フォトフェイシャルファーストのニキビ跡治療効果「赤み・色素沈着」改善に効く?
にきび、吹き出物は炎症が強くなるほど皮膚の赤みや炎症後色素沈着などのにきび跡がひどくなります。
そういったニキビが治った後の様々な肌トラブルを改善する方法に「フォトフェイシャルファースト」という光治療があります。
フォトフェイシャルファーストはルミナス社が開発したフォトフェイシャル(IPL)をさらに進化させた「ルミナスワン」という機種を使った光治療をいいます。
フォトフェイシャルファーストとは?
フォトフェイシャルファーストとは、IPL(Intense Pulsed Light:インテンス・パルス・ライト)という幅広い波長をもつ特殊な光を使用した光治療(IPL治療)です。
IPLという特殊な光は幅広い波長をもち、しみ、そばかす、色素沈着などの黒く濃い色素や、皮膚の赤み、毛細血管拡張、にきび跡の赤みなどの赤い色素のどちらにも吸収されます。そのため、肌の悩みに総合的に働きかけ、異なる肌症状を同時に改善していく効果があります。
フォトフェイシャルファーストでは7種類の波長域で照射でき、肌症状に合った波長域でピンポイントな治療を行うことができます。
また、クーリングシステム(冷却システム)の搭載によって表皮を冷やしながら照射できるため、痛みや赤みを軽減しながら治療を受けることができます。さらに、照射スポットが2種類あり、小さなピンポイントでの照射と、広範囲の照射を使い分けることができます。
フォトフェイシャルファーストの7種類の波長域
フォトフェイシャルファーストの光は、「515nm」「560nm」「590nm」「615nm」「640nm」「695nm」「755nm」の7種類の光(波長)から成り、肌症状に適した光を組み合わせて照射することができます。(nm=ナノメートル)
短い波長は表皮層のメラニンなどに吸収されやすく、波長が長くなるほど深い層にまで作用するようになります。ただし、短い波長は肌に対して強い作用を及ぼすため、通常は出力を抑えて照射されます。
「フォトフェイシャル」と「フォトフェイシャルファースト」との違い
フォトフェイシャルもフォトフェイシャルファーストもどちらもアメリカのルミナス社が開発したIPLを使った光治療ですが、この2つには以下のような違いがあります。
- 従来のフォトフェイシャルは3種類の波長域でしたが、フォトフェイシャルファーストでは7種類の光(波長)を選択して組み合わせ、より肌症状に適した波長域でピンポイントな治療を行うことができます。
- フォトフェイシャルファーストでは、治療データが管理・保存できるため、継続的な治療の場合は安全に治療を受けることが出来ます。
- 照射スポットが2種類あり、照射面積を変えれるため、広範囲の場合はスピーディーな施術を行えます。また、ピンポイントな効果を出したい場合は、小さなスポットで照射ができます。
光治療器の中でもフォトフェイシャルファーストは特に設定の自由度が高く、機能面、性能面などにおいても特に優れた光治療器だといわれています。
フォトフェイシャルファーストの効果とメリット
- フォトフェイシャルファーストは、幅広い波長をもち、黒い色素に吸収されてシミ、そばかす、にきび跡の色素沈着などに効く。
- 幅広い波長をもつ光がヘモグロビン(血液)などの赤い色素に吸収され、皮膚の赤み、赤ら顔、にきび痕の赤みなどを改善する。
- 真皮層の線維芽細胞に作用し、コラーゲンやエラスチンなどの増生を促す。
- 皮膚を引き締めて、キメを整える。
- フォトフェイシャルファーストには肝斑用モードが搭載され、にきび跡と肝斑が混在した状態にも治療可能です。
- 皮脂腺にダメージを与え一時的に皮脂分泌を抑制する。オイリー肌の改善。(ただし、数日~数週間すれば皮脂分泌は元に戻ります)。
- IPLはレーザーとは違い、皮膚に対してとてもマイルドに作用するため、ダウンタイムが日常生活に対してほとんど負担にならない。
- 毛根、毛乳頭にダメージを与え、体毛を薄くする減毛効果がある。(ただし、医療レーザー脱毛機器ほどの効果はありません)。
適応症状
- しみ、そばかす、肝斑、毛穴の黒ずみなどの色素沈着。
- 皮膚の赤み、赤ら顔、毛細血管拡張。
- ニキビ治療、ニキビ跡の赤み、黒ずみ、炎症後色素沈着。
- 毛穴のブツブツ、毛穴の開き、キメの乱れ、皮膚の浅い凹み。
- 小じわ、浅いしわ。
- 総合的なエイジングケア。
治療内容
Step1カウンセリングによって肌の状態を診断。
Step2施術前は、洗顔、クレンジングによって肌の汚れ、お化粧を落とす。(メイクが落ちきれていないと効果が半減してしまいます)
Step3冷却効果のあるジェルを塗って、アイシールド、ゴーグルなどを装着して目を保護する。
Step4フォトフェイシャルファーストを照射していく。(輪ゴムで軽く弾かれたような痛みです。麻酔なしでも我慢できるレベルです)。
Step5施術後は、アイスパックなどでほてった皮膚を冷やす。
Step6化粧水などで肌を整えて終了です。
Step7施術後すぐにお化粧をすることもできますが、当日はできるだけ肌に負担をかけない方が理想です。
アフターケア
フォトフェイシャルファーストの施術後は照射部位が赤くほてったようになることがありますが時間の経過とともに落ち着きます。しみ、色素沈着治療の場合は、施術後に若干濃くなって見えることがあります。これは正常な過程であり、最終的には薄いカサブタとなって自然にはがれていきます。(無理にかさぶたを剥がしたりしないようにして、自然に剥がれるのを待ちましょう)。また、治療後は若干肌の乾燥を感じることがあります。治療期間中は紫外線対策や保湿スキンケアをしっかりと行いましょう。
治療回数の目安
治療回数は、にきび跡の赤み、色素沈着などでは1か月おきに5回程度が目安です。一度で効果が実感できなくても、治療回数を重ねるほどに効果が現れてくるはずです。
治療時間の目安
フォトフェイシャルファーストの施術時間は、照射時間は顔全体の治療では10分ほどが目安です。洗顔やクールダウンを含めると30分ほどが目安です。
治療料金の目安
フォトフェイシャルファーストの施術価格は、1回あたり1~3万円前後が目安です。各病院で行われているキャンペーン価格になるともっと割安になることがあります。
副作用と注意点
- 施術前は紫外線対策をしましょう。日焼け肌にはフォトフェイシャルファーストを行うことが難しくなります。
- 光(IPL)の照射時はゴムで弾かれたような痛みがあります。(我満できる痛みですが希望すれば簡単な表面麻酔をしてくれると思います)。
- 妊娠中や日光過敏症の人は治療を受けられません。
- 湿疹、アトピー性皮膚炎、肌荒れ、擦り傷、切り傷などの皮膚病変がある場合は、治療を受けられないこともあります。