「すそわきが」って聞いたことありますか?
ワキガって、男性でも女性でも、洋服を着ているのになんとも言えないあの強烈なにおいが辺りに充満している、あれのこと。
「すそわきが」は、アソコの方からワキガ臭がにおってくることです。
ワキガは自分では異臭を放っているとは気づかないらしく、他人に指摘されて初めて気付く方が多いようです。
指摘してくれればまだいいですけど、だいたい皆さん、嫌な顔をして去って行くだけで、指摘はしてくれないことが多いですよね。(自分だって指摘するのはちょっと気がひけます!)
においに敏感な日本人としては、自分の体が臭っているなんて耐えられませんし、何よりアソコの方から異臭が放たれているとしたら、パートナーや配偶者はどう思っているの⁈と考えたら夜も寝れません。
というわけで、今回は「すそわきが」のにおいや、その原因と対策、予防法をみていきたいと思います。
すそわきがってどんなにおいがするの?
すそわきがのにおいとしてよく例えられるのは、次のようなものです。
- タマネギやねぎのようなツンとしたにおい
- 酢やクミンみたいな酸っぱいにおい
- 納豆のようなウッとくる腐ったにおい
- イカやスルメに代表する発酵したようなにおい
- 鉛筆の芯や墨汁のようなにおい
- ごぼうのようなにおい
- ポップコーンのにおい
- カブトムシのにおい
- 金属のにおい
どれもいいにおいではありませんよね。
自分の体からこんなにおいが出ていたら、人と近づいたり会ったりすることも躊躇してしまいますね。
すそわきがのにおいの原因
すそわきがのにおいの原因は、外陰部から出る汗だと言われています。
人間は皆、体温調整などの理由で汗をかきますが、汗にも2種類あります。
1つ目は、エクリン汗腺から分泌される汗で、ここから出るのは普通の汗です。
2つ目は、アポクリン汗腺から分泌される汗で、これが一般的にワキガの原因とされます。
もともと、このアポクリン汗腺から出される汗は、動物として自分の縄張りの主張をしたり、異性を惹きつけるためなどのフェロモンの効果でもあります。
アポクリン汗腺から出る汗のにおいは人それぞれであり、それが気に触る人もいれば、惹きつけられる人もいるということになります。
ワキガとすそわきがの原因は同じアポクリン汗腺から出る汗なのですが、すそわきがはこの汗のにおいと外陰部の様々なにおいの原因が混ざることで、強烈なにおいへとなっていきます。
これが、すそわきがの特徴でもあります。
では、外陰部のにおいの原因とはどんなものがあるのでしょうか。
主なものを5つ紹介します。
まずは、皮脂腺から出る皮脂が酸化した、酸化脂肪のにおいです。
一般的に言われる「加齢臭」がこれにあたります。
次に、尿や恥垢のにおいです。
部位的に仕方がないのですが、尿のアンモニア臭や、恥垢が洗いきれずに残ってしまい発酵したようなにおいがするようです。
そして、これも部位として仕方がないのですが、おりもののにおい。
一般的に、酸性のヨーグルト臭やチーズの腐敗臭と言われます。
そして、性病による膣の腐敗臭などです。
また、月に1回ほどですが、生理の経血も時期的ににおいの原因としてあります。
この、においの原因を私たちの体に存在している常在菌が、分解して独特になり強烈になっていきます。
そして、下着や洋服による保温効果で蒸れて、進化してしまうのです。
つまりこんな感じです:
アポクリン汗腺から出る汗 + 外陰部のにおいの原因 + 常在菌の分解 + 蒸れ = あなたのすそわきが臭!
もう自分が、どんなにおいを持っているのか気になって仕方ないですね。
すそわきがへの対策
まずは、自分がワキガ体質かどうかを確かめてみましょう。
ワキガの原因の汗が出てくるアポクリン汗腺の数が多いか少ないかで、ワキガ体質かどうかが決まります。
ワキガ体質であれば、すそわきがである可能性も高くなります。
アポクリン汗腺は、腋の下、陰部、耳の後ろ、お臍周辺、乳輪のあたりにあります。
毛穴と汗腺の量は比例するので、その辺りが毛深い人もワキガ体質である可能性が高いです。
自分に可能性のある部位のにおいを嗅いでみましょう。
自分で嗅いでもすそわきがかどうかわからないことも多いようなので、1日履いたショーツの足の付け根部分のにおいを嗅いでみると客観的ににおいを確かめられます。
ワキガ体質は遺伝的なものでもあるので、身近な人がワキガかどうかも要チェックです。
耳垢がしっとりしている人も、ワキガ体質であることが多いそうなので、耳を掃除して確かめてみましょう。
日本人は10人に1人がワキガ体質であるのに対して、欧米では10人に7人がワキガ体質なのだとか。
体臭が当然の外国は、香水などをつけることが当然、もしくはマナー、という文化があってよいのですが、日本は香水などのにおいにも抵抗感を感じる人が多い無臭が良いとされる文化です。
日本ですそわきが対策として香水をつけるとしたら、万人に好まれるにおいを探す必要があるでしょう。
香水ジプシーになる覚悟で、良いにおいを探すのも対策の一つです。
そうでない人は、すそわきがの原因を減らしていくのが良いでしょう。
ワキガ臭は、アポクリン汗腺の汗をこのむ常在菌のコリネバクテリウム属が分解するにおいだと言われています。
つまり、汗を洗い流したり、常在菌が分解したものを洗い流すことですそわきがのにおいの元をなくすことができます。
入浴やシャワー時には清潔に体を洗いましょう。
また、食べ物や体調でもにおいに変化がおこります。
生クリームなどのスイーツやポテトチップスに代表される脂肪の多い食べ物や、肉や魚に代表される動物性タンパク質を多く摂取する時にはにおいが強烈になったり、体調不良の時には苦いにおいになったりするそうです。
バランスの良い食事を心がけることでもすそわきがの対策になります。
それから、アポクリン汗腺を切除するという処置法もあるようです。
こちらは簡単ではなさそうですが、お金と時間と痛みを伴うことが気にならない人だけ、専門医に相談しましょう。
すそわきがの予防法
対策にもありましたが、まず体を清潔にしましょう。
常在菌は体にとって大事ですが、においも出してしまいます。
1日1回は入浴し、すそわきがの原因となる汗などを洗い流しましょう。
他のにおいと混ざって強烈なにおいにならないよう、陰部を綺麗にしておくことも大事です。
その際、石鹸で洗うと常在菌がいなくなり、他の菌が繁殖してしまうこともあるので、デリケートゾーンを真水で時間をかけて洗いましょう。
また、脂肪の多いものや動物性タンパク質に偏った食生活をやめ、バランスの良い食事をすることを心がけましょう。
すそわきがとは一見関係がなさそうですが、体のどんなことについても、私たちの体は食べたものでできていますので、体に良いものを摂れば良い体になっていきます。
その他、体調不良を予防するためにも、運動と睡眠の時間を十分にとることも大事ですね。
まとめ
今回は「すそわきが」が、どんなにおいなのか、「すそわきが」の原因や対策、予防法についてみてきました。
「すそわきが」だけではなく、他の体の悩みに対する予防方法を考えるとき、常に大事になるのが運動と睡眠、そしてバランスの良い食事です。
現代社会は忙しく、そして私たちの年代は自分のこと以外にも目を配らなければならないこともあるため、生活を整えることから難しいものですが、今年は私たちの益々の美しさのためにも、体に良い生活を送りましょう!