肌の角質層をケアするピーリング化粧品には、色々なタイプがあります。肌をこすって角質を落とすタイプは刺激が強く、肌を傷つけたりトラブルを起こしたりすることもあるので慎重に選んでくださいね。
クリニックでのピーリングは効果大
本当なら信頼できるクリニックで2週間に1回、数カ月に渡ってピーリングを行うのが最も効果的。クリニックでのピーリングは「ケミカルピーリング」と呼ばれ、家庭用よりも強力なピーリング剤を使います。効果が高い上にアフターケアも万全なので、やはり安心ですよね。でも、そんなにクリニックに行くのは難しい・・・という方のために、最近は様々なホームピーリング剤が市販されています。
ピーリングのコツを伝授します
自宅でのホームピーリングには、ちょっとしたコツがあります。間違ったやり方をすると、肌を痛めてしまうことになるので、よく気をつけながら行ってくださいね
- ポイント①
- 最初にぬるま湯で肌を濡らしてからピーリング剤をのせます。ホットタオルを2分ほど使って角質をふやかしておけば、なお効果的。
- ポイント②
- ピーリング剤の使用説明書をあらかじめよく読んで、使用時間と使用量を守りましょう。最初は時間を短くして様子をみるのも一つの手です。
- ポイント③
- 肌に刺激を感じたら、いったんストップ!使い始めはどうしても刺激を感じやすいので、水で薄めるなどして少し弱めて使ってみるのもアリ。
- ポイント④
- ピーリング後は肌が乾燥しやすくなるので、すぐに化粧水と乳液(クリーム)をつけて保湿を万全に。マッサージやパックなどはお休みしましょう。
- ポイント⑤
- ピーリング後は角質層が一時的に薄くなり紫外線に弱くなるので、日中は必ず日焼け止めなど紫外線対策を忘れないで!
間違った使い方は肌を痛めます
- ①いきなり頬にのせる。
- 頬は皮膚が薄くて弱い部分。効果が出やすいので、時間をなるべく短くするため最後に。最初はTゾーンからのせましょう。
- ②時間をかけすぎる
- 効果を期待するあまり、時間をかけすぎると肌に負担がかかり、トラブルの元に。必要な角質まで落としてしまっては大変!
- ③ゴシゴシこする。
- 角質の奥まで効かせたい気持ちは分かりますが、ていねいなケアが鉄則。肌に傷をつけたり、余分なストレスを与えたりしては逆効果に。
- ④体調不良の時に使う。
- 風邪気味、睡眠不足、生理中、ダイエット中のときなど、肌の状態がよくないときにピーリングをすると、肌トラブルのもとに。
- ⑤目と口の回りに使う
- 目元、口元は刺激を受けやすく、乾燥しやすい部分なので避けましょう。万が一目に入ってしまったら、すぐに流水で洗い流して。
自分に合ったピーリングを選ぼう!
ホームピーリング用にいろいろなメーカーからたくさんのピーリング化粧品が出ています。どれを買ったらいいか、悩んでしまう方も多いのでは?それぞれの特長を知って、自分に合ったピーリングを選びましょう。
- スクラブタイプ
- 細かい粒子(スクラブ)が入った洗顔ジェル・クリーム・フォーム。余分な角質や毛穴に詰まった汚れをスクラブがしっかり掻き出して落とします。
スクラブは塩、植物の種子の粉末、コンニャク粉末、高分子粉末(マイクロビーズ)などさまざま。擦るときに力を入れ過ぎると肌を傷つけることがあるので要注意。 - ゴマージュタイプ
- ゴマージュとはフランス語で角質除去のこと。植物から作られる微細粒子を使って、古くなった角質をやさしくこすり落とします。植物の種や殻の粉末のほか、海泥や火山灰などが使われることも。※スクラブやゴマージュはニキビなどの炎症や傷があるときには不向きです。
- マッサージタイプ
- 角質吸着成分を配合したマッサージクリーム(ジェル)。洗顔後、水けを拭き取った顔全体になじませ、指の腹で円を描くようにくるくるとマッサージします。20秒程度で柔らかい消しゴムかすのようなポロポロが出てくるので、ぬるま湯で洗い流すかコットンで拭き取ります。
- コットンで拭くタイプ
- AHAを配合した角質柔軟作用のある化粧水。洗顔後にたっぷりとコットンに含ませて、顔全体をやさしく拭き取ります。力を入れ過ぎないのがポイント。「拭き取り化粧水」とも呼ばれます。
- 塗るだけタイプ
- 洗顔後の清潔な肌に適量をやさしくなじませるだけ。角質柔軟作用のあるAHAや酵素を配合しています。化粧水の前に使う、導入美容液(ブースター)として、後にのせる化粧品の浸透力をアップさせる効果も。
- 洗い流すタイプ
- 塗るだけタイプよりもAHAの濃度が濃く、角質剥落効果が高いのが特徴。清潔な肌に適量をなじませたら数分待って水かぬるま湯で洗い流します。
- 石けんタイプ
- AHAなど角質柔軟成分が入った洗顔石けん。毎日の洗顔と同時にピーリングできるから手軽で簡単。ピーリング効果を高めるためには、すすぎの前に泡をのせたまま2~3分待つ「泡パック」がおすすめ。
心配なときは様子をみて
肌の表面がきれいになるのは嬉しいけれど、逆にカサカサになりそう…。肌が痛みそう…。
そんな心配はごもっとも。ピーリング後は肌が過敏になっていますから、間髪を入れず保湿アイテムをしっかり入れこんでくださいね。お出かけするときには紫外線を防ぐ日焼け止めも絶対に必要です。
使ってみて、ピリピリする感じ、しみる感じがあったときは使用を止めて様子をみましょう。肌に刺激を与えるスクラブ、ゴマージュ、拭き取りタイプなどは肌の弱い方にはあまりおすすめできません。また。ピーリング効果のある化粧品の重ね使いは肌をボロボロに痛めてしまうのでやめましょう。
体調が今一つのときは、ピーリングはお休み
生理中やダイエット中、花粉アレルギーなどで体調が不安定になっているときには、肌に余計な刺激を与えたくないのでピーリングもお休みしましょう。もちろん、病気のときは当然やってはいけません。