニキビができてしまったら、炎症を起こしてしまっていないか、症状の重さはどれくらいなのか、普段の状態と見比べてみてあげてください。
手足や体にはできないもの
新生児のニキビができるのは主に「顔」周辺とされており、手足などの部分にはできないものと言われています。手足に症状が目立つ場合や、顔から全身にできものが広がっているなどといった場合にはニキビではなく他の病気が疑われる場合がありますので、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。
新生児ニキビの原因は6つ
新生児の角質層の厚みは、大人に比べ半分くらいと言われているほか、汗をかきやすいという特徴があります。また、皮膚の状態が中性に近く、細菌感染しやすいといったこともあり、ニキビができる原因は新生児特有のものもあります。主に以下のような原因によって新生児のニキビはできやすいといわれますので、一度確認してみてくださいね。
母親のホルモンが影響
生まれるときに母親のホルモンを受け継いでいる赤ちゃんは、先天的にニキビができやすい体質となっている場合があります。もちろん新生児ニキビができたからといって、ずっとこのような体質が続くとは限りませんが、他に原因が見当たらない場合はホルモンなどの遺伝的な要因が関与していることが多いと言われます。
寝具などの汚れや雑菌
これは大人に比べて睡眠時間の長い赤ちゃん特有の原因です。寝る時間が長い分、寝具に接する時間が長いため大人よりも寝具の汚れなどに過敏になる傾向にあります。また、寝ている間に汗をかいてしまい、寝具に汗がしみついてしまったまま睡眠を続けてしまうことでニキビの原因になるケースもあるようです。
洗い残しや石鹸残り
身体を拭いてあげたり、洗ってあげる際の洗い残しや洗浄剤の残りがニキビの原因となることもあります。特に、眉毛の上などの細かい部分は洗い残しが多いといわれます。洗いすぎもよくありませんが、普段から同じような場所にニキビができてしまう場合は、重点的に細かい部分も洗ってあげるようにしましょう。
洗濯洗剤
角質層が薄く敏感な肌である新生児は、洗濯洗剤の刺激が強すぎるためにニキビが発生することがあります。大人では全く気にならない程度の刺激かと思いますが、赤ちゃんには強い肌ダメージとなっていることも考えられます。赤ちゃん専用のやさしい成分配合の洗濯洗剤などもありますのでお試しください。
髪の毛があたる
髪の毛が顔にあたったり、よだれなど髪に付着したものが顔に接触してしまうとニキビがでやすくなることがあります。大人にも言われることですが、髪や手などが顔に接触する機会が多いと肌に汚れを付着させてしまう原因となってしまいます。
ママの食生活
母乳育児の場合は、赤ちゃんは母親の食事の影響をそのまま受けついでしまうことがあります。大人では肌トラブルを起こすほどではない食事も、新生児にとっては栄養が過剰だったり、または栄養不足となることもあります。脂質過剰やビタミン不足がニキビの原因を生みやすいといわれますので、栄養バランスをととのえるように心がけてみることで改善がみられるかもしれません。
新生児ニキビ、いつまでに治まる?
新生児の湿疹やニキビなどは、どんな子でも比較的起きやすい症状であると言われます。しかし、多くのケースでは自然におさまっていくと言われています。しかし、新生児の時期を過ぎてからの新たな注意点もありますので確認しておきましょう。
概ね6ヶ月までには治癒
新生児のニキビは、生まれてすぐに発症するため多くが母親のホルモンの影響を受けて発症していることが多いです。そのため、重症だったり他の原因がない場合は、早ければ2~3ヶ月、長くてもおおむね6ヶ月程度で自然治癒するケースが多いようです。お肌を清潔に保ったり、最低限の保湿などを心がけていれば一般的にはそれほど神経質になる必要はないとされています。
オイリー肌から一転!3~6ヶ月は乾燥肌になることも
生後3ヶ月から6ヶ月が経過すると、オイリー肌だったお肌が一転、ひどい乾燥肌に変化することがあるようです。肌質が変化しやすいといわれるこの時期には、しっかり保湿を行ってあげることが大切です。肌質が変化しやすいと知っておくだけでも、赤ちゃんの変化に対応しやすくなるかと思います。
8ヶ月、9ヶ月になった赤ちゃんニキビの注意点
新生児の赤ちゃんと8ヶ月から9ヶ月になった赤ちゃんのニキビへの対応では、少し違いがあります。以下のような点に注意しながら日々の生活を見直してみるとよいかと思います。
離乳食で肌荒れ
母乳を飲んでいた赤ちゃんが慣れない離乳食やミルクを口にしはじめたときに、ニキビができるケースがあります。よだれなどと同様に、顔に付着したままの状態だとかぶれたり、肌荒れの原因を作ってしまいます。口周りを食後にしっかりと拭いてあげるなどの対処法をとりましょう。
あちこち触って手にばい菌
赤ちゃんは好奇心旺盛で、ママの知らないところでもあちこちでいろいろなものを触ってしまっていることがあります。手にばい菌がついたまま、手を口に入れてしまったりすることもあり、ばい菌が体内に入ってしまう場合や、手についたばい菌がそのまま皮膚の炎症につながるケースがあります。四六時中目をかけてあげるのはとても難しいことではありますが、こまめに手を清潔な状態にしてあげたり様子を見てあげると良いでしょう。
アレルゲンの元になった食べ物は1歳頃まで控える
食物などのアレルギーによって肌に炎症があらわれている可能性も考慮しておきましょう。アレルギーテストは生後6ヶ月頃から受けられますので、他の原因が見当たらず食物アレルギーが疑われる場合は病院を受診し、アレルゲンの除去食は医師に相談したうえで行っていきましょう。
赤ちゃんのニキビがなかなか治らない場合は?
