ふっくらとした目元は、女性のやわらかさを引き立てます。でも、いったんたるみはじめると、見た目年齢を上げてしまう悩みのタネに。
資生堂が行った調査では、男性が女性の顔をみるとき、目がいってしまう部分の1位が「まつげ・まぶた含む目」だったそうです。ちなにみ、2位は「肌全体」で3位が「唇・口もと」。
男性を意識しなくても、美しくありたいという女性にとって、年齢とともに目立ってくる目の下のたるみには、できれば引っ込んでおいてもらいたいところ。
この記事では、目の下の『たるみ』を引き上げる効果的な方法(ツボ・運動・肌質・姿勢)をご紹介。目の下だけでなく、ついでに目元全体を引き上げて、魅力もアップしちゃいましょう。
目の下がたるむ原因
筋力の低下
- 外眼筋など目の奥の筋肉の衰え
- 眼輪筋などの表情筋の衰え
まず、外眼筋という眼球を動かしたり支えたりしている筋肉が弱ると、周りの脂肪が押し出されてしまいます。
それでも、外側にある眼輪筋などがしっかりしていると、それほどたるみは気になりません。
たとえるなら、こんな感じ。
これが筋肉がしっかり支えてくれている状態。でも、筋肉が衰えてくると…
脂肪があふれてしまいます。
これが、筋力の低下による目の下のたるみ。
肌質の低下
先ほどの筋肉といっしょに、皮膚も外側から脂肪を支えてくれています。
でも、目の下は他の部分に比べて皮膚がとっても薄い。
そのため、肌質が低下してくると、支えることができずに目の下のたるみとなってしまうんですね。
姿勢の歪み
猫背やストレートネック、そして骨盤の左右の歪みがあると、目の下のたるみが目立つようになります。
血液循環の悪化と、顔から下の筋肉や皮膚の引っ張りが原因。
姿勢に原因があるのかどうか、まずはご自身の姿勢をチェックしてみましょう。
むくみ
姿勢がくずれていると、血流やリンパの流れが悪く、顔のむくみが起きやすいんです。
顔のむくみによっても、目の下のたるみが目立ってしまうんですね。
目の下のたるみ改善方法
その1: たるみを引き上げる【ツボ】
10年前みたいに、目元をすっきりさせたいの!
ツボ?スキンケア?顔のエクササイズ?
なんでもこい!
まずは、ツボがおすすめです。
よく、疲れてくると目がくぼんでしまって、目の下のたるみも目立つ気がしませんか?
あれって、筋肉の疲れが原因。でも、ツボを使うと疲れが取れて、長時間スッキリした状態をキープできるようになるんですよ。
あるある。もう、夕方なんて人相変わってるもの…
ツボを使うと、引き上げることができるの?
どんなツボ?
目の下のたるみが気になる人は、体質的に、胃腸が弱い人が多いんです。
下の図を見てもらうと分かるのですが、「胃経」という胃腸と関係の深いツボの集まりは、なんと目の下につながっているんですね。
この「胃経」を刺激すると、胃腸機能がアップして、疲れにくいカラダになっていきます。
つまり、たるみを支える筋肉がしっかり働くことができる。
そして胃腸が整えば、コラーゲンをはじめ、お肌のハリに必要な栄養も吸収できるようになる。
しかも、「胃経」は目の下につながっている。
目の下のたるみを取るには、もってこい。
さっそく、胃経を探しましょう。
まず、膝から下に伸びる骨を見つけます。
その骨の硬い部分と、柔らかい部分の境目から、親指一本分外側。
そこに、胃経はあります。
実際に、どうやってツボを刺激すればいいのか。手軽なところだとスプーンがおすすめ。丸いところを使って、胃経のラインを下に向かってスーッとかるく撫でおろしましょう。
天然石のツボ押し棒だと、文句なし。ネットなどで手に入ります。
胃経はオレンジ色の天然石と相性バッチリですよ。
一定のリズムで、1分間。繰り返してみてください。胃腸も整い、疲れが取れやすくなってくると同時に、目の下の肌質、たるみ具合が変わってきますよ。
その2: 眼精疲労を取る
目の使い過ぎも、たるみの原因に。
東洋医学を使った施術では、目に関するお悩みに対して、「肝」(肝臓とほぼ同じ)を整えることで改善していきます。
