目から入った紫外線がシミの原因に!紫外線対策の新常識まとめ
将来シミだらけになるのが怖くて、手当たり次第に日焼け止めクリームを塗っているみなさん!いくら肌の紫外線対策をがんばっても、目が無防備なままではもしかしたら対策不足かもしれません。
なぜなら、「目から入った紫外線が肌にシミを作り出してしまう」という情報があるからです。今回は紫外線対策の新常識をお届けします。
肌に紫外線を直接浴びなくても、目が浴びるだけで肌は日焼けする!?
「紫外線を浴びると、肌に悪い」、「たくさん浴びるとシミができてしまう」……そう思っている方は多いと思います。事実、その通りです。ところが、目から入った紫外線が肌の日焼けを加速させてしまうことはあまり知られてはいません。
ここで大阪市立大学医学部の井上正康教授の実験レポートをご紹介します。
2つのグループにわけたマウスの、それぞれ「耳だけ」「目だけ」に紫外線を照射し、メラニン色素の発生量を比較した実験です。
耳だけに紫外線を照射したマウスは耳だけが日焼けしたのに対して、目だけに紫外線を照射したマウスは、なんと目以外の皮膚まで日焼けしていたのです!
なぜこのような現象が起こったのでしょうか?
井上教授は、「紫外線による炎症作用の影響」と答えています。目が紫外線を浴びることによって目の角膜は小さな炎症を起こし、その炎症刺激が脳下垂体に伝わります。そして、「メラニンを作って防御しなさい」という命令が全身に伝えられます。
その結果、紫外線を浴びていないはずの皮膚まで日焼けしたように黒ずみ、最終的にはシミにつながるというわけです。
目が日焼けすると、肌も一緒に日焼けする。このことを覚えておきましょう。
紫外線量ピークの時間帯は朝8時台!出勤時間帯こそが要対策です!
地球環境の変化から、日本の紫外線量は年を追うごとに増加傾向にあるといわれています。気象庁によれば、年間の紫外線量は春から秋にかけてもっとも多くなり、7月がピークを迎えるそうです。そして、これまでは1日の中の紫外線量がもっとも多いのは12時前後といわれてきましたが、最近の調査で新事実が明らかになったのです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社と金沢医科大の共同調査によると、12時前後の時間帯に紫外線量がピークを迎えるのは冬場のみ。春、夏、秋の3シーズンに関しては、午前8時~9時の時間帯の紫外線量がもっとも多く、12時前後の時間帯は減少し、14時以降から再び紫外線量がアップするという驚きの結果に!
朝の8時台といえば、多くのビジネスマンが出勤する時間帯です。オフィスに向かうまでの間に目には大量の紫外線が降り注ぎます。朝の通勤時間帯こそ紫外線対策が必要なのです。
UVカット機能つきコンタクトと日傘の併用で紫外線をシャットアウト!
紫外線から目を守る一番のアイテムはサングラスですが、サングラスが有効なのは正面からの紫外線のみです。側面から入り込んだ紫外線は次から次へと目の中に吸収されていきます。
UVカット機能つきのサングラスを選ぶだけではなく、上方や横からの紫外線も考慮して、レンズが大きく、できるだけ顔にフィットするデザインを選びましょう。
日ごろからコンタクトレンズを愛用している方は、新たな紫外線対策が必要です。仕事柄、長時間屋外で過ごす場合は、UVカット機能つきのコンタクトレンズに切り替えることを強くおすすめします。
その上からサングラスをかければ完璧ですが、「仕事中にサングラスをかけるのは……」という方は、日傘を併用しましょう。UVカット機能つきの日傘は顔に当たる紫外線量を大幅にカットしますので、大変有効です。
最近はビジネスマン向けのスタイリッシュな日傘もたくさん登場しています。おしゃれのひとつとしてぜひご活用ください。
シミひとつない美肌をキープするためには、肌はもちろんのこと、目の紫外線カットが必須です。少しくらいなら……と油断せず、鉄壁の防御で紫外線をシャットアウトしましょう!
【参考】
本音で暴露!目から入る紫外線でシミになるのか!?の○×をコッソリ公開!
http://www.cosmesuki.net/cat37/post-19.html
はしだ眼科クリニック
http://www.hashidaeyeclinic.com/topics/topic05.html
目からの紫外線がメラニンを作る!? サッポー美肌塾
http://sappho.jp/wp/kougi/kougi_276.html
ただの“おしゃれ”や“かっこつけ”では なかった!?
欧米人の『サングラス事情』
欧米人は、日差しがそれほど強くない日でもサングラスをかけているイメージがありませんか?日本人の場合は、ファッションの一部としてサングラスを愛用している人も多いようですが、欧米人がサングラスをかけているのには、ファッション以上に深い理由があるのです。
“青い瞳”は目の中にたくさんの光を取り込んでしまう
欧米人のサングラス姿は様になっていて、かっこよく見えるものですが、実は彼らにはサングラスをかけなければいけない切実な理由があります。その理由となっているのは“瞳の色”。
瞳=虹彩には、目の中に入ってくる光の量を調整する役割があります。欧米では青い色の虹彩を持つ人が多くみられますが、黒や茶の虹彩に比べて、青など色の薄い虹彩は、目の中に入ってくる光の量が多くなります。
つまり、同じ明るさの場所にいても、日本人より欧米人の方がより明るさ、まぶしさを感じるのです。こういった理由から照明の好みにも違いがあり、日本人は蛍光灯のような白く明るい光を好むのに対し、欧米人はオレンジ色など落ち着いた色味の明かりを好む傾向があります。
例えば欧米では、住宅はもちろん、ホテルやオフィスの照明も、明るさは200〜500ルクス程度に設定されているのに対し、日本のオフィスでは750ルクスが基準。コンビニエンスストアでは1000ルクスを超え、1300ルクス以上になるところもあるのだとか。
この昼間と変わらぬ夜間の明るさも、欧米人にとってはまぶしすぎるものなのです。
サングラスは紫外線から目を守るための必須アイテム
目の中に入る光の量が多くなると、問題となるのはまぶしさだけではありません。目は太陽の光から過剰に紫外線を浴び続けると、水晶体などの組織が傷つきます。ひどい場合には白内障や、失明につながるなどの可能性もあるのです。
紫外線量の多いオーストラリアでは、国がサングラスの着用を呼びかけており、中には子どものサングラス着用を義務づけている学校もあるそうです。欧米人にとって、サングラスは目の健康を守るための必須アイテムということなのですね。
日本人もサングラスで目の健康を守りましょう!
さて、このサングラスですが、実は昨今の環境を考えると、濃い色の虹彩を持つ私たち日本人も着用を習慣化したいものなのです。オゾン層の破壊などにより、年々強くなる日差しから目を守るためにも、屋外にいるときには、ぜひサングラスを!
【参考】
日本経済新聞‐だてじゃありません、サングラス 青い瞳に秘密 外国人の不思議(3)
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO67110830Q4A220C1000000/
NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版−Webナショジオ−研究室に行ってみた。国立精神・神経医療研究センター 睡眠学 三島和夫−第2回 体内時計25時間はウソだった!
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20121203/332679/?P=1
だれもが参加できる環境NGO 環境市民−活動・実績のご案内−いいね!省明スポット全国マップ★ちょうどいい明るさの省明写真募集
http://www.kankyoshimin.org/modules/activity/index.php?content_id=167
LED Next Stage−日経の紙面から−まぶしい日本、震災で見直し、「減光」工夫し上手に――欧米流、取り入れ(生活)
https://messe.nikkei.co.jp/ld/news/81092.html