| PfizerPROの緑内障検定はおすすめです!! そこから画像を持ってきています・・・気になる方は是非ともやってみてください!! ①日本人の中途失明の原因疾患(2006年) 緑内障 (25.5%) 糖尿病網膜症(21.0%) 網膜色素変性( 8.8%) 強度近視 ( 6.5%) その他 (38.2%) ※緑内障 視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより 視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患のこと。 ※糖尿病網膜症 網膜の血管は細いので、血液中のブドウ糖が過剰な状態(高血糖)が続くと損傷を受け、 徐々に血管がつまったり変形したり、出血を起こすようになる疾患のこと。 ※網膜色素変性 網膜に異常が起こり、暗いところでものが見えにくい夜盲や、視野が狭くなる視野狭窄、 視力低下が見られる遺伝性の疾患のこと。 ※強度近視 屈折異常のひとつで、眼球内に入ってきた平行光線が、調節力を働かせていない状態で、 網膜上の正しい位置ではなく、もっと手前に焦点を結んでしまう疾患のこと。 ②緑内障の病型別有病率 40歳以上の日本人の5%は緑内障である。 その5%の内訳は、下記のようになる。 原発開放隅角緑内障:3.9%(正常眼圧緑内障:3.6%、狭義原発開放隅角緑内障:0.3%) 原発閉塞隅角緑内障:0.6% 続発緑内障 :0.5% ※正常眼圧緑内障 眼圧が正常(眼圧≦21mmHg)な緑内障。 ※狭義原発開放隅角緑内障 眼圧が(眼圧>21mmHg)で開放隅角な緑内障。 ※原発閉塞隅角緑内障 眼圧が(眼圧>21mmHg)で閉塞隅角な緑内障。 ※続発緑内障 眼のけがや、ぶどう膜炎など眼のほかの病気、糖尿病などの全身の病気、副腎皮質ホルモン薬などの薬物によって眼圧が上昇することがあり、これによって視神経が障害され起こる緑内障。 隅角・・・正面から見えない、角膜と虹彩の根元が交わる部分をいいます。 ③房水とは? 眼球を満たす体液のことであり、眼圧を保つとともに角膜・水晶体の栄養補給の役割を持つ。 ・毛様体上皮で産生され、約2時間で全量が置き換わる。(眼房には250~350μl存在する) ・房水産生量は日内変動がある。(眼圧の日内変動に関係あり) ・房水排出は、90%が線維柱帯を経てシュレム管から、10%がぶどう膜強膜から流出する。 ・房水の産生は、眼圧によるフィードバックが無いため、高眼圧でも産生される。 ・房水は、血しょうに由来する。 ④緑内障の薬の種類 第一選択薬→プロスタグランジン関連薬、β遮断薬 ・効果があれば、そのまま継続! ・効果が無ければ、点眼剤の追加または変更! (国内で販売されている点眼薬) 「プロスタグランジン関連薬」 ・レスキュラ(イソプロピルウノプロストン) 1日2回(1回1滴) ・キサラタン(ラタノプロスト) 1日1回(1回1滴) ・トラバタンズ(トラボプロスト) 1日1回(1回1滴) ・タプロス(タフルプロスト) 1日1回(1回1滴) ・ルミガン(ビマトプロスト) 1日1回(1回1滴) (補足) ・プロストン系は、角膜障害が現れることがあるため、目の異物感などが持続する場合は、直ちに受診を! ・点眼回数を増やすと、眼圧低下作用が弱くなるため、1日1回の用法をしっかりと守る! ・虹彩の色素沈着やまぶたの黒ずみは、点眼5分後に洗顔や入浴前の点眼などで対策をする! ・点眼後に、一時的な霧視があるため、危険な行為に注意必要! ・睫毛が伸びる副作用あり!→グラッシュビスタ(ビマトプロスト)という睫毛貧毛症の薬としても使用!! 