私たちが普段何気なく食べている寒天で痩せることができるのをご存知でしょうか?
日常的に食べているのに何の変化もないというのであれば、それはダイエットのための食べ方になっていないからです。
せっかく寒天を食べるなら痩せる食べ方をしたいもの。ということで、寒天ダイエットの効果的な方法をご紹介します。
おすすめレシピもご紹介していますので、まずは気軽に始めてみましょう!
寒天ダイエットの概要
寒天とは
寒天は、天草やオゴノリなどの紅藻類(海藻の仲間)から抽出した粘質物を凍結乾燥したものです。ところてんを凍結乾燥させると寒天になります。菓子類の材料として使われることの多い食材です。
寒天とゼラチンの違い
その性質上、寒天はゼラチンと混同する人が多いようです。これらを使った食品は見た目の性質が似ていますが、この2つはまったく異なる食材です。
ゼラチンが牛や豚などの動物性のコラーゲンからできているのに対し、寒天は海藻からできています。当然、成分も異なっていて、ゼラチンはタンパク質を、寒天は食物繊維を、それぞれ主成分としています。
代表的な食品として、寒天は杏仁豆腐やところてん、ゼラチンはゼリーやプリンが、それぞれあげられます。
寒天ダイエットとは
寒天ダイエットとは、食前に寒天を食べるだけという、非常にシンプルなダイエット法です。後ほど詳しく説明しますが、寒天を食前に食べることで満腹感が得られるため、その後の食事の量を抑えることができます。
食前だけでなく、その後の本食事でも寒天を取り入れることで、効果がさらに高くなります。これまで食事でのみ寒天を食べていた人は、食前に食べることをおすすめします。
寒天がダイエットに効果的な理由
寒天がダイエットに効果的な理由は次の3つ。
・摂取カロリーを抑えられる(100gあたり3kcal/満腹感)
・血糖値の上昇を抑える(水溶性食物繊維)
・便秘の解消(不溶性食物繊維)
<摂取カロリーを抑えられる>
寒天のカロリーは100gあたり3kcalと極めて低カロリーのため、食前や本食事でたくさん食べても、これだけで太るということはありません。
しかも、寒天はほとんどが食物繊維でできていて、お腹の中で水分を吸収して膨らむため、満腹感が出て食事量を減らすことができます。これにより、トータルの摂取カロリーを大幅に減らすことができます。
<血糖値の上昇を抑える>
寒天には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれていますが、このうち水溶性食物繊維には消化吸収の速度を抑える働きがあるため、血糖値の上昇を抑えることができます。
血糖値の上昇が抑えられるということは、インシュリンの分泌量も抑えられることになりますので、余分な糖質が脂肪に変わるのを防いでくれます。
<便秘の解消>
寒天に含まれている不溶性食物繊維が、腸の中で水分を吸収して便の量が増えるため、便秘の解消につながります。便秘が解消することで腸内環境が良くなって代謝もアップするため、より痩せやすい体質へと改善していきます。
寒天ダイエットの3つの効果
寒天にダイエット効果があることは上述のとおりですので、ここでは寒天が持っているダイエット以外の効果をご紹介します。主な効果は次の3つです。
・コレステロールを抑える
・大腸がんを予防する
・血圧を下げる
<コレステロールを抑える>
寒天に含まれている水溶性食物繊維が、血液中の余分なコレステロールを吸着して排出してくれます。その結果、動脈硬化の予防にもつながります。
<大腸がんを予防する>
寒天に含まれている食物繊維が、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らしてくれます。有害物質が排出されることで、大腸がんの予防につながります。
<血圧を下げる>
寒天に含まれている食物繊維に、塩分を排出する働きがあるため、高血圧の予防につながります。
このように、寒天の効果は食物繊維の働きによってもたらされます。成分のほとんどが食物繊維である寒天は、ダイエット食材としては非常に優秀なのです。
寒天ダイエットの方法
寒天ダイエットの方法
寒天ダイエットは、食前に寒天を食べるだけですが、ここではもう少し具体的な方法についてお伝えします。
ポイントは以下のとおり。
・食事の10~30分前に食べる
・目安は1日5g
・3回に分けて食べる
・食事はゆっくりと
・食事に寒天を取り入れる
<食事の10~30分前に食べる>
寒天を食前に食べるのは満腹感を出すためです。そのため、あまり早すぎるのもよくありませんし、直前すぎるのもよくありません。食事の10~30分くらい前に食べると、食事をするときに満腹感が出てきて、結果的に食事量を減らすことができます。
<目安は1日5g>
平均的な日本人による食物繊維の摂取量は1日5gが不足していると言われていますので、これくらいの量を目安に摂取するとよいでしょう。
<3回に分けて食べる>
基本的に、寒天は1日3食の各食前に食べるようにします。寒天は水分を含むと100倍ほどに膨らみますので、例えば1回に2gの寒天を食べるとしても、寒天ゼリーにすると200gも食べることになります。そのため、1回にたくさん食べるよりも、3回に分けて食べるほうが続けやすいと思います。
<食事はゆっくりと>
食前に寒天を食べることで満腹感が出ますが、その後の本食事でもゆっくり食べることで、満腹感がより大きくなります。よく噛むことはダイエットに効果的ですので、時間をかけてゆっくり食べるようにしましょう。(→ためしてガッテン流!痩せる食べ方の秘訣を伝授)
<食事に取り入れる>
寒天ダイエットでは寒天を食前に食べますが、その後の本食事にも寒天を取り入れるという方法もあります。1日5gを目安にして、食前に食べる分と本食事で食べる分をうまく振り分けるとよいでしょう。
寒天ダイエットの注意点
寒天ダイエットを実践する上で注意したいことは次の3つです。
・水分を多めに摂る
・味付けを加減する
・栄養バランスを考える
<水分を多めに摂る>
寒天は吸水力が強いので、便が硬くなって便秘になる可能性があります。ですので、寒天を食べる時は水やお茶などを多めに飲むようにします。
<味付けを加減する>
寒天自体にはほとんどカロリーがありませんが、調味料で余分なカロリーを摂ってしまうと意味がありません。なるべく味付けは薄くすることを心がけましょう。
<栄養バランスを考える>
寒天は低カロリーである一方、食物繊維以外はほとんど栄養素が含まれていません。寒天を食べ過ぎて他の食品からの栄養素が不足しないようにすることが大事です。食事全体の栄養バランスを考えるようにしましょう。
寒天を使ったおすすめレシピ
食前に食べたい寒天のレシピを3品ご紹介します。
ジュースと粉寒天だけを使い、砂糖を使っていないので、ダイエットにピッタリです!
ダイエット効果のあるトマトを使った、デザート感覚で食べられる一品です。
デコポンをみりんで味付けした、おやつにもなる一品です!
まとめ
寒天ダイエットは、食前に寒天を食べるだけのシンプルなダイエット法です。「摂取カロリーが抑えられる」「血糖値の上昇が抑えられる」「便秘が解消する」という理由から、寒天はダイエットに効果的です。
寒天には、ダイエット効果以外にも「コレステロールを抑制」「大腸がんを予防」「血圧を抑制」といった効果がありますが、これらはいずれも食物繊維による働きです。
1日5gを目安に3回に分けて食前に食べます。食事の10~30分くらい前に食べるようにします。また、トータルの摂取量を変えない範囲で、本食事で摂ってもOKです。
寒天を食べるときは「水分を多めに摂る」「味付けを加減する」「栄養バランスを考える」といったことに注意しましょう。正しく実践すれば効果が出ること間違いなしです!