ほくろは、年齢とともに徐々に増えていくのが普通です。
病気でも何でもなく、心配する必要もありません。
でも、特に顔にできるほくろは、位置や大きさによっては第一印象を変えてしまうこともあるし、本人は気になりますよね…。
なぜほくろは増えていくのでしょうか。
増やさないための対策はあるのでしょうか?
ほくろには先天性と後天性がある
ほくろには、先天性のほくろと後天性のほくろがあります。
先天性のものは、産まれた時にはすでにあるか、もしくは思春期(十代)くらいまでに出現するものと言われています。
これに対し、思春期を過ぎた20代以降にできるのが、後天性のほくろです。
先天性のほくろは予防できませんが、後天性のものはある程度予防することが可能です。
ほくろができる原因は紫外線・女性ホルモン?
ほくろができる原因のほとんどは、紫外線によるものと言われています。
紫外線を浴びると、紫外線から肌を守るための色素細胞メラノサイトが活性化し、黒い色素の元であるメラニン色素を大量発生させ、ほくろができてしまうことがあります。
紫外線を浴びた時、私たちの体は、特別な運動などをしなくても疲労し、肌の新陳代謝も滞ってしまいます。
通常なら新陳代謝によって排出されていくメラニンも排出されにくくなり、肌にとどまってほくろとなってしまうのです。
紫外線以外にも、ストレスや生活習慣の乱れ、妊娠・出産などに伴うホルモンバランスの乱れ、過度のスキンケアによる刺激、加齢などが原因となることもあります。
女性ホルモンが多いとほくろが増える?乳がんのリスクも…
一方で、ほくろが多い人は肌が若々しいとも言われています。
妊娠中にほくろが増えた、という女性も多いそうですが、ホクロが増えることと女性ホルモンの分泌には、何らかの関係があると考えられているのです。
アメリカとフランスが行った調査では、ほくろが多い人ほど乳がんのリスクが高いということが明らかになっています。
つまり、女性ホルモンの分泌が多いと…
●肌がきれいになり、若々しく見える
●ホクロも増えやすい
●乳がんのリスクも増える
…ということになるのです。
なんだか複雑ですね。
もちろん、ほくろが多い人は全員乳がんのリスクがある、というわけではありませんので、安心してください。
がんの発症を避ける健康的な生活を心がけていれば、ほとんどの人にとって恐れることではありません。
ほくろの予防は紫外線対策と生活習慣の見直しから
紫外線対策はしっかりと!
ほくろの原因となるメラニン色素を発生させないためには、紫外線対策は必須です。
季節や天候を問わず、日焼け止めで顔全体をしっかりガードし、外出の際は、さらにサングラスや帽子で補助しましょう。
日焼け止めは2~3時間おきに塗り直しましょう。
海やプール、汗をかきやすい真夏には、日焼け止めがとれてしまいやすいので、「泳いだら塗り直す」「汗を拭いたら塗り直す」くらいのマメなケアを。
塗り直しが面倒に感じる方・化粧崩れが気になる方は、スプレータイプの日焼け止めや、飲むタイプの日焼け止めがおすすめです。
新陳代謝を活性化させる生活を!
生活習慣や食習慣の乱れは、新陳代謝のバランスの乱れやホルモンバランスの乱れに直結します。
睡眠不足や夜更かし、偏った食生活を続けていると、ほくろにとどまらず、しわやくすみ、老化などにもつながってしまいます。
遅くとも夜12時頃までには就寝できるよう時間を調整し、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。
HSP入浴法で新陳代謝を活性化
週1回のHSP(ヒートショックプロテイン)入浴法で、新陳代謝を活性化させましょう。
HSP入浴法とは、入浴によって体温を意図的に38度まで上げることで、新陳代謝を促し、皮膚や身体を健康にする入浴方法です。
入浴時間の目安は下記の通り。
● 42度のお風呂 → 10分の入浴
● 41度のお風呂 → 15分の入浴
● 40度のお風呂 → 20分の入浴
免疫力も上がり、健康的になれるアンチエイジング方法です。
毎日続けると体が慣れてしまい、体を守るHSPが生成されにくくなるので、週1回程度で大丈夫です。
曜日を決めて実施すると忘れにくいですね。
入浴後は首を冷やす
褐色脂肪細胞を活性化させると、新陳代謝が活発になると言われています。
褐色脂肪細胞は、首まわりに多く存在し、冷やすことで活性化させることができます。
水を入れたペットボトルを冷凍庫に常備して置き、毎日の入浴後、首にあてて冷やすようにしていると、シミやくすみがとれて肌のトーンが明るくなっていきます。
「エイジングケアのついでにほくろ予防」と思えば、続けるのも苦ではなくなりますね。
レーザーによるほくろ除去
【モール・テック】によるほくろ除去については3:55頃から説明があります。
モールテックは、現在のところ国内での販売はありません。
ノーリスク商品ではなく、皮膚に跡が残ってしまうこともあります。
ドライアイスを使って自宅でほくろを取る方法
ほくろはほとんどの場合、害のない自然な肌の代謝活動によってできるもの。
気にしすぎは、新たなストレスを産んでしまいます。
個性の一部と考えて、あまり気にしすぎることなく、健康的な生活を送りましょう。