いきなり炭水化物を全抜きして体感した5つのこと
あのライザップのメニューにも組み込まれているという糖質制限ダイエット。
糖質が多く含まれている炭水化物を制限するというダイエット方法は賛否両論があります。
炭水化物はそもそも人体に必要のない栄養素だと割り切った意見をいう人もいますし、炭水化物は3大栄養素の一つであり人体に必須の栄養素だという人もいます。
そのように医者や専門家でも意見が分かれているため、炭水化物を抜くことが危険かそうでないかは未だ明らかになっていません。
マウスの実験では炭水化物を抜くと寿命が縮まると検証されていますが、人でどうなるかはまた別の話という人もいます。
なので、今回私が3日間だけ炭水化物を全抜きしてみて体感したことをレポートしたいと思います。
良いことも悪いこともすべて書いて行きます。
1.体がポカポカと温まった
炭水化物を抜いた食事をしてすぐに実感できたのが、体が芯からポカポカと温かくなったことです。
私の他にも冷え性が改善したという報告もあるので、体が温まる効果は本当だと思われます。
炭水化物は糖質と食物繊維で出来ており、消化するのに時間の掛かる食べ物です。
炭水化物が腹持ちが良いのは、胃に長い時間留まっているという理由があります。
だから主食として重宝されているということですね。
しかし、風邪を引いたときにお粥を食べることが常識になっているように、炭水化物は消化に良いというイメージがあります。
考えてみれば分かりますが「腹持ちが良いのに消化も早い」というのは矛盾しているのです。
つまり、炭水化物は消化しやすい食べ物ではありません。
お粥はドロドロとしているため多少なりともお腹に優しいかもしれませんが、炭水化物全般は消化に悪いと考えを改めましょう。
つまり、炭水化物を食べなければそれだけ消化分解がスムーズに進みます。
消化に使うエネルギーが少なくてすむため、余ったエネルギーが体温を上げるために使われたということです。
断食中でも体温の上昇が感じられるのは、同じ原理に基づくものでしょう。
2.食後の眠気がほとんど来ない
炭水化物を全て抜いた3日間は、食後の眠気がほぼ来ませんでした。
いつもはご飯やパスタやうどんなどの炭水化物メインの食事で、食後に必ず異常な眠気に襲われていました。
糖尿病を疑うくらい眠気が来るため困っていたのですが、炭水化物を食べないと食後の眠気が来ません。
これはちゃんとした科学的な根拠があって、炭水化物などの糖質を食べると急激に血糖値(血液中のブドウ糖の数値)が上昇します。
するとインスリンという物質が分泌されて血糖値を急激に下げるのです。
血液中のブドウ糖は脳のエネルギーとして利用されますが、インスリンによって血糖値が下がると脳にエネルギーが行き渡らなくなります。
そのため食後の眠気がやってくるのです。
しかし炭水化物を食べなければそもそも血糖値の急上昇が起こらず、インスリンが必要以上に活性化することがありません。
ちゃんと脳にエネルギーが行き届くため、炭水化物を抜けば眠気が来なくなるのです。
食後も仕事が捗るため、非常に良い効果でした。
炭水化物を食べないと元気が出ないんじゃない?と心配していましたが、その逆の現象が起こり驚いています。
脳に栄養が周り、眠気が来ないため1日中元気に過ごすことができたのです。
3.便秘になりそうになった
実は炭水化物全抜きを3日間で止めたのは、急性の便秘が原因です。
私は生まれてこのかた、便秘になったことがありません。
しかし、炭水化物を抜くことにより食物繊維が不足しコロコロとした便になってしまったのです。
炭水化物は糖質と食物繊維で出来ているため、野菜や果物などで食物繊維を補わなければ便秘になりやすくなってしまいます。
炭水化物を制限するなら他の栄養素をしっかり取るように管理すべきでした。
炭水化物は太る原因になりますが、私たちの健康管理に一役買ってくれていたということです。
もともと便秘がちの人は、細心の注意を払いながら炭水化物制限を行ってください。
4.ストレスが溜まった
やはり日本人にとってお米を食べる習慣は、非常にポピュラーなものであり体に刷り込まれているものだと実感しました。
さらにパンやパスタなどの炭水化物全般を食べないことによって、ストレスが溜まってきます。
炭水化物には中毒性があるという話もありますので、その禁断症状が出たのかもしれません。
お肉や野菜のみの食事になるので途中から辛かったです。
ストレスからかお菓子をたくさん食べてしまいました・・・。
炭水化物の全抜きをやめてからの数日間、ストレスが残っていたため暴飲暴食に走ってしまったのです。
そして、リバウンドしました(笑)
これが炭水化物抜きダイエットの典型的な失敗パターンです。
私もその罠にハマってしまいました。
「炭水化物を抜くだけでしょ」と甘く見て中途半端に実践するとこうなるということです。
5.疲労感を感じた
これは3日間、気を張っていたりストレスの影響が大きいかもしれませんが、疲労感を感じました。
炭水化物を減らすことに慣れてしまえば疲労感を感じることはありません。
しかし、スタートしたてはストレスと同様に疲労感を覚悟した方がいいです。
炭水化物を抜くと体調不良で倒れてしまう方もいると聞きますが、無理するのはやめましょう。
体内に入る炭水化物が減ると筋力も衰えると言われています。
タンパク質をしっかり食べて補う必要があります。
場合によっては筋トレも行った方がいいでしょう。
【ポイント】炭水化物「全抜き」から「低」炭水化物へ
炭水化物を全抜きした実感としては、いきなり全抜きしても得することは何も無いということです。
巷ではスーパー糖質制限というようにカッコイイ名前で呼ばれていますが、便秘や体調不良などのリスクをはらんでいることを忘れてはなりません。
炭水化物が現代のメタボの大きな原因になっていることは紛れもない事実ですが、一つの栄養素として効果的に摂取することが重要だと思います。
「炭水化物抜きダイエット」や「糖質制限ダイエット」と聞くと、とにかく炭水化物を食べなければいいと考えがちですが、そうではありません。
炭水化物を食べない分を他の栄養素で補う必要があるため、安直な考えであれば絶対にやらないほうが良いです。
もしやるなら、炭水化物を抜くのではなく「減らす」という考えを持つことです。
炭水化物を食べなければいいという暴論ではなく、炭水化物を食べ過ぎずに適量食べるという食生活にシフトするということです。
それであればむしろ健康にいいと私は考えています。
まとめ
炭水化物を全抜きするスーパー糖質制限を行うなら、きちんとした食事管理と体調管理を行う必要があります。
しかし、炭水化物は敵ではないため、適度に栄養素として食べていくことが望ましいです。
一回の食事で摂る炭水化物はそれほど多くなくても問題ないため、炭水化物を主食として考えるのではなく「おかず」として考えると上手く調整できると思います。
もし糖質制限を行う過程で便秘になる場合は、善玉菌のチカラという乳酸菌サプリメントで便通をスムーズにしながら行うと良いです。
食物繊維などの栄養バランスが崩れやすくなるため、最初の1ヶ月だけでも腸内の善玉菌を増やしながら行うのは得策です。
必然的に糖質制限中は肉類が多くなることが多いため、悪玉菌が増えやすくなります。
その状態を放置するのではなく、善玉菌を補給してあげましょう。
2016/08/12