側頭筋のコリをほぐすマッサージ!簡単すぎるほぐし方とは?
プライベートエステサロン あんじぇりっく 田中 多香子 先生
「キレイの先生」編集部です。
肩がこった。首がこった。
私は普段、当たり前のように「筋肉がこった」という表現を使っています。筋肉は固くなるとコリになります。
それは、顔の筋肉も例外ではありません。
このサイトでエステサロンの先生方に取材するようになり、顔のリフトアップにポイントの筋肉をいくつか教えていただきました。
例えば、「咬筋(こうきん)」はそのひとつで、咬む(咀嚼する)ときに使う筋肉です。
そして、「側頭筋(そくとうきん)」も、咀嚼するときに使われる筋肉で、顔のリフトアップのポイントになります。
側頭筋は、生活習慣によってこりやすい場所で、私自身も以前、ある先生に、側頭筋のコリをご指摘いただきました。
リフトアップにもおすすめの方法です。
目次
フェイスラインと関係している顔の筋肉
フェイスラインと関係している顔の筋肉は、下のように、いくつか挙げられます。
・顎舌骨筋(がくぜっこつきん)
・大頬骨筋(だいきょうこつきん) [表情筋]
・小頬骨筋(しょうきょうこつきん) [表情筋]
・上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん) [表情筋]
・咬筋(こうきん) [咀嚼(そしゃく)筋]
・側頭筋(そくとうきん) [咀嚼筋]
など
フェイスラインと関係している筋肉
「キレイの先生」です。上で挙がった筋肉の働きを簡単に補足します。「表情筋」は表情を作る筋肉で、「咀嚼筋」は咀嚼するときに使われる筋肉です。
■ 顎舌骨筋
顎下にある筋肉のひとつで、下顎を引き下げたりする働きがあります。
■ 大頬骨筋
頬にある筋肉で、口角を引き上げる働きがあります。
■ 小頬骨筋
頬にある筋肉で、上唇を引き上げる働きがあります。
■ 上唇鼻翼挙筋
鼻の脇あたりにある筋肉で、上唇と鼻翼(鼻の頭の両側)を引き上げる働きがあります。
■ 咬筋
頬の深部(一部は浅部)にある筋肉で、噛むときに使われます。
下の記事でもご紹介していますが、大頬骨筋や小頬骨筋は口周りにある表情筋で、衰えるとフェイスラインがぼんやりするだけではなく、ほうれい線の原因にもなります。
これらの筋肉の中でも、「側頭筋」は大きな筋肉で、顔のリフトアップにも深く関係しています。
側頭筋について
側頭筋は、側頭部の耳の上あたりにある筋肉で、フェイスラインの始まりの場所にあるといえます。
咀嚼筋の先は顎下に付いていて、下顎を引っ張って、顎を動かす(咀嚼する)働きがあります。
そのため、フェイスラインを引き上げるのにも、ポイントになる筋肉です。
側頭筋のコリ
筋肉は固くなると、柔軟性を失い変成することもあり、そうした状態を「コリ」といいます。
肩や腰の筋肉が凝り固まるように、顔の筋肉も凝り固まります。
サロンにお越しになられるお客様には、「顔の筋肉が疲れている」とコリの自覚のある人もいらっしゃいますが、自覚のない人の方が多いように思います。
側頭筋のコリの自覚
「キレイの先生」編集部です。以前、エステサロンの先生に取材してマッサージを体験したとき、「(側頭筋のあたりを触り)ここがとても凝っていますね」とご指摘されたことがあります。それまで、頭の筋肉のコリを自覚したことは、まったくありませんでした。皆さまの中にも、自覚はなくても、顔の筋肉がこっている方がいらっしゃると思います。
側頭筋が固くなる(コリになる)と、顔を引き上げられなくなります。
また、側頭筋は大きな筋肉で、様々な表情筋の土台になって支えているため、側頭筋が凝り固まると他の筋肉にも連動して、たるみの原因になります。
そして、筋肉は固くなると変形しますから、顔が大きく見えるようになる場合もあります。
また、顔全体の血流の悪化にもつながり、顔色も悪くなります。
側頭筋のコリで血流悪化?
