『基礎体温』とは、
朝目覚めた直後で、身体を動かす前の安静にしている時の体温
のことです。
さて、皆さんの体温は、普段は何度くらいでしょうか。
一般的には、
36.5度
が通常の人の基礎体温と言われています。
一方で、その数値はあくまで平均ということで、さらに高い体温の人もいれば、低い体温の人もいます。
かくいう筆者も、35.5度が基礎体温です。
低めではあるのですが、さらにもっと低い人もいるようですね。
さて、ここで大事なことは、この体温の低さが病気のかかりやすさに、密接に繋がっていることです。
ただ、体温が低いというだけで、病気になり易くなってしまうのは、もちろん嫌ですよね。
そこで今日は、健康な体づくりの1つとして、基礎体温を上げる方法を紹介していきます!
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基礎体温が低いと代謝が悪い?
まず基礎体温の高低の違いは、どのような理由でおこるのでしょうか。
理由はいくつかありますが、そのひとつが
筋肉量の違い
によるものです。
一般的には、全体重に占める筋肉量の多い人の方が、体温が高くなります。
女性に冷え性が多いのは、男性に比べて筋肉量が少ないためだそうです。
また、日本人より欧米人の体温が高いのも、この筋肉量の差と言われています。
では、なぜ筋肉量が多いと体温が高くなるのでしょうか。
それは、細胞の中にあるミトコンドリアが大きな要因です。
ミトコンドリアは、熱を発生させてくれる特性を持っており、筋肉量が多ければ、必然的にミトコンドリアの数も多くなり、そのため体温が上昇すると考えられています。
とはいえ、欧米人が日本人より健康で長寿とは、必ずしも言えませんが・・・
そして、日本人の平均体温は、次第に低体温化、同時に低筋肉量化しているようなのです。
現代人のライフスタイルは、車の使用が多くなったことや、仕事もデスクワークが多くなったことなどにより、日常生活での運動量が減少、そのため筋肉量も減ってきた、ということらしいですね。
日本人の体温と筋肉量が下がった原因
- 運動不足
- ストレス
- 睡眠時間が短くなった
- 水分のとりすぎ
- クーラーの使いすぎ
- 冷たい食べ物のとりすぎ
- 湯船につからずシャワーで済ませる入浴法
これらが日本人の体温と筋肉量が下がった原因でしょう。
それでは基礎体温が高いことのメリットには、どんなことがあるのでしょうか。
基礎体温が高いことのメリットとは
- 基礎代謝が上がる
基礎代謝とは呼吸や体温調整など、人間にとって欠かせない代謝のことです。
基礎代謝が
人間が1日に使う必要なエネルギーの60%以上
を占めているそうです。
そして、体温が1度違うと基礎代謝量が10~15%も変わると言われています。
基礎代謝が上がると、必然的にダイエットにも繋がるわけです。
- 免疫力が上がる
基礎体温が1度上がると、
免疫力が5~6倍に向上する
と言われています。
- ストレスに強くなる
ストレスを受けると人体の細胞はダメージを受けます。
ただ体温が高い場合は血流が良いため、ストレスでダメージを受けた細胞に、グルコースというエネルギー源が供給されやすくなります。
そのため、細胞の修復が早くなり、
体温が高いとストレスに強い体
になれると考えられています。
- 冷え症になりにくい
冷え症の冷えの最大の原因は血流の悪さです。
体温が高くなると血流が良くなり、その結果として冷え症になりにくくなります。
そもそも低体温になると身体を巡る血液の流れが悪くなることから、摂取した栄養分がきちんと体内を巡りません。
疲労も基礎体温が低い人の方が感じやすく、アレルギーも同じく基礎体温が低い人の方が発生しやすいのです。
さらに悪いことに、基礎代謝が悪いせいで
太りやすく
なってしまいます。
まさに身体に悪いことのオンパレードですね。
基礎体温を上げるには運動と食生活の改善を!
