あごニキビは虫歯…じゃなくて【アレ】をなくせば治る可能性があります

あごニキビについて調べていると「虫歯」や「歯周病」が原因だという説を見かけたことはないでしょうか。

私は何度もあります。

だいたい、

・虫歯や炎症した歯茎から毒素が出る
・毒素が皮膚から出ようする
・結果、ニキビが出来る

といった説明がされていることが多かったです。

けれど、

「毒素は<直接>皮膚から出るものなのかな?」
「虫歯はないけどニキビは出来るし」
「根拠が今ひとつ不明……」

と納得できませんでした。

なので詳しく調べてみたところ、その結論と意外なヒントが見つかったのです。

これを読んでいただいているあなたも同じような疑問をお持ちかもしれません。

あごニキビと虫歯の関係が気になっている方はぜひ読んでみてください。

因果関係を証明するソースは見つからなかった

結論から述べると、現時点ではあごニキビと虫歯・歯周病に直接的な因果関係があるとは言えないと思います。

学術論文などの文献も発見できませんでしたし、「ニキビと虫歯・歯周病の関係」について解説している歯科医院のサイトや歯科医師の見解なども見つけられませんでした。

ただ、強引に関連付けようとすると下記の可能性があるかもしれません。

虫歯ができるほど間食が多いから

虫歯は口の中が酸性になればなるほどできやすいです。

酸性になると歯からカルシウムが抜けていき、虫歯の原因となるミュータンス菌などが活動しやすい状態になるからです。

何かを食べると口の中は酸性に傾きます。

しかし時間が経つとだ液の働きで元の状態に戻っていきます。が、しょっちゅう食べ物を口にしているとその暇がありません。

いつも酸性状態をキープし、虫歯が発生しやすくなってしまいます。

虫歯の原因というと「甘い物」を連想しますが、どちらかというと食べる頻度……間食の多さが問題だというわけです。

でもどうしてこれがあごニキビと関係あるのでしょうか。

それは間食で食べられる食品に「糖質が多く含まれるお菓子」が選ばれることが多いと考えられるからです。

ポテトチップスにおせんべい、クッキー、アイス、チョコレートなど……。

糖質を分解するにはビタミンB群が必要です。

ビタミンB群は皮脂量のコントロールに深く関わりのある成分ですが、これが糖質の分解に使われると肌にまわってきません。

結果、皮脂量が増えてニキビの発生につながる可能性があります。

つまり、

・虫歯ができるほど間食(糖質)の多い食習慣
・糖質の分解にビタミンB群などが消費される
・肌にビタミンB群がまわらずニキビが出来やすくなる

このような推測をすることができます。

虫歯の痛みでストレスがたまるから

虫歯の痛みや不快感は多かれ少なかれ身体にストレスを与えます。

ストレスを感じると自律神経はダメージを受けます。自律神経を司るのは脳の視床下部。自律神経が乱れると視床下部もうまく働かなくなってしまいます。

視床下部はホルモンの指令塔でもあります。なので視床下部の働きが悪くなるとホルモンバランスは崩れやすくなります。

女性ホルモンがアンバランスだったり、それによって男性ホルモンが優位になると、

・乾燥状態に傾く
・皮脂量が増える
・角質が厚くなる

などの現象が起こり、結果ニキビが出来やすい状態に。

でも……よっぽどの痛みではない限り、ホルモンバランスを崩すには至らないような気がするというのが正直なところです。

虫歯で咀嚼が悪くなるから

痛みがあると食べ物の咀嚼が不十分になります。すると消化が悪くなるので、胃腸も荒れ気味に。

腸内環境と肌はリンクしています。

腸内環境が悪化すると毒素が血液にのって全身をめぐり、肌のトラブルを招く可能性があります。

しかし……これもちょっと無理矢理感が否めません。

食べ物がよく噛めなくなるレベルの虫歯って、相当悪化していますよね。それってもはや生命に関わる喫緊な問題です。

しかもあごニキビに悩む30代の女性がそのレベルの虫歯を放っておくとか、まずあり得ない気がします。

と、あごニキビと虫歯をこじつけてきましたが、やはり明確な因果関係があると言えないというのが管理人の結論です。

ですが、調べていくなかで「これは!」という情報を見つけることができました。これはもしも当てはまっている場合、あごニキビ改善に大きく役立つかもしれません。

あごニキビの原因は【歯科金属】だった?

虫歯、歯周病、口内環境……と調べていると、ひとつの研究結果を見つけることができました。

『歯科金属アレルギーが原因と考えられた尋常性座瘡の2例』というタイトルです。

日本アレルギー学会総会で発表されたデータなのですが、以下の内容が記されています。

症例1:20才女性.6か月前から顔面,前胸部にニキビを生じ,ミノマイシンなど薬物治療を受けるも改善せず.LSTはAg,Pd,In,Ni,Ti,Hgのほかレジンにも陽性反応を示した.口腔内にLST陽性金属を含有する金属充填物を多数認め,これをscrewを含め完全に除去した.症状は除去後3カ月で消失した.症例2:19才女性.1年前より顔,胸・背部にニキビを生じ改善せず,LSTでHg,Niに陽性.口腔内のamalgamを除去し一旦症状は消失した.しかし4年後,顎,胸にニキビが再発した.LST,貼付試験でPdに陽性.口腔内のPd合金を除去し,3カ月後症状は消失した.ニキビはこれまでアクネ桿菌やandrogenの作用で生じるとされてきたが,症例は,金属抗原特異的Tリンパ球の活性化が発症に際し主役を演じていることを示しており,アトピー性皮膚炎や乾癬のみならず,ニキビにおいても原因の少なくとも一部には,歯科金属アレルギーが関与していると考えられる.

要は何をやっても改善しなかったニキビが、口内の【歯科金属】を除去することで改善したというものです。

虫歯の治療などに使われる歯科金属は時間が経つと劣化して溶け出します。

それが唾液から血液に入ることで、アレルギー反応だけでなくニキビといった肌のトラブルとして現れる可能性があると考えられます。

さらに「ニキビ 金属アレルギー」「ニキビ 銀歯」などと検索すると、実際の体験談がつづられたブログがいくつか見つかります。

私もいくつか読ませていただいたのですが、口から歯科金属を除去したことで、長年悩まされていたニキビが良くなったと書かれていました。

まさか銀歯やブリッジなどが原因だと思わなかったため、驚かれたそうです。

気になる方は、ぜひ上述のワードで検索をかけてみてください。

私は現状、口内に歯科金属は入っていません。

が、ニキビの原因になり得る可能性があることが分かったので、今後詰め物などの必要性が出て来た際はセラミックやレジンなどを選ぼうと考えています。

もしもあなたの口の中に銀歯やブリッジなどの歯科金属が入っている場合。

一度金属アレルギー検査をしてみてはいかがでしょうか。あごニキビ改善の突破口になるかもしれません。

どこの歯科でも検査ができるわけではありませんが、最近では金属アレルギーの害がじょじょに知られるようになり、ニーズも検査できる歯科医院も増えているといいます。

思い当たることがある方は、ぜひ一度調べてみることをおすすめします。