目次
- 効果がない場合があるってホント?!
- 脱毛効果がない!?可能性がある9つの原因
- 脱毛効果を高める3つのポイント
- 医療脱毛の平均的な回数と間隔って?
- 医療脱毛のメリットとデメリット
- 気になる人はクリニックで相談しよう
効果がない場合があるってホント?!
肌の痛みを我慢したり、美容脱毛より高い費用を支払ったりというせっかくの努力を無駄にしないように、「脱毛効果がないのでは?」と感じたときに確認しておきたい、脱毛効果がないと感じる原因をお伝えしていきます。医療脱毛の正しい認識を持って、つるつるすべすべの肌を目指しましょう!
脱毛効果がない!?可能性がある9つの原因
照射してまだ間もないから
医療脱毛には、レーザー脱毛とニードル脱毛がありますが、現在ではレーザー脱毛のほうが主流になっています。レーザー脱毛は、エステサロンなどで行われている光脱毛よりも高い脱毛効果があるとされており、レーザーを照射した直後などは、照射した部位のムダ毛がなくなります。しかし、体毛は1週間くらいで伸びてきますので、医療脱毛を始めてまだ日が浅いという人は、この段階で「脱毛効果がない」と感じてしまうこともあるようです。照射後2週間から1カ月くらいかけて、ムダ毛のようすを確認してください。
また、一度レーザー照射しただけでは、完全に脱毛することはさすがに難しいでしょう。自分でムダ毛を剃ったり抜いたりしなくてもよい程度にまで脱毛するには、わきや脚では5~6回ほど、顔やデリケートゾーンでは8~10回ほどレーザーを照射する必要があるようです。効果が高いレーザー脱毛なので結果を期待してしまいがちですが、あせらずじっくり進めることが重要です。
効果が出にくい毛質・角度だから
レーザー脱毛の機械の種類にもよりますが、日本で多く使われている「ダイオードレーザー」や「アレキサンドライトレーザー」から照射されるレーザー光は、黒い色素である「メラニン」に反応する性質があります。レーザー光がもつエネルギーが、メラニンと反応して熱となり、毛根の細胞を破壊するという仕組みです。
このような仕組みをもつレーザー脱毛機では、皮膚と毛がつくる角度(皮毛角)も重要になってきます。ピンと垂直に立っている毛もあれば、横に寝てしまっている毛もありますよね。レーザー脱毛機で脱毛しやすいのは、横に寝てしまっている毛のほうです。横に寝てしまっている毛のほうが、黒い部分の面積が大きく、毛根の位置が浅いので、レーザー光が届きやすいからです。したがって、医療脱毛で効果がないと感じる原因の1つに、その部位の毛が垂直に立っている(皮毛角が大きい)ことが考えられます。また、古い機械では白髪や金髪など、メラニン色素が少ない毛は脱毛しきれない場合もあります。毛質や毛の角度によっても効果が出にくい場合があるということですね。
成長期の毛ではなかったから
体毛は、成長期・退行期・休止期というサイクルを繰り返しています。成長期は現在生えている毛のことで、毛乳頭ともつながっています。退行期は毛の成長が終わっており、抜けるのを待っている毛のことです。退行期の毛は毛乳頭から離れています。休止期は毛が離れて毛穴も空っぽになり、毛根がお休みになっている状態のことです。レーザー脱毛で使っているレーザーは、毛と毛乳頭がつながっている成長期の毛にしか効果がありません。したがって、見かけ上成長期の毛と同じように生えている退行期の毛には効きませんし、休止期を経てこれから生えてくる毛にも効果がありません。毛が生えるサイクルは、ムダ毛の生えている部位ごとに異なっています。毛が生えるサイクルに合わせて施術を受けられるクリニックを選ぶとよいですね。
肌に乾燥や色素沈着があったから
乾燥
医療脱毛を受ける前にムダ毛を頻繁に剃っていると、肌が乾燥しやすくなったり黒ずみやすくなったりします。乾燥肌の人がアルコール濃度の高い化粧水をつけて肌が荒れてしまったといったことがあるように、肌が乾燥していると、いつも以上に肌は外部からの刺激に対して敏感になってしまいます。クリニックでの医療脱毛では、多少肌が乾燥していても施術してくれることが多いようですが、脱毛機のレーザーの出力がかなり下げられた状態で照射されます。レーザーの出力が下げられてしまうと、その分脱毛効果も下がってしまうので、肌が乾燥しないように毎日の保湿を大事な習慣にしたいですね。
