「生理前になると、ムカムカと吐き気がするのはナゼ!?」
生理前に吐き気がしたり、実際に吐いてしまったりする人は少なくありません。吐き気だけではなく、めまいや頭痛がしたり、腹痛がしたり、下痢になったり・・
・生理前に吐き気がする原因は何?
・どんな症状が、吐き気と一緒にあらわれるの?
・吐き気の対処法を教えて!
生理前の吐き気の原因や、対処法をまとめてみました。
生理前の吐き気は、頭痛もする・・
「生理前って吐きそうになるし、頭痛やめまいもするから、気持ちが悪い!」
生理前の吐き気は、クラクラとめまいがしたり、胃痛がしたり、何かと気持ち悪い症状を伴うことが多くあります。
・頭痛、めまい
・腹痛、下腹部痛、胃痛、食欲不振
・下痢
・眠気、だるさ、微熱
・寒気
・腰痛
・胸の張り
吐き気にめまいに頭痛・・まるで乗り物酔いみたいですね。これらの症状の原因は、一体何なのでしょうか。
生理前の吐き気+不快な症状・・その原因は
誰でも体調不良になりやすい生理前。生理がはじまる前の女性のカラダは、女性ホルモンバランスの乱れが原因となって、さまざまな不調があらわれやすくなります。
・吐き気や頭痛などがして、体調不良になる
・イライラする、ウツになる、情緒不安定になる
生理前にそんな不快な症状があらわれることは「月経前症候群(pms)」と呼ばれています。生理前の「吐き気」も、pmsのよくある症状のひとつ。
生理前の吐き気や、嘔吐感と同時にあらわれる症状の原因は、何なのでしょうか。
生理前になると、黄体ホルモン「プロゲステロン」が多く分泌される
→女性ホルモンバランスが悪くなり、自律神経の働きが悪くなる
→自律神経の乱れから、嘔吐感やめまいなどが起きる
・頭痛の原因
頭痛には「片頭痛」と「緊張型頭痛」がありますが、吐き気を感じているなら「片頭痛」である可能性が高いです。
生理前になると起きる頭痛は「月経関連片頭痛」と呼ばれます。片頭痛は生理やストレス、寝不足が誘因となることが多く、女性ホルモンの変動が関係しています。
・めまいの原因
月経前に多く分泌される黄体ホルモン「プロゲステロン」には、水分を蓄える働きがあります。そのため、バランス感覚を司る「内耳」に水がたまり、めまいが起きやすくなります。
・下痢・腹痛(下腹部痛)・胃痛の原因
生理前になると多く分泌されるホルモン「プロスタグランジン」は、胃にも影響をおよぼすため、下痢や腹痛、胃痛などの不調が引き起こされます。
・寒気・微熱の原因
生理前に多く分泌される黄体ホルモン「プロゲステロン」には、体温をあげる働きがあります。微熱がでることで、寒気を感じやすくなります。
生理前の吐き気も、それ以外の頭痛や下痢などの症状も、女性ホルモンの変動により引き起こされると考えられています。
「もしかして妊娠?」間違えやすい吐き気とつわり
「生理前にあらわれる症状と、妊娠初期の症状って似てる・・」
だるさがあったり、めまいや眠気がしたり・・生理前の症状と、妊娠初期の症状は似ていますね。実際、月経前症候群も妊娠初期の症状も、黄体ホルモンが急に増えることで起こると言われています。
しかし「黄体ホルモン」は悪者ではなく、妊娠に必要な大事なホルモンです。うまくつきあっていくしかありません。それでは、生理前の吐き気やめまい、頭痛などには、どう対処したらいいのでしょうか。
覚えておきたい!吐き気の対処法3つ
(1)無理をせずに安静に
頭痛やめまいを感じて、吐きそうになったら、まずは安静にすることを心がけましょう。
横になれる環境にいるなら、ムリをせず横になって。
ゾクゾクと寒気を感じる場合は、カラダをあたためて。とにかく体が要求していることを満たしてあげましょう。
(2)ペパーミントの力を借りる
生理前の吐き気には、「ペパーミント」の香りが効果的だと言われています。吐きそうな感じがしたら、爽やかなミント味のガムを噛んでリフレッシュしてみて。
ミントのアロマオイルをハンカチに含ませて、香りをかいだりするのもOK。外出先でも応急手当できますね。
(3)吐き気に効果的なツボ
生理前の吐き気に効果的なツボを押してみるのもいいですね。嘔吐感に効果のあるツボは、関衝(かんしょう)、内関(ないかん)など。
内関(ないかん)・・・両手首にあるツボ。手首の内側の真ん中から、指3本分下
生理前の吐き気を抑える薬って?
