冷え性対策としてペパーミントティがデトックス効果もあって良いという意見を見ました。
ペパーミントのイメージと言えば爽快感です。
どちらかと言うとクールさの方が強いので温めるというイメージがでませんでした。
デトックスもあることから美容方面でも注目されているようです。
調べてみるとペパーミントはデトックスだけでなく胃腸強化にもなりそうな感じでした。
胃腸の強化は冷え性対策と関係が深いです。
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ペパーミントは冷え性対策になるのか?
歯磨き粉などに含まれていることでも有名ですよね。
そのため殺菌効果もあるとされ、抗菌剤など食品を超えて使われたりします。
シソ科ハッカ属に含まれるということでシソの仲間です。
ペパーミントの殺菌作用はシソ由来と言えるかもしれませんね。
シソ科に含まれているペパーミントも解毒作用を持ちことからデトックス効果があると言われるのも頷ける話かなと思いますね。
西洋では胃の健康を維持するために服用されていたそうです。
内臓機能を強化して基礎代謝を向上させれば冷え性対策になります。
ペパーミントには冷え性対策になる要素がありそうな気がしますね。
ペパーミントは陰性食品?
ペパーミントは爽やかさを感じさせてくれる植物です。
日本では薄荷(ハッカ)という名前でも親しまれています。
あの爽やかさを感じさせるところから体を温めるより、体を冷やす方向に働くのではと思われるでしょう。
爽快感を感じるものが果たして体を温める食べ物と言えるかが疑問になってきます。
ペパーミントが陰性食品か陽性食品かを調べてみると一般的な食材ではないため分類されている陰陽表が見つかりませんでした。
ネット上で公開されている情報を見ていくと陰性食品はいくつかありましたが、陽性食品としている記事はありませんでした。
この結果からしてもペパーミントは陰性食品と言えるのではないでしょうか。
ペパーミントを原材料とするペパーミントティも陰性食品であることが考えられるのです。
基本的に水分を多く含むものは陰性になります。
ペパーミントティは 発酵させていないことを考えても陰性食品かもしれません。
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ペパーミントは胃腸の働きを助ける
ペパーミントは胃腸の働きを助ける効果が期待できます。
この点についてはわかさの秘密でも触れられています。
ペパーミントを摂取することによって、消化器[※3]の不調を改善することができます。
消化器のひとつ、胃は、食べ過ぎなどによる胃もたれ、胸やけ、吐き気などが起こりやすい症状として挙げられますが、ペパーミントには消化液のひとつである胆汁の分泌促進作用を強化するなど、消化器の働きを促進させる作用があるため、食べ過ぎた後の胃もたれや胸やけの解消にも効果的であるといわれています。
(中略)
[※3:消化器とは、食物を摂取してから消化し、栄養素を吸収した後、排泄にいたるまでに働く臓器群を指します。]
出典:わかさの秘密>ペパーミント
ペパーミントは肝臓から出る胆汁を活発にする働きがあるようです。
肝臓は解毒作用がありますが、胆汁を出すのも重要な役割。
胆汁自体は消化酵素ではありませんが、脂肪をリパーゼ(脂肪分解酵素)が分解しやすい状態にします。
消化酵素の手助けをするための分泌液です。
胃腸の働きを手助けすることが期待できるのです。
人間の体温は基礎代謝によって維持されています。
胃腸も体温を作り出すものですから、活発に働けば熱を作り出すでしょう。
冷え性対策としては胃腸の健全な活動も必要なので冷え性対策として活用できると考えられます。
リパーゼ(脂肪消化酵素)については下記の記事も参考に。
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ペパーミントはリラックス効果によるデトックス
ペパーミントはデトックス効果があると紹介されます。
歯磨き粉の材料に使われるので、殺菌作用があるのは事実でしょう。
しかし、具体的にどのような作用があるのかは調べてもわかりませんでした。
ペパーミントのデトックス効果は殺菌作用よりも副交感神経を刺激するリラックス効果にあるようです。
ペパーミントティにすることでペパーミントの香りがたちますから嗅覚でもリラックス効果を感じることができ落ち着けるとのことでしょう。
リラックスした状態は副交感神経が作用していますので血管が拡張して血行が促進されている状態でもあります。
排尿は非常に高いデトックス効果を持っているとされています。
副交感神経が刺激されて利尿作用が起こるとデトックスに繋がると言うことです。
また、下痢と便秘を繰り返しのところでも取り上げた過敏性腸症候群(IBS)の治療薬としても使われることもあるそうです。
過敏性腸症候群の原因はストレスによるものが多く、その治療薬としてペパーミントが使われていたことからストレス緩和になんらかの作用があることが認められていることが見て取れると思います。
こちらもわかさの秘密で触れられていますね。
また、ペパーミントには胃の筋肉をリラックスさせる作用(鎮痙作用[※4])があるため、胃痙攣を防止する効果も期待されています。
ペパーミントの腸に対する作用を確認した実験も行われており、この実験では、ペパーミントの精油成分とキャラウェイ[※5]の精油の混合物を腸溶性のカプセルに入れたものを被験者に摂取させた結果、IBS(過敏性腸症候群)[※6]の症状が緩和されたという報告がされています。
(中略)
[※5:キャラウェイとは、セリ科の植物です。種子のような外見をした果実が香辛料の材料として使われています。]
[※6:IBS(過敏性腸症候群)とは、大腸の運動や分泌系の異常で起こる病気の総称です。]
出典:わかさの秘密>ペパーミント
過敏性腸症候群に効果があるのはリラックス効果がストレスを緩和しているからでしょう。
冷え性対策ではストレスを溜め込まないこと、体内の毒素を出すことは必要になります。
ペパーミントは冷え性対策として活用できると言えるかと思います。
ペパーミントティは胃腸の働きを助けデトックス効果を生む
ペパーミントはスーッとした感じがある食べ物なので陰性食品のような感じがします。
それをお茶にしたペパーミントティは液体なので陰性なのは間違いないかなと思いますね。
しかし、その効果効能に注目してみると冷え性対策として活用できそうです。
胃腸の機能を助けることは基礎代謝を上げて体内の熱を作る作用になります。
リラックス効果はストレスを緩和して、体の働きを整えて健康の維持になるでしょう。
ちなみに、私はペパーミントが苦手です。
歯磨き粉はミントのものを使っているのですが、食べるものという認識があまりありません。
ニンニクを食べた後の息リフレッシュなど、そのような感じでしか使いませんね。
ペパーミントはリラックス効果があると言うのは事実でしょう。
ただし、私のようにミントが苦手な人は無理に食べたり飲んだりする必要は無いと思います。
逆にストレスに感じますからね。
冷え性対策に良いと紹介しましたが、無理をする必要はありません。
食べないと健康を害すると言う話も無いですからね。
自分にあ合った方法を選択して冷え性対策をしていくことが大切です。