「キレイの先生」編集部です。血管は、筋肉の合間にも通っています。そのため、筋肉が凝り固まる(コリになる)と、血管も圧迫されたような状態になり、血流も悪くなります。
他にも、側頭筋が凝り固まると、頭痛の原因となったり、(咀嚼筋は顎下とつながっているため)顎関節症につながったりする可能性もあります。
側頭筋のコリをほぐすと…
側頭筋のコリをゆるめることで、顔を引き上げられるようになり、リフトアップの効果が期待できます。
側頭筋は他の筋肉の土台になって支えているため、たるみやほうれい線の改善も感じやすいです。
そして、血液やリンパ(体内の老廃物を排出する役割がある)も流れやすくなるので、顔色が良くなり、むくみの改善にもつながります。
また、お肌にも酸素や栄養が届くようになることで、細胞の生まれ変わりを手助けし、美肌にも良いです。
側頭筋のコリの原因
噛みしめ癖
側頭筋は、下顎を動かす筋肉です。
そのため、グッと噛みしめるような行為は、コリにつながりやすいです。
寝ている間や無意識の内に噛みしめている「噛みしめ癖」をお持ちの方も、少なくありません。
側頭筋のコリの原因
「キレイの先生」編集部です。実は私も、自分ではまったく自覚がなかったのですが、噛みしめ癖を持っていました。このサイトでの取材、ある先生にご指摘されて、そのことを初めて知りました。そして、それが側頭筋のコリにつながっていました。皆さまは、例えばデスクワークでパソコンに向かっているとき、無意識の内に、歯を噛みしめていませんか? 寝ているときは大丈夫ですか? 少し意識してみると、ご自分の意外な噛みしめ癖にお気付きになるかもしれません。
眼精疲労
側頭筋は、目にもつながっています。
そのため、目の疲れ(眼精疲労)の影響も受けやすいです。
デスクワークでパソコンを見続けるなどして、目を使う仕事を続けていると、側頭筋のコリにつながりやすいです。
側頭筋のコリをほぐすマッサージの方法
では、簡単な側頭部のマッサージで、側頭筋をゆるめる方法を2つご紹介します。
1. 側頭部を指の先でマッサージ
まずは、指の先を使って、側頭部をゆるめる方法です。
側頭部を指の先で押さえ、左右に回してマッサージします。
これを、側頭部全体で行います。
このマッサージは、手根(手の付け根)で行っていただいても大丈夫です。
2. 耳全体をつかんで回す
側頭筋は、耳にもつながっています。
そのため、耳全体をつかんで、ゆっくり回すことも、側頭筋のコリをゆるめるのに効果があります。
耳は、前と後ろに両方向に回すようにしましょう。
ちなみに、耳は「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうこつきん)」という、首の横側にある筋肉にもつながっています。
このマッサージは、胸鎖乳突筋をほぐすのにも効果があり、顔のリンパの流れが改善されることにもつながります。
咀嚼の回数を増やす
マッサージではありませんが、食べるときに30回は咀嚼することも、リフトアップにも良い効果が期待できます。
筋肉は使わないと、衰えていきます。
咀嚼筋は、噛み締め癖なども使い過ぎによってコリになりますが、適度に使うことは大切です。
食事のときによく噛むことで、咀嚼筋を動かして鍛えることができます。
また、咀嚼を増やすことは、唾液の分泌が増えて栄養吸収が良くなるなど、その他にも様々な効果が期待できます。
まとめ
「キレイの先生」編集部です。
鏡の前で、(側頭筋のある)側頭部を押さえて、クッと上げてみると、目元が上がり、フェイスラインもリフトアップするのが分かると思います。
田中 先生に教えていただいた、側頭筋のコリをほぐすマッサージは、仕事場でもどこでも行える内容です。
私もそうですが、顔の筋肉のコリは、なかなか自分では気付けにくいです。
特に、側頭筋は、噛みしめの癖や、目の疲れなどの影響を受けやすい場所です。
側頭筋のコリをほぐすことでリフトアップの効果もありますから、ちょっとしたときに、側頭部をマッサージしてみてはいかがでしょうか?
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* 2016年9月14日に公開した『側頭筋のコリをほぐす!リフトアップの側頭部マッサージ2つ』を再編集しました。