猫の嘔吐が透明・泡・緑色はどんな原因?

    愛する猫ちゃんが元気にご飯を食べている姿は何とも言えず可愛いものです。しかしそんな猫ちゃんが嘔吐し始めたら飼い主さんとしてはとても焦ってしまうでしょう。

     

    猫ちゃんが嘔吐する原因は色々あります。そしてその吐いたものの色によって原因が違うことがあります。今回は嘔吐物が透明、泡、緑色の場合に何が起きているのかまとめています。

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    猫の嘔吐が透明、泡の場合

    猫の嘔吐が透明や泡のときには、お腹の中に何も無い状態で吐いた胃液です。お腹の中に何かあるときにはその食べ物の色がついたものを嘔吐します。

     

    透明な液体や泡を吐いても元気であれば、様子を見て大丈夫なものです。透明な中に薄い黄色が含まれているときは胃液に胆汁の色が混ざっているのですが、この場合の元気があれば様子をみましょう。

     

    繰り返したり、元気が無いのであれば一度病院へ連れて行くように。嘔吐するものが透明なもの、泡になる原因にはいくつかあります。もっとも多くの原因は3つあります。

     

    ストレス

    猫はもともと神経質な動物で、ちょっとした変化をストレスに感じています。

     

    他の猫を飼いはじめた、赤ちゃんが生まれた、引っ越しをした、怖い思いをした、大きい音がした、嫌なことをされた、ペットホテルに預けた、フードの種類が変わった、トイレがしにくいなどでもストレスになります。

     

    ストレスは自律神経のバランスを崩してしまい、胃酸を多く分泌させてしまうことがあります。その結果胸焼けがしてしまい、嘔吐しやすくなります。

     

    この時に胃の中に何もないのであれば、透明なものを嘔吐します。

     

    空腹過ぎ

    あまりにもお腹が空きすぎた場合に、透明な液体を嘔吐することがあります。何も食べていなくても胃液は少しは出ており、それでムカムカして吐いてしまうのです。

     

    繰り返してしまうのであればフードの量を調節したり、与える時間を変えてたり、回数を変更する必要があります。

     

    なるべく胃の中が空っぽになる時間を減らしてあげることで対処するしかありません。

     

    朝ごはんが8時、晩ごはんが17時である場合は、朝ごはんから晩ごはんの間隔が9時間です。しかし、晩ごはんから朝ごはんの間隔が15時間と長くなってしまうのでタイミングを変えましょう。

     

    朝ごはんが7時、晩ごはんを19時など12時間間隔で2回のフードを与えていて、吐いてしまうのであれば、3回にする必要があります。

     

    異物

    異物がお腹の中にある場合に、透明な液体を吐くことがあります。自分の毛玉であったり、何かしら消化できないものが胃腸の中に残っていると、身体は異物と認識するので吐き出そうと頑張ってしまうのです。

     

    その結果として、何も食べていないときにそれが起こると透明な液体を嘔吐します。

     

    ただ、異物がお腹の中にあるときには1日に何度も吐いたり、何日にも続いて吐いてしまいます。猫は輪ゴムや糸くず、プラスチック片など飼い主さんが気が付かない間に口入れてしまいます。

     

    嘔吐物の中に毛の塊が入っていたり、異物があることも。また、吐くことによってこれらが体の外に知らないうちに出てしまっていることもあり、元気を取り戻して、フードを食べているのであれば様子を見て大丈夫でしょう。

     

    頻繁に毛玉を吐き出しているのなら、日ごろからブラッシングをしてあげて毛玉を口に入れる回数を少なくしてあげたり、毛玉専用フードを与えてみたりするなど工夫してあげると良いです。

     

    感染症などの病気

    猫がウイルスや細菌に感染してしまったときに嘔吐することがあります。その時に胃の中に何もないときは透明であったり、白い泡が含まれていたりします。

     

    いろいろな感染症で嘔吐することがありますが、基本的には猫の元気がなかったり、嘔吐だけでなく、下痢をしていたり、熱が出たりします。

     

