石けん洗濯でのお悩みでダントツ多いのが、「黄ばみ、黒ずみ、石けんカス、臭いが気になる」というものです。こんなお悩みをお持ちの方、あなたはたぶん<泡立てて洗っていない>のではないでしょうか? 泡立ちは汚れ落ちの最大の目安です。泡が立たないってことは、汚れが落ちていないと思って間違いありません。しっかり泡が立つように工夫が必要です。そのための大事なポイントは、

?お湯で洗うこと
?炭酸塩入りの粉石けんを使うこと
?強い撹拌コースで洗うこと


●純石けんで洗濯しないこと●
「肌に優しい」とか言って、純石けん(石けん成分だけのもの)で洗うことを進めるメーカーもありますが、普段着の汚れは皮脂汚れ=油汚れ ですから、汚れ落とし作用の優しい純石けんではしっかり汚れが落ちません。これで洗い続けると、落ち切れなかった汚れが衣類に蓄積されていき、やがて黄ばみ、黒ずみ、臭い、石けんカスの原因となります。

食品には添加物は不要なんですが、洗濯に関しては「炭酸塩」などの「アルカリ剤が助剤として添加されている粉石けん」が断然オススメです。純石けんに比べて汚れ落ちがはるかに違います。

今、純石けんや重曹で洗濯している方は、お使いの純石けんに「炭酸塩(炭酸ソーダ)」を追加して洗濯してください。炭酸塩がなければ「酸素系漂白剤」でも構いません。その純石けんを使い終わったら、次は必ず「炭酸塩入り粉石けん」で洗濯するようにしましょう。

純石けんは、汚れ落ちが優しい=汚れ落ちが悪い です。ニットやシルク、デリケート素材を優しく洗いたい場合にお使いくださいね。

●石けん洗濯はお湯で洗うこと●
石けんの原料は油です。油は水に溶け難いですよね? そこからも分かるように、石けんは水よりお湯でよく溶けます。溶けないと泡は立ちませんから、ぜひともお湯で洗濯して下さい。衣類についた皮脂汚れも油汚れですから、水よりお湯で洗う方が断然汚れ落ちは良くなります。

考えてみて下さい。
  (A)コップに粉石けんを溶かして「冷水」を注ぎかき混ぜる。
  (B)コップに粉石けんを溶かして「お湯」を注ぎかき混ぜる。
どっちがより石けんが溶けやすく、泡立つと思いますか? 答え場(B)です。お湯に溶かすほど石けんは良く溶けて、溶け残った石けんのツブツブが衣類に残る事も防げます。石けんの溶け残りがあると、それをエサとして雑菌が繁殖し→洗濯槽汚れが始まります。
石けん洗濯のコツは<良く泡立てる事>です。泡立てるためにはまず良く溶かすこと。良く溶かすためには、溶けやすい水温=お湯で洗うこと、が大事です。

●良く泡立てる=強い撹拌コースで洗う●

考えてみて下さい。
(A)コップに粉石けんを入れて「指で優しくかき混ぜる」
(B)コップに粉石けんを入れて「泡立て機で強くかき混ぜる」
どっちがより石けんが溶けやすく泡立つと思いますか? 答えは(B)です。よくかき混ぜると石けんは泡立ちやすくなります。だから、お手持ちの洗濯機に色んな洗濯コースがあると思いますが、中でも一番撹拌力の強いコースで洗って下さい。同じ石けん量を使っても、撹拌力が強い方がよりよく泡立ちます。

最近の洗濯機は、静音設計のものが目立ちますが、あれは良くないですね…。音が静かってことは、撹拌力が弱いので、泡立ちにくいのです。これは石鹸でも合成洗剤でも同じです。泡が立たないと汚れ落ちないので、なるべく強い撹拌で洗って下さいね。

●最後まで泡で洗うこと●
?お湯で洗う
?炭酸塩入りの粉石けんを使う
?強い撹拌コースで洗う
これをやっていても、洗濯途中で泡が消えてくることがあります。泡が汚れを取り込んで、いっぱいいっぱい!これ以上汚れ取り込めません状態になると、それ以上泡が立たなくなるわけです。そうなったら泡を補ってやらないといけません。<泡が消えた状態で洗濯を終わらせると、黄ばみ黒ずみの原因になるので要注意