「夜に目を酷使する」「PCなどのモニターを長時間見る」「ストレス過多で血流が悪い」人には、おすすめのツボ刺激です。
ここも、一か所のツボではなく、「肝経」というツボの並びをまとめて刺激しちゃいます。
場所は、足の甲。
足の親指と人差し指と間に、肝経は流れています。ちょうど、骨と骨との谷間ですね。
このように指でなぞってもいいですが、スプーンなどの金属を使うと、より反応がいいですよ。
軽く、撫で上げるように。一定のリズムで1分くらい。
天然石のツボ押し棒なら、さらに反応が上がります。肝経は、茶色がおすすめ。
肝経は、ストレスの溜まり具合がよく出るところ。
とくに、足の親指と人差し指の間を指でなぞって、骨の谷間が合わさるちょっと手前の【太衝(たいしょう)】というツボを押して痛いひとは、結構ストレスを溜め込んでいるかも。
あまり強く押すと、よけいにストレスを溜めてしまうこともあるので、上でお伝えしたように撫でるようにしてみてください。
その3: 目のまわりの筋力アップ
眼輪筋や外眼筋を強くすることで、目の下のたるみを目立たなくすることができます。
眼輪筋は、目を強く閉じたり、大きく開けたりを繰り返す。
外眼筋は、顔を固定して目だけを大きく上下左右に動かす。
その4: 肌質を上げる
筋肉だけでなく、肌質をアップすることで、より目元のたるみがスッキリしてきます。
目の下の皮膚は周りより薄く、ちりめんジワなどもできやすいデリケートなところ。
ですから、目をこするクセのある人は気をつけましょう。
花粉の季節など、かゆくてガマンできない人もいるかと思います。
でも、こすると薄い皮膚があっという間に傷んでしまう…
なるべく、こすらずに柔らかいフェイスタオルなどで押えるようにしてみましょう。
肌のハリは、生活習慣をちょっと変えることで取り戻せます。
この記事には、ほうれい線を消すために、肌質を上げる生活習慣について書いてあるのですが、頬の引き上げについてもお伝えしています。
実は目の下のたるみにとって、頬の引き上げはとっても大事。なぜなら、頬がたるむことで、目の下のたるみが目立つから。
その5: 姿勢の歪みを整える
姿勢を整えると、どうして目の下のたるみが取れるのか。
それは…
- 顔の血流が良くなる
- 皮膚を下から引っ張らなくなる
から。ためしに、頭のてっぺんから糸で吊るされたように、背筋、首、顔をまっすぐにしてみてください。
その感じ、とくに頬や目の下あたりの皮膚の感じを忘れずに。
つぎに、背中を丸めて(猫背)、あごを前に突き出して(ストレートネック)、頭の位置を前に動かしてみましょう。
どうです? 頬も目の下も、引っ張られるような感じがしませんか?
さらに、フェイスラインの下あたりで、なんとなく詰まったような感じがしませんか?
単純に、真っすぐなホースよりも、折れ曲がったホースのほうが流れにくいように、血液やリンパ液も、姿勢が悪いとそれだけで流れが滞ってしまうんですね。
ということで、姿勢に影響の大きい【猫背】を治していきましょう!
まとめ
目の下のたるみの改善方法を、いくつかご紹介しました。
全部というよりも、まずはできそうなコトから始めてみましょう。
人によって体質が違うので、たるみのタイプも違ってきます。
下の【体質別ダイエットBook】を読むと、たるみ以外の美容の悩みも解消するヒントがみつかりますよ。
ぜひ、読んでみてくださいね。
目元が引き締まっていると、お顔全体の印象が全然ちがってきます。ちょっとめんどうくさいですが、ぜひ続けてもらって、本来の魅力を取り戻してほしいと思います。
こんにちは。『キレイの実』編集長&鍼灸師の、伊東 歩です。
クライアントさんにも、目の下を気にして来院される人がたくさんいらっしゃいます。
男性以上に、女性にとって目元は印象を決める大事なポイント。
まずは、目の下のたるみの原因をカンタンに説明しますので、いっしょに見ていきましょう。