急にニキビが増え始めたら、ビックリしますよね。
「化粧品を変えたわけじゃないのに…?」と、思い当たる節がなければ尚更です。
もしかしたらそれは、習慣や環境の変化が原因かもしれません。
運動しなくなった
運動量が不足すると、新陳代謝が悪くなります。
新陳代謝が悪くなると肌のターンオーバーはもちろん、腸の代謝も低下しますし、血液の循環も滞ります。
ターンオーバーが乱れると…
ターンオーバーが乱れると、肌が乾燥したり、古い角質が肌から剥がれ落ちず、毛穴が詰まりやすくなることがあります。
肌が乾燥すると毛穴が細くなるばかりか、柔軟性も失われるので、皮脂や汚れ、古い角質などが簡単に詰まってしまい、ニキビもできやすいです。
さらに、ターンオーバーが乱れて肌が乾燥した状態は、バリア機能が不十分なので、埃や紫外線、雑菌など、外側からの刺激にも敏感になってしまいます。
腸の代謝が低下すると…
腸の代謝が滞ると、便秘になります。
本来は排泄されるべき便がいつまでも腸の中に留まっていると、腐敗して有害な物質が発生し、血液中に溶け出して全身を巡っていきます。
そんな血液が肌に取り込まれたら…肌荒れを引き起こすのは目に見えています。
血液の循環が悪くなると…
血液には、栄養や酸素を細胞に運んだり、老廃物や二酸化炭素を排出する働きがあります。
血液の循環が滞れば、肌に必要な栄養や酸素が行き渡らなくなり、不要な物質が溜まって、ニキビをはじめとする肌荒れが起こりやすくなるのです。
対策方法は?
ウォーキングや簡単なエクササイズなどの軽い運動でいいので、体を動かす習慣を継続することが大切です。
ランニングなどの激しい運動は、活性酸素を増やす恐れがあるので注意しましょう。
活性酸素がニキビを引き起こすメカニズムは、後ほど説明します。
学校や職場が変わった・結婚した
ライフスタイルや環境の変化も、美容に大きな影響をもたらします。
新しい環境はドキドキやわくわくがある一方、緊張する場面も多いです。
そんな緊張はストレスにもなるので、男性ホルモンの分泌が盛んになったり、活性酸素が発生したりして、ニキビができやすくなります。
男性ホルモンの分泌が盛んになると…
男性ホルモンは、男性はもちろん女性の体内でも分泌されます。
男性ホルモンの厄介なところは、ニキビの原因である皮脂の分泌を促すという点です。
やはり、男性のほうが男性ホルモンの量が多いので、皮脂の分泌量も多くなりがち。ニキビも悪化しやすいです。
さらに、男性ホルモンの影響を強く受けている時は、角層の厚みが増して毛穴が小さくなるので、一度ニキビができると治りにくい傾向があります。
活性酸素が発生すると…
活性酸素は、体に入り込んだウイルスをやっつけるという非常に重要な役割を担っています。
しかし、必要以上に活性酸素が増えると、肌の細胞を傷つけてバリア機能が低下し、ニキビができやすくなったり、治りにくくなったりします。
本来なら、増えすぎた活性酸素は抗酸化物質によって取り除かれますが、ストレスで活性酸素が急激に増えると、抗酸化物質の働きだけでは追い付きません。
また、肌の細胞機能を低下させて、ターンオーバーの乱れを引き起こします。
対策方法は?
一人でリラックスする時間を設けたり、好きなことをしてストレスを発散することが大切です。
また、増えすぎた活性酸素対策には、ビタミンCといった抗酸化作用がある栄養を摂るといいでしょう。
食生活が変わった
食事一つで、肌の状態が大きく変わると言っても過言ではありません。
ニキビをはじめとする肌荒れは、栄養の偏りを知らせるサインでもあるのです。
ジャンクフードやお菓子の量は増えていませんか?
