ウェブブラウザのJavaScript(ジャバスクリプト)の設定が無効になっています。Javascriptが無効になっていると、サイト内の一部機能がご利用いただけません。 うっかり飲まれる時もある【その1】2016年12月9日 21:31題名はスケベな意味じゃないです酒の話です♥(//˘▽˘//)腐向けナマモノです。全ては筆者の妄想捏造であり、ご本人様たちとは一切合切関係ありません。【そらる視点】喉が酷く乾く。水…水取りに行こう。あ…?何だ?……ベッドに誰かいる?いつもと違う違和感に気付き、ようやく俺は目を開いて上半身を起き上がらせた。「あ…そらるさんお早うございます」は…!??!???な ん で ま ふ ま ふ が ?俺の隣で寝てんの?しかもこいつ…裸じゃん!てか俺もだ!?まふまふは背中を向けているので表情が分からない。だが真っ赤に紅潮している耳が髪の隙間から覗いている。マジかよ…。どう見ても一つの可能性しか考えられない状況だが…いや、そんなまさか…。そして俺の腰はちっとも痛くない。という事は俺の方が襲ったのか?男のまふまふを?ありえねぇ……。両手で顔を覆いふさぎ込んでいるといつの間にかまふまふがこちらを見上げていた。「そらるさん…後悔してます?」「…いっ いやそうじゃなくて…その…」「…もしかして、覚えてないとか?」ギクッ俺は分かり易いほどに動揺してしまった。まふまふの顔が見れない。…最悪だ、俺。暫くの沈黙の後。「あははは!やだなぁそらるさん!ドッキリですよドッキリ!そんなまさかそらるさんと僕がエッチな事なんてするわけないじゃないですか!」「…え?」「そらるさんが昨日ベロンベロンに酔って僕に介抱させた罰として、ちょっとしたジョークを仕掛けたんです。ビックリしました!?」ポカンとする表情の俺と、してやったりとした表情の中に、寂しさを隠しきれてないまふまふの顔。ジョークだなんて、絶対嘘だ。だって、こいつモゾモゾと下半身痛そうにしてるし、…キスマ付いてるし、何より突拍子もない事をするやつだけど、冗談でこんな事するわけない。「なぁ、まふま…」「あー!いけない!打合せ遅れちゃう。じゃあそらるさん、お邪魔しました!今度は飲みすぎちゃダメですよ」まふまふは大急ぎで着替え、荷物を掴み取る。「お…おい待てよ…」頭と心の処理が追い付かず、結局まふまふを引き留めそびれてしまった。部屋を出て行った瞬間の、泣き出しそうな顔に胸が痛んだ。「…俺のバカ、何で…覚えていないんだよ……」+++++++++++++++++++++++++++++++++++【天月視点】「で、まふ君もですけど、お二人の痴情のもつれにいちいち僕を巻き込むの止めてくれません?」「痴情のもつれとか言うな。先輩が焼肉奢ってやるって言ってんだから大人しく愚痴られろ」「はいはい、で今度は何やらかしちゃったんですか?」「俺さぁ、昨日の呑み会で結構酔ってたじゃん?」「そうですね。そらるさんにしては酔ってるなーって程度でしたけど」「それがだな、記憶が曖昧になる程度には酔ってたみたいなんだよ」「へー…そこまでには見えなかったけど」「で、朝起きたら…」「うんうん」「裸のまふまふが隣で寝ていて、俺も裸だったんだ」「ぶふぉぁっ」まったく、そらるさんとまふ君はどれだけ僕の口から飲み物を吐き出させれば気が済むんだ。「えーっと、おめでとうございます?…と言いたいとこですけど、記憶が曖昧って事は…まさか……」「そうなんだよ…。覚えてなくてさ」「さいってー!そらるさん!こればっかりは言わせて貰いますけどそれは最低です!まふ君めっちゃ泣いたでしょう!?」「ううん。泣かなかった。どう見ても事後なのに、冗談ですよ何もしてませんって誤魔化して、部屋出てった…」「ヤバい…僕の方が泣きそう」ふと心配になってスマホを取り出す。まふ君からの連絡は入っていない。「あの…昨晩がその、初めてだったって事なんですよね?」「…うん」「この際記憶が飛んだことはもうしょうがないとしましょう。時間が経つと思い出す事もよくありますし、それよりも…」「…?」「そらるさんは…まふ君の事どう思ってるんですか?ただの友人だと思ってるのに、酒の勢いで抱いちゃったんですか?」思いもよらない質問だったのか、そらるさんは固まってしまった。「そんなに変な事聞いちゃいました?僕…」「いや……。そうだよな…」「その答えによって僕のまふ君への慰め方も随分変わってくるんですけど」「俺は…」僕はため息をついてそらるさんを見つめた。きっと彼の中でもまだ答えが出ていないのだろう。いつも頼りになるその姿が、今日はやけにしおらしく見えた。「そらるさんはひとまず自分の気持ちの整理をして下さい。僕はどっかで病んでるであろうまふ君を慰めにいってきます」「悪いな、天月。ありがとう……それと…」「安心して下さい。傷心のタイミングを利用してまふ君を横取りしようなんて思ってませんから」「はは…信用してるよ」支払いはありがたくご馳走になり、僕は店を後にする。そらるさん、やっぱり男相手って事で戸惑ってるんだろうなぁ…。でも、ほとんど答えは出てる気がするけどね?続 く ☆