愛犬に与えるドッグフードの量を決める方法は?
ドッグフードの裏に記載してあるとおりの量でいいの?
実際はそれぞれの犬によって量の調整が必要。
体重量で給与量が算出できるほど単純なものではありません。
愛犬にドッグフードをどれくらい与えれば良いのか?
今回は、そのドッグフードの給与量についてまとめてみましたよ。
ドッグフード与える回数や量はどれくらい?
パッケージ裏の給与量をそのまま愛犬の体重に当てはめない
パッケージ裏の体重別給与量は、標準体重を保っている犬に対する給与量です。
肥満や痩せすぎの犬に、パッケージ裏に記載されている給餌量表の体重に当てはめるのはNGです。
また、シニア期になると筋肉などが衰え基礎代謝が低下し、エネルギー必要量は活動期に比べ20%程度低下するといわれています。
活動期と同じように食べていると肥満になりやすいのでしっかり管理しましょう。
パッケージに記載されている給与量は1日分の食事量です
たまに誤解されていらっしゃる方もいますが、ドッグフードの給与量は1日トータルの食事量を記載されています。
食事を2回に分けるときは1回につき記載されている給与量の半分です。
ドッグフードを与える回数
食事を与える回数については、さまざまな考え方があります。
- 一般的に成犬であれば1日に2回
- 離乳期は1日4回以上
- 6ヶ月で1日に2回
注)子犬の成長期に食事を与えすぎると脂肪細胞の数が増えるため全ライフステージにおいて肥満を解消することが難しくなります。
脂肪細胞はダイエットで大きさを小さくすることはできますが、数は変わらないので成長期の太りすぎには特に気をつけてくださいね。
食事は腹8分目が理想です。
犬種別・年齢別
犬種別・年齢別必要エネルギー量計算式
愛犬が必要とするエネルギー量を知るために便利な計算式があります。
ただ、メーカーによっても考え方は違いますし、計算方法もさまざまですからそこから算出される値にも幅があります。
必要なエネルギー量には個体差がありますから計算式は参考程度に。
子犬やチワワなどの小型犬
一般的にエネルギーの必要量は体重あたりの体表面積に比例するといわれています。
体の小さい子犬やチワワなどの小型犬は、体重あたりの体表面積が大きいため多くのエネルギーが必要。
子犬には食事回数を増やして、子犬用のフードを適正量与えます。
チワワなどの小型犬は体重のわりに必要エネルギーが多いので、栄養豊富で高タンパクなフードをおすすめします。
また、チワワなどの小型犬は体表面積の理由により気温の変化に強く影響を受けますので、季節による食事の管理をしっかりと。
季節による食事量
春と秋
春と秋は過ごしやすい季節。
カロリーをとりすぎないよう食事を管理してくださいね。
夏
犬は夏を乗り切るためにパンティング(口を開けて舌を出し早い呼吸をすること)をすることで放熱させています。放熱量全体の60%はパンティングによるものです。
パンティングは多くのエネルギーと水分を必要としますが、夏は食欲が低下しますので栄養不足にならないよう工夫してくださいね。
食欲が低下し必要なエネルギーがとれない場合は、少量でカロリーがとれる栄養豊富なドッグフードがおすすめです。
夏は食品が傷みやすいので食事は20分以内で片付けましょう。
外飼いの犬と温度管理された室内飼いの犬とでは必要エネルギー量が異なります。
犬は毛皮にくるまれていますから外飼いの犬にとって夏は暑くてたまらない季節。
日陰で涼しい場所を用意するのは必須。
お水もお湯にならないよう涼しい場所に置き、水を絶やさないよう頻繁にかえてくださいね。
いつも新鮮なお水を!
冬
外飼いの犬の場合、冬は適温の季節に比べ10~90%増のエネルギーを必要とします。(気温や飼育環境によって増減あり)
気温が下がると体表から熱が奪われるので、体温を保つため多くのカロリーが必要。
寒冷地域では夏よりさらに1.5倍のカロリーが必要になるといわれていますよ。
体温を保つにはそれだけカロリーが必要ということですね。
前述しましたチワワなどの小型犬は体表面積の理由により気温の変化を受けやすいので特に注意してくださいね。
もちろん寒冷地域にて屋外で暮らす犬は、そこにいるだけで多くのカロリーを使いますからきちんと必要カロリーを与えてくださいね。
冬は気温に適した栄養豊富な食事を与えましょう。
ドッグフードの量や計算方法のまとめ
愛犬の食事量は、その愛犬が必要とするエネルギー量です。
標準エネルギー量がわかったら、下記の項目を加味してくださいね。
- 運動量(散歩の回数や距離・速度・時間など)
- 室内飼いor外飼い
- 食が細い犬or食べ過ぎる犬
- 避妊や去勢をした犬
- 犬種
- ライフステージ
食事量を決めるにあたって一番重要なのは、愛犬を毎日よく観察し健康状態をチェックすることです。
健康状態については定期的に信頼のおける獣医にも相談しましょう。