・全自動洗濯機の場合→「液体石けん」を直接少量ずつ注ぎ入れましょう
・ドラム式洗濯機野場合→洗剤投入口に「液体石けんとお湯」を注ぎ入れましょう

粉石けんを追加すると、溶け残って石けんカスの原因になりますよ。泡の補いに使うのは「液体石けん」です

●粉石けんの量どのくらい?●
これもよくある質問です。ドラム式・縦型全自動 共通で言えることですが、入れる粉石けんの分量はずばり「洗濯の最後までちゃんと泡立つ程度」の量です。一概に何gとは言えません。泡立ち加減は汚れ具合加減によって異なるので、うちのように保育園で泥だらけになる子どもがいる家の衣類の汚れ度合いと、夫婦二人だけの衣類の汚れ度合いでは、汚れ具合が全然違います。そうなると泡立つ石けん量も違う訳です。汚れが少なければ少ない石けんでも十分泡立ちますが、汚れが多ければ、それ相応の石けん量がないと泡立たないのです。だから使う石けん量は一概に「何g入れる」とは断言できません。

そう言われても…ですよね。
ポイントは、パッケージの規定量より多いやろ!?と思ういうくらい最初は入れましょう。特に、すでに黄ばみや黒ずみ、石けんカス、臭いがあるお宅や、合成洗剤からの切り替え時は、かなりの汚れ残留が衣類に溜まっていますから、たっぷりの泡で洗い続けて残留汚れを落としてやることが大事
だから「多いやろ!」と思うくらいの石けんを振りかけて下さい。「こんなにいれるの!?」と思うかもしれませんが、洗濯の終盤まで泡立たなければ、汚水で洗っているのと同じですから、いつまでも臭いや石けんかすとはオサラバ出来ません。

私の場合、ひどい黄ばみ黒ずみだった衣類を正常にもどすために、当初は「料理用計量カップ4杯」の粉石けんを使っていました。こんな大量に入れないと泡が立たなかったのです。泡立つまで粉石けんを追加していくと、この分量だったのです。これだけ使ってやっと洗濯終盤まで泡が維持できる状態。つまり、それだけ衣類に汚れが残留していたのです(あくまで個人体験談ですが、参考にして下さい)

その後徐々に、4杯→3杯→2杯と石けんを減らしても、十分泡立つまでに残留汚れがとれていきました。今は料理用計量カップ1杯で、洗濯の最後まで十分泡が残っている状態に安定しています。

ドラム式の場合、ドラムの窓半分くらいの泡が洗濯終盤でも残っている状態を維持して下さい。(終盤でもこのくらいの泡が残るぐらいの石けん量を使うこと) 縦型全自動洗濯機野場合、「目に見えて泡が立っている状態」=あじさいの花の大きさの泡」ぐらいの泡がある状態です。

白濁した水でいくら洗い続けても、汚れは落ちていません。この状態で洗って濯ぎ→脱水→乾燥をすれば、必ず黄ばみ、黒ずみ、石けんカス、臭いに襲われますよ。

考えてみて下さい。シャンプーをする時には泡立てませんか?泡のない状態で髪の毛を洗う人っていますか? 石けん洗濯も同じです。泡がない状態で洗っても何の意味もないどころか、逆に汚れを溜め込んで「このままでは大変なことになってしまいますよ」。

●適切な石けん量の見極め方●ドラム式の「泡消し機能が働かない方法」と同様に、洗濯の最後まで泡立ちを維持するための石けん量の見極め方、慣れるまで難しいかもしれませんが、この方法をお試しください。これはドラム式でも縦型全自動でも同じです。

<最初に多いぐらいの石けん量を入れる>のです。それで洗濯最後まで十分泡が立っていれば、次の洗濯から少しずつ石けん量を減らしていきましょう。段階的に粉石けんを少量ずつ減らしていって、<最後まで泡が残っている石けん量>を見極めて下さい。

石けん洗濯の重要なコツは、泡立てて洗うことです。石けんをケチっていると泡立ちませんので、どうかくれぐれも石けんをケチらないように!たっぷりの泡で洗濯を続け、

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