    この場合にはなるべく早く病院へ行くようにしましょう。熱をチェックするひとつの方法が耳が赤く、いつもより熱く感じたなら熱がある可能性があります。

     

    こういったことが透明、泡を嘔吐する原因として考えられますが、下に書いてある緑色の場合の原因のときにも透明な泡を吐くということはあるので確認しておきましょう。

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    猫の嘔吐が緑色の場合

    猫の嘔吐物の緑色は胆汁が逆流した結果です。この場合もいくつも原因が考えられます。上に書いた空腹、異物、感染症などの病気でも緑色の液体を嘔吐することはあります。

     

    とくに感染症による胃腸炎が起こっていると、緑色の液体を吐くことは多いです。伝染性胃腸炎(汎白血球減少症)という病気になるとひどい嘔吐と下痢をします。

     

    緑色の嘔吐があるときには胃、小腸、腎臓、肝臓が重篤な状態に陥っているサインの可能性があります。昨日まで元気だったのに緑色の嘔吐物を吐いて元気がない場合はすぐに動物病院へ連れていきましょう。

     

    中毒

    猛毒の植物を食べたことによる中毒によって緑色の嘔吐が起こることがあります。ユリ科やナス科の植物は猫にとって毒性が高いので口入れると嘔吐や下痢、痙攣等の中毒症状を引き起こします。

     

    肝臓や腎臓がダメージを受けてしまっている状態です。嘔吐した物の中に植物の欠片などが含まれていないか確認しましょう。

     

    嘔吐した後ケロッとしていれば問題ないのですが、元気がなかったり、ぐったりしているようであれば、嘔吐物を持って動物病院へ行きましょう。

     

    腸閉塞

    異物が腸の中で詰まってしまったときに、嘔吐物が緑色になることがあります。自分の毛玉でも腸閉塞を起こすこともあったり、おもちゃのヒモなどで腸閉塞になる事故は多いのです。

     

    腸閉塞になってしまっていると、激しい痛みに襲われるため、元気は無く、横たわっているか、背中を丸めてジッとしています。

     

    放置しておくと腸管が壊死してしまい、命に関わるため、なるべく早く外科手術をする必要があります。

    便秘

    あまりにもひどい便秘が起こっていると嘔吐することがあります。この場合は透明、泡のこともありますが、ひどいと嘔吐物が緑色になります。

     

    たかが便秘かもしれませんが、腸閉塞に似たような症状になることもあるので、ウンチが出ていないのであれば病院へ。

    痛みがある

    お腹の中にひどい痛みがあると、嘔吐することがあるんです。例えば膀胱炎による激しい痛みに襲われていたり、子宮蓄膿症での痛みでも嘔吐するということは少なくありません。

     

    嘔吐するからといって胃腸だけではないところが原因になることもあります。トイレでおしっこをしているか、膿などが混じっていないか、尿の色がおかしくないかは普段からチェックしておきましょう。

     

    アレルギー

    食べたものにアレルギーがあるときに嘔吐することがあります。アレルギー症状は何かを食べてすぐ起こるだけでなく、1週間から2週間後に出てき始めることもあります。

     

    食べたものに対してアレルギー症状が出て、胃腸炎が起こっている可能性があるのです。

     

    いつもは食べないようなものを数日前に与えたことがないか思い出してみましょう。嘔吐の原因を特定することができるかもしれません。

    嘔吐したからといってすべてが危険な状況であるとは言えません。例えば猫はグルーミングをした際に飲み込んだ毛玉を吐き出す場合もあります。

     

    嘔吐が危険な物かどうかは嘔吐物の色を見ることが有効ですが、その他にも便の匂いがするとか、腰を痛がっているとか、発熱や痙攣があるなど様々な症状が同時におこっていることも多いです。

     

    猫は言葉が話せませんから、日ごろからコミュニケーションを取ることを心がけて、どんな小さなサインも見逃さないようにしてあげてください。

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