外食の頻度はどうでしょうか。
また、ビタミンCが美容に良いからといって、ビタミンCだけを重点的に摂取するのも考えものです。
色んな栄養をバランスよく摂取しないと、栄養たちは本来の力を発揮できません。
妊娠した
妊娠すると、ニキビを含めて体に大きな変化が現れます。
妊娠中にニキビが増える原因は、
- ホルモンバランスの乱れ
- つわりによる偏食
- 便秘
…が考えられます。
ホルモンバランスが乱れると…
妊娠すると女性ホルモンが急激に増加します。
妊娠中にイライラしたり、気分が落ち込んだりと情緒不安定になるのも、女性ホルモンの影響が大きいです。
そして、女性ホルモンの1つである「プロゲステロン」は、皮脂の分泌を促進させる働きがあるので、過剰な皮脂によって毛穴が詰まりやすくなります。
対策方法は?
ウォーキングなど軽い運動をして代謝を促したり、つわり中も食べやすい栄養バランスのとれた食事を摂るのが理想ですが、妊娠中に無理は禁物です。
母体にも胎児にも負担が少ない方法で、体の状態を整えましょう。
恋人・友人・家族とトラブルがあった
対人関係のトラブルによるストレスも、ニキビを増やす引き金になります。
トラブルとまではいかなくても、ちょっとした喧嘩や相手に対する不満からストレスが発生して、ニキビを増やしたり悪化させたりする恐れがあります。
睡眠時間が減った
「睡眠不足はお肌の大敵」と言われることが多いのは、ストレス、免疫機能の低下、自律神経の乱れが起きるからです。
また、成長ホルモンの働きが悪くなり、ターンオーバーが正常に行われなくなります。
免疫機能が低下すると…
免疫細胞の活動が活発になるのは、起きている間ではなく、睡眠中です。
特に、深い眠りについている時は血管が拡がって血流がスムーズになり、免疫細胞の生成が促されるので、良質な睡眠が美肌のカギになると言っていいでしょう。
自律神経が乱れると…
自律神経には、緊張状態を司る「交感神経」と、リラックス状態を司る「副交感神経」があります。
副交感神経が優位になるとリラックスして、肌にも良い影響が期待できますが、睡眠不足によって自律神経が乱れると、肌だけでなく心身にも様々な不調が現れます。
対策方法は?
まず、睡眠時間をきちんと確保すること。
そして、熟睡できるように環境を整えることが大切です。
就寝前は部屋を暗くして、覚醒効果があるスマホやパソコンなどの強い光は見ないようにしましょう。
外出が増えた
野外で活動する時間が多くなると、紫外線の刺激を受けやすくなります。
紫外線はニキビやニキビ跡の原因になるので、注意しましょう。
紫外線を浴びると…
肌が紫外線の刺激をキャッチすると「肌を守らなきゃ!」と、バリア機能を強化し始めます。
すると、角層の厚みが増して毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが発生することがあります。
また、紫外線そのものも、バリア機能を壊す存在です。
バリア機能が壊れると、肌の水分がどんどん蒸発して、乾燥した肌はバリア機能を補うために皮脂を大量に分泌します。
そして、忘れてはいけないのが、活性酸素です。
肌は紫外線を浴びると、活性酸素が発生してバリア機能を壊す他、細胞の働きが低下してターンオーバーの乱れに繋がります。
対策方法は?
メイクや日焼け止めだけでなく、帽子や日傘などのアイテムを使えばより紫外線の影響を受けにくくなります。
できてしまったニキビ跡やシミには、美白化粧品を使う手がありますが、多くの美白化粧品に含まれているハイドロキノンは刺激が強く、肌が乾燥しやすくなるため、敏感肌や乾燥肌への使用は慎重になったほうがいいでしょう。
まとめ
このように、ニキビは習慣や環境のちょっとした変化に対して敏感です。
スキンケアをどれだけ頑張っていても、他の影響が強ければニキビが増えることも珍しくありません。
- 適度な運動
- 規則正しい生活
- 栄養バランスが取れた食事
- ストレスの少ない環境づくり
- 良質な睡眠
- 紫外線対策
以上の5つを心掛けて、ニキビを増やさない・作らせない肌を目指してくださいね。