デリケートゾーンの事で意外と悩んでいる女性が多いのが黒ずみなのです。でも、黒ずみとはよく言うけれど、黒ずみとシミの違いって知っていましたか?

私も黒ずみとシミの違いってあまり知らずに使っていたのですが、今回は黒ずみとシミの違いについて皮膚科の先生にお話を聞いてきたので、黒ずみとシミの違いについて書いてみますね。

肌の黒ずみはどうしてできるの?

女性の肌の悩みとして常に上位にランクインするのがシミや黒ずみといった悩みです。同じものとして扱われがちなシミ、黒ずみですが、実は異なる原因によって肌に出てくるのです。

一般的に言われる「肌の黒ずみ」の正体は肌に存在している毛穴です。毛穴と言う言葉の通り穴のようになっており、例えば洞窟を入り口から見た時には奥の方が真っ暗に見えるのと同じように、毛穴も奥が深い部分は表面から見た時には黒く見えることがあるのです。

毛穴が深い場合は黒ずんで見えることがありますが、それ以外にも黒く見えやすい毛穴があります。それは、毛穴の開口部が大きくなっているとその部分が黒ずんで見えてしまうのです。女性の方でも男性ホルモンが多い方は皮脂腺(毛穴の中にある皮脂を分泌するところ)が大きいため、皮脂腺の出口である毛穴が大きくなってしまうのです。

また年齢を経ると肌のコラーゲンなどが減少してきます。コラーゲンは肌の張りを保ってくれるので、減少することによって肌の張りがなくなり毛穴を構成する部分が弱くなってしまいます。

この肌の張りがなくなってしまった毛穴は「たるみ毛穴」と呼ばれるのですが、見た目が涙のような毛穴が広がるためしずく毛穴とも呼ぶことがあります。主に顔に出来ることが多く、加齢によって起こりやすいので注意が必要です。このたるみ毛穴も肌が黒ずんで見えてしまう原因の一つなのです

毛穴の開き以外の黒ずみの原因として、老廃物が詰まった毛穴によって黒くみえてしまうことがあります。毛穴の奥から出てくる皮脂と古くなった角層がまじりあったものが毛穴に詰まると角栓と呼ばれるものになり毛穴に蓋をしてしまいます。このように角栓や皮脂によって蓋をされた毛穴は「詰まり毛穴」といいます。この詰まり毛穴は皮脂の分泌が多い場所に出来ることが多いのです。

これらのことがよく言われている肌の黒ずみの正体なのです。

デリケートゾーンの場合は、アンダーヘアが生えてくるため毛穴も大きくそれでいて皮脂の分泌が多い場所でもあるので、黒ずんで見えやすい部分でもあるのです。

つまりデリケートゾーンの黒ずみの原因は毛穴と皮脂や角栓の詰まりによって起こるため、黒ずみを治したい場合には毛穴と毛穴の詰まり両方への対策が必要になります。

肌のシミはどうしてできるの?

肌の黒ずみは毛穴が主な原因となって起こりましたが肌のシミは何が原因で起こるのでしょうか?

肌のシミの原因はメラニンという肌に存在している物質が関係しているのですが、ここで少し肌の構造についてお話しします。

肌にはいくつかの機能があり、

①古くなった肌の細胞が肌の表面に移動して、最終的に肌から剥がれ落ちる(ターンオーバー)

②肌に入ってきた紫外線をそれ以上深部に向かわせないため、メラニンという黒い物質を生成することにより、肌の中で紫外線を止めるように肌が変化する。

という肌本来の機能があるのですが、この2つの働きがシミの原因となります。

メラニンは光(紫外線)が入ってくることにより生成されるため、日光を浴びるだけでメラニンがたくさん作られてしまいます。しかしメラニンが作られても、皮膚のターンオーバーが起こることによって古くなった細胞とともにメラニンも皮膚の外に出ていくため、メラニンが溜まりにくくなっています。(夏に日焼けが起きるのもこのメラニンの産生と皮膚のターンオーバーによるものです。)