色素沈着
また、黒ずみやシミなどの色素沈着も、脱毛効果に影響を与えてしまう場合があります。肌の黒ずみやシミは、メラニンによるものが多いので、メラニンに反応するレーザー脱毛機だと、黒ずみやシミにも反応してしまいます。しかし、日本人に見られる一般的な肌の色や普通のシミは、脱毛機のレーザーを当ててもほとんど問題はありません。ただし、毛根のメラニンと遜色ないほどのメラニンが脱毛したい部位にあると、脱毛効果が下がってしまいます。
日焼け
さらに、日焼けにも注意をしてほしいところです。日焼けをしてしまうとレーザー光が分散してしまうので脱毛効果が得られにくくなってしまいます。その上、日焼けをして少し黒くなった肌にレーザー光が反応してしまい、肌全体に熱を与えてしまうことになり、肌の乾燥を引き起こすことも考えられます。
毛抜きで自己処理をしていたから
「成長期の毛ではなかったから」のところでもお話しましたが、体毛は、成長期・退行期・休止期というサイクルを繰り返しています。脱毛効果を高めるためには、この毛のサイクルをそろえることが大切なのですが、自己処理で毛を抜いてしまうと、毛のサイクルがばらついてしまいます。医療脱毛を受けている期間中に自己処理をする場合は、ムダ毛を抜くのではなく剃るようにしましょう。ただし、カミソリは肌を傷つけやすく乾燥させやすいので要注意です。ムダ毛を剃る場合はシェーバーなどを利用するとよいでしょう。また、クリニックに行く少し前には毛を生えそろえておくと脱毛期間を短くすることができるようです。
出力が低かったから
施術を受けた部位が全体的に抜けてこない場合、レーザー光の出力が低かったという可能性も考えられます。医療脱毛で使用されるレーザー脱毛機には、レーザー光の出力を調節できる機能があります。施術前の診察で、乾燥などの肌トラブルや痛みに弱いなどといったことがあれば、レーザーの出力が普通よりも低い設定にされてしまいます。乾燥など、自分で防ぐことができる肌トラブルには日ごろから気をつけておきましょう。また、痛みを我慢しすぎることはありませんが、レーザーの出力を下げたことによって脱毛効果が期待通り得られないということであれば、医師と相談の上で麻酔を使うことも考えてみてもよいかもしれません。
照射漏れだったから
医療脱毛で効果が得られないと感じる原因の1つにレーザーの照射漏れということが考えられます。照射漏れとは、脱毛したい部位の肌の一部分だけ、レーザー光が当たっていなかったという状態です。照射漏れの場合、一部分だけ毛が残っているという状態になるので分かりやすいですね。特に、起伏が大きい部分や、関節などの部位と部位の境目などで多くみられるようです。多くのクリニックでは、照射漏れがないように気をつけて施術を行っていますが、人の手で行っているので、どうしても照射漏れが出てしまうこともあります。照射漏れだと確認された場合、再照射してくれるクリニックも多いので、クリニックに問い合わせてみましょう。
マシンが古い、または合っていなかったから
レーザー脱毛といっても、施術に使う機械によって効果も大きく異なってきます。一概にはいえませんが、やはり最新の機械のほうが効果が高い傾向があります。ですので、古い脱毛器具を使用しているクリニックで施術を受けた人の中には、十分な脱毛効果を感じられない人も出てきてしまいます。また、脱毛器具が合わなかったということも考えられます。たとえば、ダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーなどは、メラニンに反応することで毛を抜くことができます。一方、YAGレーザーは比較的痛みが大きいといわれていますが、黒いものに反応しにくいという特徴があります。たとえば、もともと肌が黒っぽい人がダイオードレーザーで脱毛の施術を受けたとすると、十分に脱毛効果が得られないかもしれません。このような場合、同じクリニックに別の種類の機械があれば、機械を変えて試してもらえるようクリニックに申し出てみましょう。
