男の体臭が年々悪化する7原因|生活習慣病と意外な共通点?

意地でも臭くなんてなりたくない

「最近なんか臭くなったような・・・」
「もしかして加齢臭?」

シャツを脱いだとき、汗をかいたときなど、不安になることがあると思います。

『臭い』というだけで人に与える印象は最低レベルまで落ちてしまいます。

どんなに髪型やファッションに気を遣っても、イケメンでも高学歴でも、臭いというだけで好印象を持たれる可能性は絶望的に低くなります。

私たちの嗅覚は最も本能に近い感覚だと言われています。

生理的に無理

女性に(男性にも)『生理的』に嫌悪感を与えてしまうのが体臭なのです。

ところが、自分では自分の体臭に気づきにくいと言われています。

自分では体臭に気づけない

重度のわきがの人はわきがの臭いに鈍感になり、ヘビースモーカーの人はタバコの臭いに鈍感になります。

長い間同じ臭いを嗅ぎ続けることによって、嗅覚は麻痺していきます。

悪化する体臭を放置すれば、自分で自分の臭いに気づけなくなります。自分の臭いが分からなければ、そもそも対処のしようがありません。

体臭はある日突然強くなるわけではなく、10代より20代、20代より30代というように徐々に悪化していきます。

ゆっくり進行する生活習慣病を自覚することが難しいように、体臭を客観的に自覚すること自体が難しいといわれています。

でも自分で自分の臭いが気になるのであればまだ間に合います。

恋人や家族や同僚に迷惑をかけないうちに、早めに対処しておくことが大切だということですね。

体臭の原因とは?

体臭は繁殖した雑菌の臭い

体臭は汗ではなく、雑菌のニオイです。

汗そのものは99.5%が水分でほぼ無臭です。

汗をかいた後の汗臭い体臭は、汗そのものの臭いではなく、汗をかくことで肌が雑菌の繁殖しやすい状態になることが原因です。

臭いのメカニズムとしては洗濯物の生乾きの臭いと同じです。

私たちの肌はもともと弱酸性で、殺菌力を備えています。

ところが汗をかくことで肌が弱酸性⇒アルカリ性に近くなり殺菌力が落ちます。さらに湿度が高いと雑菌が繁殖しやすくなります。

臭いということは、雑菌が多いということです。実際に不潔ということですね。。

ワキガではなく多汗症?

もしかして俺、ワキガかも?

自分がわきがだと思って皮膚科を訪れる人の9割はわきがではなく多汗症だと言われます。

多汗症だと、肌の殺菌力が下がり、湿度も上がるので、当然雑菌が繁殖しやすくなり、体臭も臭くなりやすいのです。

以外なことですが、わきが症だからといって、それほど汗の量は多くないそうです。

多汗症の場合、手術で一発で直るわけではありません。ボトックスなどで一時的な対策は可能ですが、現時点では根本的な解決策はないと言われています。だからこそ汗と雑菌という問題を地道に改善していく必要があります。

男性のほうが女性よりも体臭が強い

一般的に男性のほうが女性よりも体臭が強いです。

ほとんどの体臭の原因は汗と雑菌によるものですが、まず男性のほうが代謝がよく、汗をかきやすいです。

男性のほうが筋肉量が多いので、体温が上がりやすく、体温が上がれば体を冷やすために汗が出ます。

汗が増えれば、それだけ殺菌力の低下と、湿度の上昇をもたらし、雑菌の繁殖=体臭の増加を引き起こすのです。

さらに体毛も大きな要因です。腋毛や体毛が濃いとそれだけ汗は蒸発しにくくなります。

体毛が濃いほど雑菌が繁殖しやすくなります。

また、同じ男性でも、10代より20代、20代より30代のほうが体臭は強くなる傾向があります。

皮脂の分泌は30代がピーク

10代、20代の若い頃と比べて自分の体臭が強くなったと感じる人も多いと思います。

なぜ年齢によって体臭が強くなるのか?

