2015年09月10日 (木)

「ダイエットコーチEICO」さん インタビュー後編

 9月12日の「助けて!きわめびと」は「今度こそやせたい」!自身も学生時代に20キロのダイエットを成功させたという“きわめびと”は、「ダイエットコーチEICO」さん。ブログでは、EICOさんのインタビューを前編に続いて後編を掲載します。後編は、EICOさんが推奨するダイエット法などについてです。

 

 

 20キロのダイエット成功後、準ミス日本を受賞したEICOさん。夢だったモデルの仕事をしながら、縁あってダイエット指導につながるようなパーソナルトレーナーの仕事をしていました。

 

 ダイエット指導の現場は、最初は生活のためのアルバイトだったのですが、お客様のレッスンをする度に体型も心も変わるというサポートをできることにやりがいを覚えていきました。やせたくてもやせられないお客様の気持ちがわかり、的確なアドバイスをすると結果に繋がるので、ダイエットの仕事の方がモデルより圧倒的に好きだって、思えるようになってきて努力を努力と思わなかったんです。アルバイトをしながら、25才でトレーナーの夜間学校に通い、疲れた体で勉強をしても、スポンジが水を吸収するようにどんどん知識を吸収していきました。お客様に集中するために、二足のわらじは辞めて、ダイエットの仕事に専念しました。

 

 自身のダイエット中は、苦しいより不安な気持ちが強かった。やせたことがないので、やせていく自分の姿が想像できないという不安。「本当にやせるの?」「やっていることは正しいの?」「飽きてきた」「いつまで続くの?」「誘惑に負けそう……」ダイエットを成功させるためには、今言ったことのような不安はつきものなので、メンタルのケアが大事。しかし、世のダイエットはメソッドが先行していて、「続ける」ことを念頭においたダイエット指導はなかった。自分がやせたときには心のケアがなかった。お客様に「今、不安じゃないですか」とか、「私もやせられると思ってなかったから不安だったけど、うまくいっているからやせますよ」とか「このままいくと体重の減りは止まります。体がやせていいか審査する一週間があるので、またやせると思うから落ち着いてください」とか、ダイエットコーチは道しるべの係。気持ちがぐらついてくると今やっていることが意味がないと思って、もとにもどってしまう。「みんなが通ってきた道だよ」と伝えて、不安がないようにしてあげます。

 

 どうしてもみんな、「自分は意思が弱くてダイエットができない」って言うんですけど、意思が強かったらそもそも太ってないんです。だから意思の力じゃだめで、ちょっと視点を変えてみようって提案しています。私は女性専門なんですけど、やっぱり女性っていうのは感情的になりやすいので、「ダイエットがうまくいかない!!」って言ってサロンに泣きながら来たお客様に「体重計乗りました?」って言って計ってみたら4キロやせていたりするんですよ。「なぜ体重計に乗らずにうまくいかないって言うのですか?」と聞くと、「体重計は怖い」そう。体重計は怖いと思うのも感情。その後、お客さんが初めて「あれ、やせてる!!」と喜んで、さっきは泣いていたのに笑顔で「ダイエットってすごくたのしいですね」なんて言う。だから感情は指針にはならないんです。ダイエットで結果を出すためには、感情じゃなくて数字が大事。メンタルのケアは感情ですが、結果を出すためには感情を控える。女性のダイエットは、絶妙なバランスの上に成り立っているのです。

 

 ダイエットと運動って、ほぼイコールみたいなイメージがありますが、運動する時間がとれなくてもやせます。それを探して楽しくしていく。ほとんどの場合は歩くことだと思います。運動が嫌いだからと言っても、全く歩かない人はいないので。私が続けていることは何かと言うと、スーパーに行ったら買う前に必ず2周するんです。何を買おうか考えながら回るんです。それから買い物するっていうのを積み重ねたら、ちょっと買い物に行くだけで歩数が増える。遊びみたいに自分ルールにしちゃうんです。

 

 私は今でも、とてもよく食べます。例えば、チョコレートは食べてもいいけど、チョコ菓子だけはせめてやめたいと思ったその日にチョコ菓子食べちゃう……。ダイエット成功後も意思が弱い。お菓子は一生辞められないとわかったので、「思い出に残るものだけ」食べようと決めました。食べても忘れちゃうようなお菓子は食べないでおこうと。「ダイエットコーチだからケーキとか食べないんでしょ」って言われるけど、食べます。そのかわり、「もう一か月はいいや」っていうほど食べます。元々72キロのおデブで味覚は未だに残っています。無性にケーキがたくさん食べたいときは、ケーキ屋さんで5,6個ケーキを注文して一人で頼んで平らげたことも。そういうことすると「もうケーキは見たくない」と。中途半端にするからずっと食べちゃうんですよね。

 

 お客様の相談でもありました。夜中に電話がかかってきて「ドーナツが食べたいんです」って。「ドーナツが食べたくて何を食べました?」って聞くと「ようかんと、せんべいと、わらびもちと、おかきと」ってどんどんでてくるんですよ。ということは、最初からドーナツを食べていれば、次の日少し運動増やしたり米を調整したりすれば太らなかったはずなのに、頭に浮かんだものを我慢して違うものを食べているから結局満足度が低くて、逆にカロリーたくさんとってしまう。そういう人が多いんです。

 

 食べ物に関しては3つのルールを覚えてもらえればそれで大丈夫。一つ目がカラフルであること。カラフルだと野菜が多くなります。二つ目は、シンプルであること。具体的に言うと調理方法が分かるもの。焼き魚とカツ煮だったら、焼き魚。なんとなくどっちがシンプルかなって考えた時にシンプルな方を選んでおけば太らないです。やせている人ってシンプルなものが好きなんですよ。太っている人ほど工程が複雑なものが好きな傾向にあります。コロッケとか、ケーキとか全部工程が複雑。三つ目は、原価が高いものです。例えばランチセットでもパスタランチを選ぶと、ほぼ麺。だから原価は安いんです。そこでプラス100円出して魚ランチを食べる人の方が太らないんです。原価を考えること。原価がかかっているものにはだいたいタンパク質が入っています。タンパク質は筋肉の材料。この3つのルールだけ覚えてもらえば、食べ物の選び方は大丈夫です。

 

 私が太っていた時って、食べ物があったら考える暇なく食べていたんですよ。目についた瞬間、食べていたんです。だけど、やせて一番変わったのは、これ本当に食べる必要があるかなって一旦考えるようになったことです。

 

 だから決して食べることを我慢して無理な運動をするんじゃなくて、今の生活の一部を少し見直したり、やれることをやることで、無理なくやせる。よくやせている人が「なにやってるの?」って言われても「何もしてないよ」っていうのはそういうことなんだと思います。太っている人と痩せている人は、なにげに生活習慣が違う。そこを変えるだけなんです。

 

 これからは、もっとたくさんの人にダイエットを伝えていきたいです。書籍やイベント、ウェブなどを通して皆さんに寄り添うようなダイエット、我慢のないダイエットをお伝えしていきたいと思っています。

 

助けて!きわめびと 午前9時30分~(総合)

9月12日「今度こそやせたい」