梅酒を仕込んでしばらく経った頃、どれくらいで梅酒って飲めるようになるんだろう?って思いませんか。
飲み頃や飲み切るまでの期限はどれくらいなのか、作ったりもらった梅酒のことが気になったら、ちょっとここで梅酒の事、お勉強していってください。
梅酒って何年飲めるの?
梅酒づくりは気軽に手作りできて楽しいんですが、気になるのが「この梅酒、何年持つのか?」ということ。
市販品と手作りの場合に分けて、順番に見ていきましょう。
市販品の梅酒の賞味期限は?
大手メーカーの考え方は、梅酒は品質変化が起きにくいので、元々「賞味期限」を設けてない場合がほとんどです。(未開封の場合)
ただし、一部では年数を指定している会社もありますので、記載されていればそれに従った方が安心です。
開封後の賞味期限は、空気に触れるため酸化が進みます。
直射日光の当たらない場所で、高温多湿を避けて、「なるべく早く」飲むようにしましょう。
手作りの梅酒っていつまで飲めるの?
- 自分で作った梅酒がどれくらい持つの?
- 奥の方にしまい込んであった年代物の梅酒、今でも飲める?
存在すら忘れかけていた梅酒が出てくる事、意外とあるものですよね。
ホントにこれ、飲めるのかな?と飲むのをためらったり不安に感じてしまったら、せっかくの梅酒も旨さ半減です。
食品にはたいてい「賞味期限」や「消費期限」があるので、ちょっと気になりますよね。
実は市販の梅酒と同様に、手作りの梅酒にも賞味期限がありません。
基本お酒は腐らないということ、そして同じように梅酒の材料である砂糖も品質が非常に安定していて、通常の保存状態では腐敗や品質劣化の極めて少ない食品、とされているのが主な理由です。
砂糖と使った食べ物の濃度が60%以上ある場合、保存性も高まるんです。
ですので、正しい保存方法であれば、10年以上といった長い期間でも保存でき、美味しく飲むことができます。
むしろ時間が経過したものの方が熟成されている分コクがでて、まろやかな味わいに変化しています。
飲み切るまでの期間、いつまで飲めるのか?
それぞれが作る環境下、保存状態でも変ってくるので、市販品と同じように年数に決まりはありません。
後はできるだけ空気に触れる部分を減らすこと、保存状態が良好であれば、かなりの年数おいしく飲めるはずです。
梅酒の梅は取り出すの?
これも特に決まりがありません。
作る人によって梅を取り出してしまうかどうか、判断基準が別れる所だからです。
個人的には入れっぱなしでも構わないと思いますが、いつも途中で取り出して梅ジャムにしてしまうので、1年から1年半程度でビンから取り出してしまう事がほとんどです。
中には10年以上梅を取り出さずそのままの人、2-3年で取り出す人など、色々なんです。
一説には1年ほどで梅のエキスが出なくなるので、その頃に取り出す方がいいという人もいます。
もし可能であれば、梅を取り出した後、梅酒用の大きなビンの容器から、750mlほどのビンに移し替えておくと、空気に触れる面が少なくなり、(酸化が防げます)より安定して保管することができます。
もちろん移し替えるビンも、消毒したキレイなものを使って下さいね。
梅酒がカビ、にごる原因は?
手作りで衛生管理が甘くなってしまった場合、品質の劣化を招いたり、カビが生えてしまうことがあります。
最初に梅酒を作る段階で考えられるのが、下記のようなパターンです。
- ビンの煮沸や消毒をしない(不十分)
- 梅の実を瓶に入れる時、水を拭き取らなかった
- アルコール度数が低いお酒を使った
- プラスティック容器だった(酸が強いのでガラス瓶がベスト)
アルコール度数は35度以上のホワイトリカーや、40度のブランデーなど、度数の高い蒸留酒で漬けるのが一般的です。
何故かというと、アルコール度数か高ければ、殺菌効果が強くなるため、カビなどの菌が繁殖できないからです。
またフタ部分が金属製のものだと、酸で腐食されたりカビが出てしまうかもしれません。
また作った梅酒を保存している期間中に、下記のような環境下に保存しておくと、品質が落ちてしまう可能性があります。
- 高温多湿の環境
- 直射日光に当たる
梅酒にもしカビ、濁りがでたらどうする?
カビが出てしまった場合は、安全のため口にしない方がいいかもしれません。
出来たカビは煮沸しても、消えることはありませんので、何かあった時の事を考えたら、控えた方が確実です。
「カビた梅酒だけど、大丈夫だから!」と言われても、自分がそれを飲む立場だとしたら、ためらいませんか…?
本当に大丈夫なの?と。
どうしても!という場合は、まずは少し、味見をしてから考えてみましょう。
くれぐれも、体調には気をつけるようにしてください。
梅酒の濁りについて、カビた梅酒が液体中に浮遊して見える、という場合は別にして、熟した梅や皮の薄い高級梅などを使うと、砂糖の浸透圧で実が早々に崩れ、濁る原因になってしまいます。
味見してみて、特に問題が無ければ大丈夫ですが、濁りのないクリアな梅酒を作るなら、固い青梅を使って作るのが一番です。
正しく作られた梅酒は、透明から年月を追うごとに、濁りのない琥珀色に変化していきます。
ひとくちメモ
年代物の梅酒は琥珀色でトロッとコクが出て、新しく作ったものとはまた違った深い味わいがあります。
色々飲み比べてみると、美味しさの違いが分かりますよ!
個人的には熟成する1年ほど経ってからが飲み頃だと思いますが、ついつい先走って飲んでしまいます。
ぜひ自作する時は、しっかり煮沸消毒して、衛生管理に気をつけて、梅酒を仕込んで下さいね。