「β遮断薬」 ・チモプトール(チモロールマレイン酸塩) 1日2回(1回1滴) ・リズモンTG(チモロールマレイン酸塩)) 1日1回(1回1滴) ・ミケラン(カルテオロール塩酸塩) 1日2回(1回1滴) ・ミケランLA (カルテオロール塩酸塩) 1日1回(1回1滴) ・ベトプティック(ベタキソロール塩酸塩) 1日2回(1回1滴) (補足) ・禁忌事項(喘息や心不全など)があるため注意必要! ・メチルセルロースやアルギン酸やジェランガムを加えることによって1日1回製剤が作られた! ・1日1回製剤の場合、5分ではなく10分の間隔が必要である!(滞留性から) ・ベタキソロールは、効果は弱いが、副作用が少なく、禁忌は心不全のみ!(視野変化に効果あり) ・β遮断薬を長期に使用すると、β受容体が増えて、効果が落ちる。→4~8週休薬すると良い! 「α1遮断薬」 ・デタントール(ブナゾシン塩酸塩) 1日2回(1回1滴) (補足) ・目の血流改善効果があるらしい。 「α2刺激薬」 ・アイファガン(ブリモニジン酒石酸) 1日2回(1回1滴) (補足) ・眠気、めまい、霧視などの症状が出るかもしれないため注意必要! 「α1β遮断薬」 ・ハイパジール(ニプラジロール) 1日2回(1回1滴) ・ミロル(レボブノロール塩酸塩) 1日1回(1回1滴) (補足) ・レボブノロールは、眼圧降下作用が24時間続く! 「炭酸脱水酵素阻害薬」 ・トルソプト(ドルゾラミド) 1日3回(1回1滴) ・エイゾプト(ブリンゾラミド) 1日2回(1回1滴) (補足) ・重篤な腎障害時は禁忌である! ・全身投与と同じで、しびれ・低カリウムなどの注意必要! ・目がしみる、一時的にかすんで見えることにも注意必要! 「副交感神経刺激薬」 ・サンピロ(ピロカルピン塩酸塩) 1日3~5回(1回1~2滴) (補足) ・虹彩炎が禁忌である。 ・眼圧低下作用は強いが、中枢症状を起こしやすい。 ・縮瞳作用あるため、運転等はさせないほうが良い。(点眼回数も多いため) 「交感神経刺激薬」 ・ピバレフリン(ジピベフリン塩酸塩) 1日1~2回(1回1滴) (補足) ・アドレナリンのプロドラッグ ・散瞳作用があるため、サングラス着用などの注意が必要。 「コリンエステラーゼ阻害薬」 ・ウブレチド(ジスチグミン臭化物) 1日1~2回(1回1滴) (補足) ・併用禁忌薬あり(スキサメトニウム) 「Rhoキナーゼ阻害薬」 ・グラナテック(リパスジル塩酸塩) 1日2回(1回1滴) (補足) ・他のRhoキナーゼ阻害剤は、エリル点滴静注液(脳血管攣縮に伴う脳虚血症状の改善)で使用されている。 「プロスタグランジン関連薬+β遮断薬」 ・ザラカム(ラタノプロスト+チモロールマレイン酸塩) 1日1回(1回1滴) ・デュオトラバ(トラボプロスト+チモロールマレイン酸塩) 1日1回(1回1滴) ・タプコム(タフルプロスト+チモロールマレイン酸塩) 1日1回(1回1滴) 「炭酸脱水酵素阻害薬+β遮断薬」 ・コソプト(ドルゾラミド塩酸塩+チモロールマレイン酸塩) 1日2回(1回1滴) ・アゾルガ(ブリンゾラミド+チモロールマレイン酸塩) 1日2回(1回1滴) (補足) ・基本的に配合剤には、チモロールマレイン酸塩(β遮断薬)が入っている。 ・アドヒアランス向上を期待できる。 ⑤副作用関連 ⑥その他 緑内障治療で併用治療する場合は,、 交感神経刺激薬⇒β遮断薬⇒副交感神経刺激薬の順番に点眼すると良いようです! プロスタグランジン関連薬は順番は特に問題ないようです!(すぐに洗い流しますし!) ※投与回数の多い副交感神経刺激薬を先に点眼することもある。 ただし、サンピロなどは刺激性があるため後の方が良い場合も。(涙腺刺激となりえる) ※交感神経刺激薬を効きやすくするために、β遮断薬を後にする。 ※ゲル化などする点眼薬は、最後にする。 また、剤型による順番は・・・ 水溶性→懸濁性→油性→眼軟膏の順番に使用すると良いようです! 点眼剤の副作用も考慮に入れて・・・ 病歴・薬歴を考えないといけないなと、考えさせられました!! |
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