ダイエットで頭痛になるって、ホントですか?
ダイエットといえば食事制限ですが、間違ったやり方をしてしまっている人が意外と多いかもしれません。
確かに食べる量を減らせばカロリーは減りますが、生きていくうえで最低限必要な栄養まで削ってしまうのは危ないです。
とはいえ具体的に何に気を付ければいいのか分からないことがほとんどだと思います。
そこで今回はダイエットで頭痛になる原因と効果的な改善策について解説していきます。
1.ダイエット中に頭痛が起こる原因は?
ダイエットと頭痛にはどのような関係があるのでしょうか?
①ダイエット中に起こりがちな偏頭痛
ダイエット中に空腹時間が長く続き、食事制限をしていると体調が悪くなることがあります。
特にお米などの糖質の摂取量を減らす糖質制限ダイエットの場合は、血液中の糖が不足し、低血糖状態になることで偏頭痛をひき起こすことが少なくありません。
具体的には、次のような症状が出たら偏頭痛です。
- こめかみが脈打つような痛みが、片側または両側にある
- 吐き気がしたり実際に吐いたりすることがあり、じっとしているほうが楽である
- 動くと痛みが増し、光と音がわずらわしく感じる
自分の症状に当てはまっていないか、一度チェックしてみてくださいね。
・糖質制限には注意!
糖質は体に必要な栄養素であり脳のエネルギー源なので、低血糖状態が続くとさまざまな不調がでてきます。
「今日は体調悪い日だから……。」といって見過ごしてしまうと、改善に時間がかかってしまうケースも多いです。
糖質制限としては、手軽にできるものだと朝食抜きダイエットがありますよね。
効果についてはいろいろと言われており、体質によっては合わないこともあるかもしれません。
単にダイエットの効果が出ないだけなら良いのですが、場合によっては頭痛や吐き気だけでなく、ふるえ・めまい・目のかすみ・脱力などの症状を引き起こすこともあるため、手軽にできるからといって糖質を抜いてしまうと頭痛の原因になる場合も多いのです。
ほかにもダイエットにより栄養バランスが悪くなると、栄養不良が引き金となってホルモンバランスが崩れることで、自律神経が乱れ体調を崩し偏頭痛を起こします。
偏ったダイエットによるストレスが原因で自律神経が乱れることもあり、吐き気をはじめ
などさまざまな体調不調が出ることもあります。
・鉄分不足も危険?
鉄分は血液中のヘモグロビンの成分となり、体内のいたる所に酸素を運ぶのが役割です。
食事制限によって鉄分の足りない食生活が続くと、貧血を起こし、主な症状として全身の倦怠感や頭痛・めまいや息切れなどが表れることもあります。
目に見える症状として唇や爪の色が青白くなったり、爪が反りかえってスプーンのようになったりする場合も少なくありません。
このように鉄分が不足すると、体内に酸素が充分に回らなくなって基礎代謝が低下してしまい、食事制限をしてもダイエット効果がでにくくなってしまうのです。
②ダイエット中に偏頭痛を起こさないためのポイント
ダイエット中に偏頭痛が起こる原因は低血糖なので、その対策が必要になってきます。
やってはいけないのが空腹時の激しい運動です。
空腹時の血糖値が下がっているときに激しい運動をすると、偏頭痛やめまいを起こすなど体に負担がかかり、さらに血糖値が下がっていきなり意識障害に至ることがあります。
運動するなら食後30分~1時間くらいたったころで、無理のない範囲で行うのがポイントです。
空腹時間が長いと血糖値が低下して偏頭痛を引き起こすので、3食同じ時間に食べるように心がけると身体への負担を減らせますよ。
・食べ方にも気を付けよう
低血糖対策としてはまず、たんぱく質や脂質をしっかり摂ってバランスを整え、食べる順番を
から先に食べるようにすることが大切です。
ゆっくりよく噛んで時間をかけて食べることで食後の血糖値上昇をゆるやかにしてくれ、また寝る前にホット酢ドリンクを飲むと血糖値が急に上がるのを防いでくれます。
低血糖を繰り返すと、軽い低血糖では自覚症状を感じにくくなるケースもあり、ひどい場合だと心臓麻痺などを起こす危険もあるので注意してくださいね。
ここまでは偏頭痛になる原因を説明してきましたが、次は正しい糖質制限ダイエットのやり方について見ていきましょう。
2.糖質制限ダイエットで気を付けることは?
糖質制限で押さえておきたいポイントをまとめてみました。
①糖質制限とは
糖質制限食とは、血糖値を上昇させる栄養素である糖質をできるだけ低く抑えて食後高血糖を防ぐというもので、もともと糖尿病の人や肥満・メタボリックシンドロームの人の食事療法です。
簡単に言えばお米を抜いておかずばかり食べるというイメージで、
などが、抜く必要のある糖質となります。
糖尿病の治療の場合、血糖値を適正に保つようにコントロールし続けるのが目的であることから、糖質制限ダイエットの際は血糖値が高くならない食習慣を身に付けることが大切です。
もちろん最初から糖質をすべてカットしなくても良いですし、体への負担も考えて、ゆるい糖質制限くらいで始めるといいかもしれません。
ご飯なら茶碗に半分、パンなら6枚切りの食パン半切れ、ロールパンやクロワッサンなら1個、フランスパンなら普通の厚さのもの1切れが目安です。
・調味料は控えめに!
おかずはイモなど糖質量の多い食品を避けるのはもちろんですが、ここで見落としなのが調味料です。
食べるものには注意しても、調味料は普段から無意識に使いがちですし、気にせずかけてしまうこともあると思います。
せっかくの糖質制限ですから、調味料にも気を配り、砂糖やみりん・ケチャップなどの調味料を控えめにすると、ダイエットの効果も出しやすくなりますよ。
②糖質制限ダイエットの注意点
間違ったダイエットは危険なので、糖質制限をするときに気を付けた方が良いポイントをチェックしておきます。
・気をつけること
- 過度な目標は立てず、1ヶ月に1kg~多くても3kgくらいまでとする
- 糖質を全く摂らないことは絶対にしない
- 脂質はほどほどにして、良質なたんぱく質を摂取する
- ご高齢の方は糖質制限をする前に医師と相談して、無理のない糖質量を設定する
体が低糖質状態になると、糖質を一番必要としている脳は飢餓状態であると判断し、あらゆるところからエネルギー源を取り込もうとします。
その結果、筋肉からもエネルギー源を作り出し筋肉の減少が起こることも少なくありません。
身体を整えていくための糖質制限なのに、結局体を壊してしまうようでは本末転倒ですよね。
実はこの筋肉の分解は防ぐことができ、具体的にどうすればいいかというと、タンパク質を多く摂取することで回避できます。
特にささみなどは糖質・脂質が低く、動物性タンパク質なので速効で筋肉に変わるという効果があっておすすめです。
・このような人には、糖質制限ダイエットは向いていません
- 普段から運動しない人
- 持病のある人
- 炭水化物を摂取していても、体重が増えない体質の人
- 成長期の人
ダイエットで頭痛になる理由と対処法まとめ
ダイエットは正しくやれば効果が出ますが、少しでも間違ったやり方をすると体調を崩すだけでなく、大きな病気に発展することもあります。
そうならないためにも、過度な食事制限をしないように注意しながら血糖値が高くならない食生活を心がけることが大切です。
日々の生活の中で少し気を付けるだけでも違ってくるので、ダイエットするときの参考にしてみてください。
無理のない正しい方法で、糖質ダイエットを成功させましょう!