ニキビがなかなか治らない場合、見た目はニキビにしか見えない症状でも、ニキビによく似たほかの症状である可能性も考えられます。
かぶれているかも
特に赤ニキビでは、かぶれによるできものと見分けが難しいといわれます。ニキビへの対処法を行っても効果がない場合などは、汗をかいたときのムレや摩擦によってかぶれを引き起こしている場合があります。かぶれている場合はニキビへの対処法より、摩擦などを避けるといった対処法が必要となるためご注意ください。
黄色いなら脂漏性湿疹かも
ニキビは通常赤いものや白いものであることが多いですが、できものが黄色い場合は脂漏性湿疹かもしれません。乾燥肌に変化する前の新生児に多いですが、顔から首あたりにできやすく、ニキビと区別がつけにくい場合があります。乾燥などがあまり見られず、顔だけでないものの首あたりまでのできものが目立つ場合は、脂漏性湿疹の可能性が高いかもしれません。
アトピーが出ていることも
脂性肌から乾燥肌に移り変わった赤ちゃんに多いのが、アトピーの症状です。赤いぶつぶつのようなものがあらわれることが多く、ニキビとの違いは少しジュクジュクとしたできものであることです。また、乾燥がひどい場合もアトピーになりやすいと言われますのでご注意ください。
アレルギーにも注意!
アレルギー症状でも、ニキビと似ている発疹のようなものができることがあります。まず、アレルギーの原因であるアレルゲンを調べる必要があります。アレルギーによるできものの特徴は肌がかさかさと乾燥していて、かゆみを伴うケースが多いことです。
腕・脇・太ももの裏・膝の裏は
顔のできものだけでなく、腕や脇、太ももやひざの裏にぶつぶつとしたできものが目立つ場合は、汗疹(あせも)かもしれません。赤ちゃんは大人に比べ汗をかきやすいため、ニキビと同様に発症しやすい症状だと言われます。汗をかいやすい場所に限定してあらわれやすい特徴がありますので、できものが発生する部位によって見分けていけるかと思います。
頬をはじめとし、手首・足首・背中・お腹にも出るなら
顔の中で頬を中心にニキビのようなものがあり、手首や足首のほか背中やお腹にも症状が出ている場合は乾燥性湿疹かもしれません。ニキビと見た目が似ていることも多いようですが、乾燥性湿疹は肌が乾燥していたり、ざらざらとしているといった特徴がありますので見分ける際の参考としてください。ニキビ以上に保湿ケアを正しくしっかりと行う必要性があるため、顔以外にもできものが多発する場合は赤ちゃんの肌が乾燥していないか注意してみてください。
手足にブツブツができたら
赤ちゃんのニキビは主に顔を中心にあらわれやすく、手足にもぶつぶつができている場合または手足のみに症状がある場合は、手足口病が疑われます。この症状ではぶつぶつとしたできもののほか、発熱など風邪に似た症状がでやすいといった特徴があります。ニキビとは全く対処法が異なりますのでできるだけ早く病院を受診しましょう。
どんどん広がるなら
ニキビのようなできものがどんどん広がって広範囲にわたっていく場合は、もしかするととびひかもしれません。ニキビとのちがいは、少しはれ上がっていたりとにかく触れる回数が多いと、できものがある場所からどんどん広がっていくということです。赤ちゃん自身が触ってしまっていることもあるため、できるだけ触らないようにしながら生活することを心がけることや、病院を受診して症状に応じた薬を処方してもらいましょう。
赤ちゃんのニキビを予防&治療法
それでは赤ちゃんのニキビの予防法と治療法について見ていきましょう。
小まめに爪を切る
赤ちゃんの爪が伸びっぱなしになっていると、自分で顔を引っかいたりしてしまうことがあり肌荒れの原因となることがあります。また、すでにできているニキビをつぶしてしまうおそれもあるためこまめに爪切りをしてあげましょう。
顔や手が汚れたらガーゼハンカチできれいに
赤ちゃんの顔や手が汚れているときは、ガーゼハンカチできれいに拭いてあげましょう。このとき、清潔でできるだけ刺激が少ないもので身体を拭いてあげることがとても重要です。
汗をかいたら拭く・着替えさせる
赤ちゃんが汗をかいたまま放っておくとムレてしまったり、擦れの摩擦などによって肌が荒れてしまうことがあります。汗をかいたときには、こまめに着替えさせてあげることが大切です。着替えさせてあげるときには、きちんと汗を拭いてあげることで身体を清潔な状態を保つことができますよ。
布団・タオル・服などは清潔に