基礎体温が低いことで、身体に様々な害悪を与える可能性が高くなることがわかりました。
では、基礎体温を上げるには、どうすれば良いのでしょうか?
結論からお話すると、基礎体温を上げるための最良の方法は、筋肉量を増やすことです。
つまり
運動をする
ということですね。
人間の筋肉は、70%が下半身に集まっています。
下半身を鍛える
ことが、基礎体温を上げるための早道です。
それには、
ウォーキングやジョギング
が最も適しています。
ウォーキングやジョギングは、筋肉だけでなく心肺機能の強化にも大きな効果がある運動ということで、一石二鳥というわけです。
次に、日常の食生活の改善が基礎体温を上げる方法として挙げられます。
身体の『熱・エネルギー』の元になるのは糖質や脂質ですが、それらを熱に変える機能を持っているのは、
ミネラルやビタミン
なのです。
つまり、いくら糖分や脂肪分を摂取しても、ミネラルやビタミンが不足していると、糖分や脂肪分が燃えてくれず、基礎体温は上がりません。
現代の食生活においては、糖分や脂肪分などは、何も気にせずとも簡単に摂取できます。
しかし、ミネラルやビタミンは、まだまだ意識しないと摂取できない食生活の人が多いようです。
そして当然、この時に身体で燃焼できずに残った糖分や脂肪分は、自身の体重に加算されることから、太りやすいというわけですね。
ミネラルやビタミンを摂取するには旬の食材を!
ミネラルやビタミンは、なかなか摂取しづらいとお話しましたが、そこはあまり難しく考えなくても大丈夫です。
要は、ミネラルやビタミンが豊富に含まれている食材を摂取すればよいだけです。
このミネラルとビタミンの摂取の方法として、おすすめしたいのが季節ごとの旬の食材です。
季節の旬の食材たちは、その季節に生き残るための養分を豊富に蓄えており、他の季節で採れた同じ食材よりも
栄養価が高い
のです。
しかも旬の食材は、その季節に
『生き残る力が強い=生産しやすい』
ということから、たくさん出荷されて、それぞれの単価も安くなっているメリットもあります。
基礎体温を上げるには外から温めることも大事!
身体の内側から、糖分・脂肪分をミネラル・ビタミンで燃焼させ、基礎体温の上昇を狙うこと以外に、身体の外側からも身体を温めて基礎体温を上昇させましょう。
とくに夏場において、皆さんは温かいお風呂に浸かっていますか?
『夏で暑いからといって、お風呂をシャワーだけで済ましてしまう』
そのような人は、きちんと身体が温まらず、基礎体温が低くなりがちです。
少し温めのお風呂(40度程度)で構わないので、ぜひじっくりと入浴してみてください。
基礎体温を上げるために冷やさない方法!
夏のさかりは、甘いものや、冷たいものを身体がとても欲する季節です。
そんな夏場に、
冷たいものや甘いものを控えること
も基礎体温を上げるには重要です。
暑いから、喉が渇くからといって、冷たいアイスクリームやジュースを思うがままに摂取することは、絶対に避けましょう。
冷たい食べ物を食べれば、当然体温を奪われます。
基礎体温を上げるには、身体を冷やさないように注意することも大事です。
夏の場合は、熱中症対策の水分補給も考えて、お茶や水などの甘くない飲料や、スポーツドリンクなどを優先的に摂取し、熱中症にも気をつけましょう!
まとめ
基礎体温を上げる対策を振り返ってみると、
- 食生活の見直し
- 身体の保温
- 運動
など、まさにダイエットの方法によく似ていますね。
ちなみに基礎体温は、35度以下の人だと、危ないと言われています。
平均より下、35度を超えていても36度以下なら注意したほうが良いでしょう。
35度より下がっていないから安心と考えるのではなく、36度以下は低体温の予兆・傾向、予備軍と言っても差し支えありません。
今日から早速、基礎体温を上げるために、普段の食生活や運動などを見直していきましょう!