さて、少し時間は経ちましたが、先日2016年5月16日を持って完全にクローズした「ストームライダー」。一般的には、単なるテーマパークの1アトラクションがクローズする…と言うだけ、という話でもありますが、Twitterのトレンドでは長い間名前が出ていましたし、あまり普段は使わないようなメディアでもニュースになるなど、その反響の大きさは予想以上でしたね。
こうしてまた1つシーの歴史が変わりましたが、ただやはり新陳代謝は必要ですし、新しい成長をし続けていくためには変わっていく所も仕方のない部分だと思います。…もちろん今でも残念だとは思いますけどね…(-_-;)
…そして、時を同じくしてパークの中で変わった事がもう1つあります。一般的にはほとんど話題にはなりませんでしたが、両パークのオフィシャルスポンサーである、「ブリヂストン」がこの4月でスポンサーの契約を満了しました。
このスポンサー契約に関してはその契約金額や細かな内容等については基本的には公表されていませんが、パークの魅力を企業イメージとして使えるという大きな利点があります。多くのゲストが訪れるパークの中でその企業ロゴが堂々と出せるというのは大きな魅力でもありますよね。
この「スポンサー契約の終了」と言うと、ちょっとネガティブなイメージもなくは無いですが、かなりの高額である事は予想されますので、企業としてはその費用対効果があるかどうか…と言うところが継続のポイントだと思います。…このブリヂストンに関してはご存知、タイヤを主に扱うメーカー。
タイヤの販促活動として、ディズニーリゾートは直結しにくいと言う所はあるでしょうね。また、同社は国際オリンピック委員会(IOC)との間で、東京オリンピックを含む2024年夏季オリンピックまでの公式パートナー契約を結んでいますので、そちらの影響等が一番大きいのでしょうね。
なんせあちらの契約金は年間で「数十億円」規模なんて言われていますからね(^_^;)
また、TDRの公式スポンサーとしては、例えばJCBやハウス、キリン等の食品メーカーは、商品等を買ってポイント集めて応募!いう形も行いやすいですが、そう多くの需要がなかなか無いタイヤではこうした効果があまりなかったのかもしれませんね。
…と言う事で、そんな「タイヤつながり」の細かなお話をひとつ。壁やら床やらと、細かな変な所を扱う事が多いこちらのブログですが、今回は「廃タイヤ」を取り扱います(笑)
写真はロストリバーデルタ。メディテレーニアンハーバーからロストリバーデルタに向かう、蒸気船トランジットスチーマーラインの中やその周辺を撮影した様子。…間もなく、下船となる、ロストリバードックに到着する時の手前右側にご注目。
ご覧の通り、ここには廃タイヤがいくつかぶら下げられています。これは、「見たそのまんま」ですが、船がここに当たった時の「緩衝材」としての役割を持っているものですが、実際にここにぶつかる可能性というのは限りなく低く、これは実際の用途と言うよりも、「エリアの雰囲気を盛り上げるプロップス(小物)」の1つと言えるでしょうね。
ま、実際、ココに本当に船がぶつかるぐらいの操舵テクニックでは、とても現場に出せるレベルではないでしょうからね(^_^;)(笑)
この船に乗って、間もなく到着…と言う、ある日の事。前の船が詰まっていたので、この辺で減速していた時、何気なく右側にある、これらのタイヤを見ている時に気がついたコト。「…あれ?」と思い、ちょうどカメラも持っていたので、何枚かタイヤを撮影。
なんでそんな所を撮影したのかと言うと、この古タイヤの側面に「加工した様な跡」が見られたからです。その加工された部分が下の写真。
かなりアップにして確認しないとわからないのですが、一般的にタイヤは横の部分にメーカー名が書かれています。ところが、このいくつかのタイヤには、「メーカー名を隠す、シールの様なもの」が目立たない形で貼られている事に気づきました。
これは公式スポンサーのブリヂストンに配慮して、他のメーカーのものは消しているのかな…?と、思ったのですが、他のタイヤも何枚か撮ってみたのですが、その中には「FIRE STONE(ファイヤーストーン)」と書かれた物も見られました。
これ、「FIRE STONEって、なんだかブリジストンの偽物みたいな名前だなぁー?」と思いますよね?(笑)…ところがですね、それ、半分正解で半分間違いなんです。…実はこんな話があります。
この「FIRE STONE」は19世紀後半にアメリカで設立されたタイヤメーカー。その後、後からできた日本の「ブリヂストン」に対し、1933年に「社名が似ている」と、訴えた事もあります。
結局、ブリヂストンは創業者名を英訳しただけものにすぎないとの事からブリヂストン側の主張が通り、ファイアストンは敗訴した…と言う経緯があります。(wikipediaより)
ただ、その後、ファイアストン社は商品の不具合から生じた業績悪化を受け、ブリヂストンに買収されてしまうのですね。…そうです。これ、イコールこのファイヤストンもブリヂストンも「同じ会社」という事になるのです。…となれば、パーク内でもこの2つの社名が存在していても問題ない…という事になる訳ですね。
…と、いう事は、逆に裏を返せば、「見えない様に加工がされているタイヤは他のメーカーのもの」と言う証拠にもなります。
このお話、最初は「こんな小さな誰も見ない様な古タイヤだから、たまたまそうなったんじゃないのかな?」とも思いましたが、周りのタイヤも見てみるとそうした形跡があるものがいくつかありました。(ちなみに全てのタイヤがそうではありません。)
また、スチーマーラインをロストリバー側で左側に降り、階段を上る途中の左側にもいくつか古タイヤが置かれている場所があります(下の写真)。
これも見えにくいですが、確認してみたところ、しっかりと「ブリヂストン」の文字が入ったタイヤが置かれていました。
こうしたところは本当に細かく配慮されて、作られていますよね。…まぁ、泥臭い事を言ってしまえば、多額の出資をしてくれるスポンサー様ですから、想像以上に配慮しなければならないと言う事情はあるのだと思いますが、それを差し引いたとしても本当に細かいですよね。
ま、ただ、厳密に言うと、ロストリバーデルタの時代設定である1930年代、ファイヤストン社は既に実在していますが、ブリヂストンはその社名が使われたのが1951年なので、この時代にはブリヂストン社製タイヤはまだ無いんですけどね(^^;)←そこはいいでしょ?(笑)
ちなみにご承知の通り、パーク内に企業名が出せる会社と言うのはオフィシャルスポンサーに限られており、基本的には「1業種1社」と言う取り決めが存在しています。ただ、過去にこちらでご紹介した記事のとおり、こんな「例外中の例外」でオフィシャルスポンサーでは無い会社のロゴが堂々と出ている場所もあります。お暇な方は探してみてくださいね。
…ちなみにこの記事の写真はちょっと前に撮ったものなので、ブリヂストンがスポンサーが契約を満了した事で、これらも今後変更になるかもしれませんが…どうなんでしょうかね?
…も一部執筆中です。こちらも併せてどうぞ!
※なお、コメントは承認制とさせていただいています。また、申し訳ありませんが、コメントへのお返事はこちらではしておりません。ご感想・要望等ございましたらツイッターへお願いします。
■東京ディズニーリゾート(R) オフィシャルホテルの多彩なプラン!■
■ぐっすり眠って朝には東京ディズニーリゾート(R)!→高速バス予約 ■