間もなく冬本番。敏感肌の方にとっては過酷な季節がやってきます。
「お手入れしてもすぐカサカサしてしまう。」「冬は毎年粉が吹いてしまう。」そんな乾燥・粉ふき肌でお悩みの方に、おすすめの改善方法をご紹介します。
肌の「粉ふき」とは?
肌の「粉ふき」とは、肌が乾燥してカサカサになり、白い粉をふいた状態になることです。
乾燥しやすい目元や口元に起きやすく、きちんと対策をしないと、どんどんひどくなってしまいます。
白い粉の正体は…
粉ふき肌の白い粉の正体は、肌表面の「角層」です。
角層は、健常な肌だと1日に1枚はがれ落ちていきますが、肌にトラブルが起きていると、1日に何枚もはがれ、肌表面に粉状に残ってしまいます。
「角層」って何?
「角層」とは、肌表面で紫外線や乾燥から肌の内側を守る、屋根のような役割をしている細胞のことです。
敏感肌の原因は、角層の乱れにあります。
角層が乱れると、肌を守っている屋根に隙間ができ、その隙間から紫外線やほこり、花粉などの外からの刺激が肌内部に入り込みやすくなります。
また、水分も逃げてしまうので乾燥もひどくなります。
乾燥・粉ふきの原因2つ
肌の乾燥・粉ふきを改善するためには、乾燥・粉ふきが起きてしまう原因を知っておきましょう。
原因1、外からの刺激
紫外線や摩擦、間違ったお手入れ、汗、エアコンなどの外からの刺激で角層が乱れ、乾燥・粉ふきが起こります。
特に敏感肌の方は、もともと角層が乱れているので、外からの刺激を受けやすく、その刺激によってさらに角層が乱れるという悪循環が生じます。
原因2、摩擦・間違ったお手入れ
洗顔などのスキンケア時に、強く擦りすぎてしまうと、角層を傷付け、せっかく肌をきれいにするために行っているスキンケアが、逆効果になってしまいます。
また、肌に合っていない洗顔料を使うと、肌に必要な油分まで取ってしまい、肌本来の水分を保つ力がなくなってしまいます。
原因3、ターンオーバーの不調
ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常に行えなくなると、新しく生まれてくる肌細胞が上手く育たず、角層が乱れて乾燥・粉ふきの原因になります。
ターンオーバーの不調には、ストレスや睡眠不足、偏った食事、飲酒・喫煙など、体の内側が大きく関わっています。
乾燥・粉ふきを改善するには
乾燥・粉ふきを改善するために、体の内側と外側、両方からアプローチしていきましょう。
スキンケア編
毎日のスキンケアで潤いのある肌を目指しましょう。
ターンオーバーには、だいたい28日かかるので、乾燥がひどくなる季節の1カ月前には、乾燥対策のスキンケアを始めましょう。
洗顔を正しく行い角質を傷つけないようにしよう
角層は、わずか0.02ミリ、サランラップ1枚分の厚さしかありません。
クレンジングや洗顔で、ゴシゴシこするのは絶対にNGです。
クレンジングは、オイルのものより、クリームタイプのものの方が肌への負担が少なくおすすめです。
クレンジングの量が少ないと、肌が引っ張られて角層が傷ついてしまうので、気を付けましょう。
洗顔をするときは、泡立てネットを使用し、レモン1個分しっかりと泡を作りましょう。
手が肌に触れないように、「泡で洗う」のがポイントです。
高保湿なスキンケア品を使おう!セラミド入りがおススメ!
スキンケア品は、敏感肌でも使えて、高保湿なものを選びましょう。
「べたつきが嫌いで化粧水しか付けない。」という方もいるかもしれませんが、化粧水、美容液、乳液、クリームには、それぞれ役割が違うので、きちんと使い分けることをおすすめします。
化粧水は分子が細かいので肌に浸透しやすく、美容液には「敏感」「乾燥」「美白」など、改善したいところを狙い撃ちする役割が、乳液には化粧水や美容液とクリームをなじませてくれる役割が、クリームには潤いが逃げないように蓋をしてくれる役割があります。
また、クリームは濃度が高いので、肌に必要な栄養が最も多く入っています。
敏感肌は角層が乱れているので、角層の隙間を埋めてくれる「セラミド」という成分が入っているスキンケア品がおすすめです。
スキンケア品を変える時は「1品ずつ遠い物」から!
敏感肌だと、化粧品によるトラブルも起こりやすいので、スキンケア品を変えるときは、一度に全部変えるのではなく、肌から遠いもの(肌につけるのが1番最後のクリームやメイク落としに使うクレンジング)から順に、肌の様子を見ながら変えていきましょう。
生活編
規則正しい生活でターンオーバーを正常に保とう!
ストレスや睡眠不足、飲酒・喫煙、冷え、偏食はターンオーバーの不調を招きます。
エアコンに長時間当たるのは避けよう!
肌のためにも健康のためにも、規則正しい生活を心がけましょう。また、これから寒い季節になりますが、エアコンに長時間当たることは避けましょう。
お風呂マッサージで血行をよくしよう!
ストレスの軽減や血行を良くするために、お風呂にゆっくり浸かったり、体のマッサージをするのもおすすめです。
ただし、お風呂の後は、特に肌が乾燥しやすくなるので、お風呂上りはすぐに保湿をしてください。
敏感肌改善で乾燥・粉ふきとおさらば!
敏感肌を改善しないと、「角層の隙間から肌内部がダメージを受け、乾燥・粉ふきが起きる」→「元気な細胞が育たず角層が乱れる」の悪循環です。
正しいスキンケアと、健康的な生活を心がけ、今年こそ、乾燥・粉ふき肌とおさらばしたいですね。