毛穴の黒ずみにクレンジングって考えている女性に知っていただきたい事
2017/07/16
毛穴の黒ずみに悩んでいる女性は多いと思います。
黒ずみを少しでも減らそうとクレンジングを使う方もいらっしゃいますが、果たしてそれは正しい黒ずみケアになるのでしょうか。
今回は黒ずみに対するクレンジングについてまとめましたので参考にしてみてください。
毛穴の黒ずみはクレンジングだけでは取れにくい
毛穴の黒ずみが目立つようになると、ファンデーションでも隠すことができなくなってしまったり、化粧のりが悪くなってしまうことがあります。
特に、鼻の黒ずみが目立つようになると、いちごの粒のように見えることから、いちご鼻とも呼ばれています。
毛穴の黒ずみを改善するためには、クレンジングをしっかり行えば良いと思っている方も多いのではないでしょうか。
クレンジングは表面でしか効果が期待できない
確かにメイクや日中に受けた外部からの汚れをクレンジングでしっかり落とすと黒ずみも取り除くことができるような感じがしますが、クレンジングだけでは毛穴の黒ずみをキレイに落とすことはできません。
洗浄力が強いクレンジングを使用したり、スクラブが入っているクレンジングを使用しても、有効成分は角栓の表面部分にしか届かないからです。
オイルタイプでは溶かすことができない
角栓は、ほとんどがたんぱく質なので、オイルタイプのクレンジングを使用しても溶け出すことはありません。
逆に洗浄力が強いクレンジングを長く使用していると、毛穴の詰まりを起こし、黒ずみがより悪化してしまうことがあるので注意が必要です。
より洗浄力が強いクレンジングを使ってしっかりケアをしていれば黒ずみは改善できるという考えは間違いであるということを理解しておきましょう。
毛穴の黒ずみの正体
毛穴の黒ずみを改善するためには、黒ずみはいったい何なのか、黒ずみの正体を理解できていれば、対処法が分かり、正しいケアを行うことで黒ずみの改善を行うことができるので、改善のためには、まず、黒ずみの正体を知ることが重要です。
黒ずみの正体は、単なる汚れではなく、角栓と呼ばれているものです。
角栓は、毛穴から出た皮脂や古い角質、外部から受けるほこりや塵、手の汚れ、などさまざまなものが混ざり合って毛穴に詰まってしまった汚れのことです。
この角栓が毛穴に詰まると、毛穴から外部に出ようとする皮脂が溜まっていき、角栓はどんどん大きくなっていきます。
そして、大きくなった角栓が空気に触れて酸化すると黒くなり、黒ずみが起こります。
メラニンによる影響
酸化して黒くなった角栓は毛穴を刺激します。
酸化した角栓の刺激を受けると、肌を守る働きをするメラニンが作用し、メラニンの作用で毛穴自体が黒くなってしまうということもあります。
黒ずみの正体は、ほとんどの場合、角栓の酸化とメラニンの集中です。
そのため、黒ずみを改善するためには、角栓を洗い流すか、角栓が大きくならないように、皮脂の分泌や汚れを抑えるケアを行うことが重要なポイントになるのです。
クレンジングの役割とは
メイクを落とさずに眠ってしまうと、メイクの汚れは肌の刺激になるので、そのままにしておくと色素沈着などの肌トラブルが起こることがあります。
健やかな美肌を保つためにクレンジングは重要な役割を果たしており、毎日のスキンケアの中でも欠かすことができないケアの1つです。
クレンジングのときに使用するクレンジング剤は、水や洗顔料では落とすことができないメイクの汚れを落とすために、しっかり汚れを落とすことができるように肌に負担がかかる界面活性剤が配合されています。
しっかりメイクの汚れをキレイに落とすためには、界面活性剤が必要になりますが、少しでも肌への負担を減らしたいという方は、天然成分のみで作られているクレンジング剤もあります。
しかし、天然成分のみで作られているクレンジング剤は、メイクが一度では落ちない場合がああるので、手間がかかる場合があります。
クレンジングは使い分ける
肌の負担を減らすために、しっかりメイクのときは洗浄力が強いオイルタイプのクレンジング剤を使用しても良いのですが、それ以外のときは、肌に優しいミルクタイプやクリームタイプのクレンジング剤を使用するなど、メイクによってクレンジング剤を使い分けるという方法もあります。
間違えた毛穴の黒ずみケア
洗浄力には注意
毛穴の黒ずみを改善するために、洗浄力が強いクレンジングで毎日洗顔をしていても、成分は角栓の表面にしか届かないので、黒ずみ改善には効果がありません。
むしろ、洗浄力が強いクレンジングを使用してると、肌の潤いを保つために必要な成分まで洗い流してしまうことがあります。
肌が乾燥するようになると、より状態を悪化させてしまうことがあります。
肌を擦っていませんか
また、クレンジングや洗顔のときに肌を強く擦ると、角質層がダメージを受け、肌は角質層を厚くしようと過剰に角質を生成するようになるので、肌の擦り過ぎにも注意が必要です。
早く黒ずみを解消したいと思い、毎日のように黒ずみ対策専用のパックを行っているという方もいるのではないでしょうか。
パックの危険性
パックで角栓を取り除くことができれば、黒ずみはなくなると思っている方もいるようですが、パックを毎日のように行っていると、肌に必要な油分を吸収してしまい、乾燥が促進され、角質が傷ついてしまうことがあります。
また、パックをした後にスキンケアを怠っていると、パックをした後は、毛穴が大きく開き、汚れが詰まりやすい状態になっているので、引き締めの作用がある化粧水などを使用して、しっかりスキンケアを行いましょう。
正しい毛穴の黒ずみ解消方法
とにかく優しく
毛穴の黒ずみを解消するためには、まず、普段のクレンジングや洗顔は、ほどよい洗浄力で肌に優しい成分が配合されたクレンジングを使用し、洗うときは強く擦らず、優しく行うようにしましょう。
タオルドライのときも強く擦って水分をふき取るのではなく、水分をタオルにしみこませるようにタオルで抑えるようにして水分を吸収しましょう。
保湿
肌が乾燥すると、黒ずみが起こりやすくなるので、洗顔をした後は、ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿効果が高い成分が配合された化粧品でケアをすることも重要です。
ピーリング
ピーリングも黒ずみの改善に効果的ですが、刺激が強いピーリング剤を使用すると状態が悪くなることがあるので、肌への刺激が少ないグリコール酸やフルーツ酸や植物由来の成分で作られたピーリング剤を使用しましょう。
過剰に行うのではなく、週に1~2回のペースで行うと良いでしょう。
美白化粧品
メラニンの集中が原因で起こっている黒ずみには、美白化粧品が効果的です。
メラニンの排出や生成を抑える作用がある美白化粧品を使用することで、黒ずみを改善することができます。
肌が乾燥すると、黒ずみが起こりやすくなるので、ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿効果が高い成分が配合された化粧品でケアをすることも重要です。
まとめ
「毛穴の黒ずみにクレンジングって考えている女性に知っていただきたい事」いかがでしたか。
良いと思っていても、実は逆効果だったということは沢山あるのかもしれません。
正しい黒ずみケアをして、美肌美人にまりましょう♪
美肌は.comでは、敏感肌の方でも安心して使えるクレンジング「デュオザクレンジングバーム」を使っている体験談の記事もありますので、参考にしてみてください。