しかし年齢を経ることによって皮膚のターンオーバー機能は低下していくため、肌の中に存在しているメラニンが排出されることが少なくなってしまい、皮膚に沈着してしまうことがあり、この状態が長く続いてしまうとシミとして現れることがあります。このようなシミはご老人にできやすいため老人性色素斑と呼ばれたり、日光を浴びるとできやすくなるので日光性黒子と呼ぶことあります。

ただし日光以外にもシミになる原因はあります。肌を強くこすったり叩いたりすると、肌を守ろうとしてメラニンのもとになるメラノサイトを活性化してしまいます。

するとメラニンの数が増えてしまいその部分がシミになってしまうことがあります。そのため化粧品などを塗るときに強くたたいたり、無理にこすったりするのは逆にシミの原因になってしまうことがあります。

この肌のシミももちろんデリケートゾーンに出来てしまうのです。たとえ下着を履いていたとしても、紫外線の影響と言うのはあるのです。それに下着や生理用品などとの摩擦によって肌が刺激を受けてしまい、メラニンが作られてしまってデリケートゾーンのシミの原因となることも十分に考えられるのです。

黒ずみとシミの違いはなに?

黒ずみとシミの違いですが、上記でご説明したように黒ずみは毛穴、シミはメラニンが原因となって肌トラブルを起こします。

本来であれば、黒ずみとシミと言うのは別の物なのですが、一般的に肌の黒ずみと言われるものは、毛穴の黒ずみとシミをまとめて「肌の黒ずみ」と言われていることが多いのです。

デリケートゾーンの黒ずみも同じで、毛穴の黒ずみとメラニンのシミをまとめて、黒ずみと言われているのです。

黒ずみやシミを防ぐためには?

肌の黒ずみやシミを防ぐためには、例えば毛穴が原因となっている黒ずみの場合はピーリングや毛穴パックを行うのが効果的とされています。シミの場合はメラニンの生成を抑えるために美白化粧品などを使うのが一般的です。

でもデリケートゾーンの黒ずみはというと、やはりデリケートな部分なので安易にピーリングや毛穴パックをするのは肌が傷つきやすいので良くないのです、それに顔の肌と違って常に下着や生理用品に触れている部分でもありメラニンの生成が活発な場所でもあるので、顔よりもより入念にケアをしてあげる必要があるのです。

では、デリケートゾーンの黒ずみとシミをケアするにはどうすればいいかと言うと、

■黒ずみ対策におススメの方法。

黒ずみケアのために毛穴をキレイにしようと洗いすぎてしまうと、逆に肌が乾燥してしまったりすることが考えられるので、デリケートゾーンの肌質にあった洗浄力の強すぎない石鹸で優しくあらって上げるのが理想的です。

■シミ対策におススメの方法。

紫外線だけでなく、下着や生理用品が肌に触れることで肌が刺激を感じてメラニンが生成されるということが考えられるので、肌に優しい生理用品や下着を着用するということが理想的です。その上、下着にUV加工などがほどこされていれば尚良いですね。

本来であれば、黒ずみとシミの原因は違うので、それぞれにあった対策をしてあげるのが良いです。

あと、黒ずみとシミ対策に重要なことは、ある程度の期間続けるということが大事です。黒ずみやシミ対策には肌のターンオーバーなども関わってくることなので、短くても肌のターンオーバーのサイクルとされている1ヶ月は続けて様子を見ることが重要です。

黒ずみとシミの違いについてお分かりいただけましたか?よく黒ずみとシミという言葉は混同されて使われがちなのですが、それぞれ原因が違うのです。原因が違うからにはどちらか一方だけでなく別々のケアをしてあげる必要があるのです。もし今黒ずみやシミでお悩みの場合は、それぞれ違うケアが必要だということを頭にいれておきましょう。