その理由は『皮脂の質と量』にあります。

男性の場合、皮脂の分泌のピークは30代に訪れます。

10代の思春期に皮脂分泌は一気に増加しますが、その後も皮脂の分泌量は減らずに増え続けるのです。男性の皮脂分泌がはっきりと減少に転じるのは50代、60代だといわれています。

男性の30代40代は皮脂の量そのものが増えるのです。

皮脂の劣化が体臭の種類を変える

年齢が上がると皮脂の質が悪化していきます。昔よりも自分の体臭が『刺激的』なニオイに変化したと感じる場合、かなりの確率で皮脂の質が悪化しています。

具体的には、腐った脂分である『過酸化脂質(かさんかししつ)』が増加しています。

過酸化脂質とは、その名のとおり「すごく酸化された脂分」ということです。

この過酸化脂質が雑菌によって分解されると、ツーンとした刺激臭になるのです。

加齢臭の原因物質である『ノネナール』も過酸化脂質が分解された結果、発生する物質です。

酸化=体が錆(さび)ること

料理につかう油は空気に触れると酸化して黒っぽくなります。皮脂も同じように、空気に触れたり、紫外線を浴びたり、ストレスにさらされると酸化して、ドロドロの過酸化脂質になります。

タバコも活性酸素を増やして、皮脂を酸化させる原因になります。

抗酸化力が年々低下している

10代や20代の若い頃は、過酸化脂質の発生を防ぐ抗酸化酵素が豊富にあります。

SODやカタラーゼという抗酸化酵素が体内に豊富にあると、皮脂が酸化されることなく、たとえ汗臭くなっても健康的な汗臭い匂いになります。

ところが年齢が上がると体内の抗酸化酵素が減り、抗酸化力が低下します。

さらにアルコールを良く飲む人は、肝臓が疲弊して体内の解毒能力が低下していきます。

皮脂の酸化を防ぐ力が弱くなるので、過酸化脂質が増えてしまい、体臭が強くなってしまいます。

まとめ

体臭対策は皮膚の表面への対策と同時に体の内面への対策が必要です。

悪臭の原因は雑菌なので、皮膚表面の殺菌・制菌はとても大切ですが、年齢によって臭いの種類が変わると今までと同じデオドラントでは十分に効果が得られないこともあります。

年齢に応じたアイテムを選ぶことが大切です。

より根本的には、体臭の悪化は過酸化資質の増加、抗酸化力の低下など、体内環境の悪化が原因でもあります。

そのため、食事の脂肪分を減らしたり、抗酸化指数の高い食品を増やすことで、体臭の悪化=体臭の老化を防ぐこともできます。

30歳頃から加齢臭が出だす人もいれば、60代になっても嫌な臭いがしない人もいます。

その違いは生活習慣です。

がんや糖尿病と同じで、体臭も生活習慣病です。そしてやはりがんや糖尿病と同じように、加齢臭や嫌な体臭が出だしてから対策するよりも、予防こそが大切ですよ。

実際、体臭対策は生活習慣病対策と共通点が多いんです。

特に体臭に関して重要なのは、『抗酸化成分』です。

ビタミンC、Eは欠かさず摂取する必要がありますので、必要に応じてサプリも使うべきだと思います。

さらに重要なのは『ポリフェノール』です。

植物に微量に含まれる強力な抗酸化成分です。

ただ、ひとくちにポリフェノールといってもその種類は3000種類以上とも言われています。

そしてポリフェノールの種類によって効果が異なるので、できるだけ多くの食品を摂取するほうがいいんですね。

外食や偏食が多いと、ビタミンミネラル以上に、食品中の微量成分を摂取することができません。

ポリフェノールなど多くの抗酸化成分は、果物(特にブルーベリーやアサイーベリーなどベリー類)、色の濃い植物に多く含まれています。

ポリフェノールを最も手軽に摂取出来る方法は『グリーンスムージー』です。

最近はグリーンスムージーブームも手伝って、色々な種類のスムージーが発売されていますので、色々と味見してみることをおすすめします。