「気持ち悪くて吐きそう・・でも仕事が休めない・・」
そんな時は、薬の力で吐き気を抑えるのもアリ。生理前の吐き気を抑える市販の薬や、pmsの医薬品、pmsを緩和するサプリについて見てみましょう。
吐き気を抑える市販の薬
| 製品名 | 「イブA錠」(第二類医薬品) |
| 用法・用量 | 1回2錠、1日3回まで 空腹時をさけて 水またはぬるま湯で服用 |
| 価格 | 24錠入り 750円(税抜き) 36錠入り 1100円(税抜き) |
生理前の吐き気は、生理前に分泌の増える局所ホルモン「プロスタグランジン」が原因のひとつだと考えられています。
そのため、「プロスタグランジン」の生成を抑える成分が配合された鎮痛剤「イブA錠」は、生理前の嘔吐感を緩和してくれます。
生理前の不調を緩和するpmsの医薬品
| 製品名 | 「プレフェミン」(第一類医薬品) |
| 用法・用量 | 1日1回、1錠服用のこと |
| 価格 | 30錠入り 1800円(税抜き) |
生理前の吐き気は、pms(月経前症候群)の症状のひとつ。生理前の不調全般を緩和するpmsの医薬品には「プレフェミン」があります。
pmsや更年期障害など、女性ならではの疾患に効果効能が認められている西洋ハーブ「チェストベリー」が40mg配合されています。ただし3ヶ月以上継続して服用する場合、医療機関を受診することが推奨されています。
pmsの医薬品と同様の成分が配合されたpmsサプリ
| 製品名 | 「女性のミカタ」 |
| 用法・用量 | 1日2粒服用のこと |
| 価格 | 60粒入 1782円(税込み・定期購入) |
「女性のミカタ」は、pmsの医薬品「プレフェミン」と同じく、「チェストベリー」40mgが入っているpms改善サプリ。
プレフェミンは薬局でしか買えませんが、「女性のミカタ」はネットで購入可。継続して服用することができます。生理前の不調全般に効果が期待できます。
症状が出てからではなく、症状がでないカラダに!
生理前の吐き気の原因や、対処法などについて見てきました。
・頭痛、めまい
・腹痛(下腹部痛)、胃痛、下痢
・眠気、だるさ、微熱、寒気など
生理前の吐き気の原因
・生理前には黄体ホルモンが多く分泌され、女性ホルモンバランスが悪くなり、自律神経の働きが悪くなるため
・生理前に分泌が増えるホルモン「プロスタグランジン」が胃腸に影響を与えるため
吐き気の対処法
・できるだけ安静にする、寒気がするなら温める
・ペパーミントの香りで吐き気を抑える
・吐き気のツボ(関衝、内関など)を押してみる
吐き気を抑える市販薬・サプリ
・イブA錠
・プレフェミン
・女性のミカタ
生理前の吐き気を抑える鎮痛剤なども紹介しましたが、鎮痛剤はあくまでも対処療法。不調の根本的な解決にはなりません。できれば生理前の不調そのものが軽減されるよう、日頃から心がけましょう。
生理前の不調(pms)を抑えるためには、適度な運動や、入浴の習慣が効果的。逆に白い砂糖たっぷりのスイーツやコーヒ、喫煙の習慣などは、pmsを悪化させます。
生活習慣や食生活を変えるのが難しいなら、手軽に摂れるサプリでpms対策するのもおすすめ。不調が起きてから鎮痛剤に頼るのではなく、不調が起きる前に普段からケアを!
執筆者:さつき