布団やタオル、服などの赤ちゃんの肌に直接触れるものは特に清潔な状態を保つよう心がけましょう。大人では刺激を感じない程度の汚れなども、赤ちゃんには炎症の原因となることもあるからです。少し手間はかかってしまいますが、洗濯洗剤は赤ちゃん用を使ったり、大人用のものと分けて洗ってみることも試してみてください。
石鹸をよく泡立て、毎日洗う
赤ちゃんの身体を洗ってあげるときの一工夫で症状が改善するケースもあります。石鹸をしっかりと泡立てて、できるだけ泡で洗うようなイメージで、やさしく体に触れてあげてください。お肌が敏感になっていることが多いため、皮膚への摩擦刺激を減らすことも大切です。
過剰保湿NG!でもお風呂上がりは保湿を
ニキビのような肌荒れにはとにかく保湿が大切だと思いがちですが、過剰な保湿はかえって油分が過剰になり症状の悪化につながる場合があります。もちろんカサカサに乾燥してしまってはいけませんが、お風呂上りにはしっかりと保湿剤を塗るなどしてうるおいを与えてあげて、日常生活では必要以上に保湿しすぎないように心がけましょう。
ママの食生活を見直す
離乳食に入る前の、母乳を飲んでいる赤ちゃんへ強く影響を与えやすいと言われるのが母親の食事です。あくまでも原因の一つとして考えられるものであり、母親の食生活だけで症状が悪化していくわけではありませんので、ストレスを感じない程度に栄養バランスに気を配っていけるといいですね。
母乳パッドはこまめに交換する
母乳パッドが原因となって赤ちゃんの肌荒れを引き起こすケースもあるようです。常に赤ちゃんの肌に触れていないものでも、できるだけ清潔な状態に保つため、授乳のたびに交換するよう心がけましょう。
髪にも注意
大人でも前髪など、顔に髪がかかっている部分はニキビなどの吹き出物が出やすいと言われますが、赤ちゃんでも同様のことが言えます。汗をかいたときなどに髪が顔にひっついてしまったり、外気に触れる時間が少ない部分はお肌のトラブルを起こしやすかったりします。髪が顔にかかりやすいヘアスタイルであったり、よく髪を触ったり、髪が顔に接触しやすいといった場合には髪を結んであげたり、定期的に髪を後ろにといてあげたりといった工夫をしてみてあげてください。
潰したり剥がしたりはNG!
病院は何科へ?
自宅でできる対処法を行っても症状の改善が見られない場合や、とにかく心配だから医療機関を受診したいという方は一度病院にかかることをオススメします。そんなときに受診するのは小児科または皮膚科が良いとされます。どちらの科を受診しても適切な処置を受けることができますので、かかりつけの病院を受診してみてください。
小児科
赤ちゃんのそれほど重度でない皮膚トラブルの受診は、小児科でみてもらうケースが一般的です。理由としては子どもの症状を専門としているため比較的予約が取りやすく、待ち時間も短めだというメリットがあるからです。予防接種や健診などで受診した際にあわせて皮膚の症状を相談してみるのもよいでしょう。ニキビなどの症状に応じて、必要だと判断された場合には薬も処方してくれます。もしそれでも症状が改善しなければ、皮膚科への受診をすすめられる場合もあります。
皮膚科
皮膚症状の中でも、小児科などでは対処できない重度な症状や原因がわからないまま症状が続く場合には、皮膚トラブルを専門とする皮膚科の受診をオススメします。子供だけでなく、大人の方も受診するため待ち時間は長くなる傾向にありますが、小児科に多い風邪などでの受診は少ないため風邪などをうつされるリスクが低いというメリットもあります。
基本的に乳児医療証があれば無料で対応してもらえますが(お住まいの自治体によって異なります)、塗り薬の容器代がかかるケースもあるようなので心配であれば事前に病院に問い合わせておくと確実です。
とってもデリケートな赤ちゃんの肌。我が子の笑顔のために優しく扱おう!
いかがでしたでしょうか。赤ちゃんの肌にニキビやできものができてしまうと、自分に責任を感じてしまったり原因がわからず悩んでしまう経験は誰にでもあるかもしれません。しかし、赤ちゃんは大人に比べとてもデリケートな肌なので肌が荒れやすかったり、異変を感じやすいという特徴があります。ストレスを感じない程度に、毎日のケアを丁寧にやさしく行っていくことで少しずつ、症状は改善していきます。
どうしても改善がみられないときには、一人で悩まずに病院を受診してみましょう。ママも赤ちゃんも笑顔で過ごしていくためにも、正しい知識を持ってニキビの対処法を実践してみてくださいね。