コンスタントに通えていなかったから
レーザー脱毛は毛のサイクルに応じて施術を受けるということがとても大切です。したがって、クリニックにコンスタントに通えていない場合は、効果的に脱毛ができない可能性があります。毛のサイクルは部位によって期間が異なりますが、毛の成長期に合わせてクリニックで施術を受けるのが理想的ですね。
脱毛効果を高める3つのポイント
とにかく保湿と紫外線対策が重要
肌が乾燥している状態は、外部からの刺激に非常に弱くなっているデリケートな状態です。このような状態では、レーザー光がいつも以上の刺激となってしまいます。したがって、施術を受けるときに肌が乾燥していると、レーザーの出力を低くされてしまうので、脱毛効果が下がってしまいます。また、あまりにも肌の乾燥がひどいと、施術を見送られてしまう場合もあります。毎日しっかり保湿して肌を大事にしてあげることが、効果的に脱毛する第一歩です。
また、保湿と同様に紫外線対策もしっかり行ってください。日焼けした肌は黒くなりがちですし、肌がダメージを負っている状態なので効果の高い脱毛処理ができなくなってしまいます。日焼け止めを欠かさず塗ったり、日傘やアームカバーなど紫外線対策グッズを上手に活用しましょう。
代謝をアップさせる
脱毛したその日は、飲酒や激しい運動などはかゆみの原因となってしまうので避けたほうがよいですが、施術後1週間くらい経って、肌が落ち着いてきたら血行を良くするためにマッサージをするとよいでしょう。肌にダメージを与えないように優しくマッサージしてくださいね。
ホルモンバランスを整える
たとえば、妊娠してから急に毛が濃くなったり薄くなったりと、ムダ毛の状態が変化することがあります。このように、毛はホルモンの影響で生えてきたり毛の量が少なくなったりすることがあります。体の毛は、男性ホルモンの分泌量が多いと毛深くなる傾向があります。実は、女性でも男性ホルモンは分泌されています。女性の場合、女性ホルモンに比べると男性ホルモンの分泌量は少ないので、女性としての体が維持されるというわけです。
しかし、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの分泌量が増えてしまうと、普段よりも毛の量が多くなったり1本1本が濃くなったりします。これではなかなか脱毛が進みませんよね。女性の場合、男性ホルモンの分泌量が増える原因として、ストレス、生活習慣の乱れなどの生活習慣に関わるものや、多嚢胞性卵巣症候群という卵巣の病気などが考えられます。生活習慣を見直し、女性器の病気などがないか確認するよい機会にもなりそうですね。
医療脱毛の平均的な回数と間隔って?
医療脱毛の場合、脱毛効果が高い分、少し肌に負担がかかってしまいます。また、照射間隔を短くしても、十分な脱毛効果が得られるとは限りません。多くのクリニックで、照射間隔は2カ月以上空けるようにスケジュールが組まれています。それでは、どのくらいの間隔で施術を受けるのがよいのでしょうか。また、何回施術を受けると自己処理が必要なくなるくらいにまで脱毛できるのでしょうか。
部位によって毛の濃さも違いますし、毛が生えるサイクルも違います。したがって、脱毛する部位によって、自己処理が必要なくなるくらいにまで脱毛できる回数も間隔も異なってきます。全身脱毛をする場合でも、可能であれば各部位の施術間隔や施術回数に合わせた通院ができるとよいですね。次の表は、自己処理をしなくてもよくなる程度まで脱毛する場合の、部位別の施術回数と施術間隔の目安です。個人差もありますが、1つの基準にしてください。
| 部位 | 施術回数 | 理想的な施術間隔 |
|---|---|---|
| 顔 | 6~9回 | 2カ月 |
| うで | 4~6回 | 3~4カ月 |
| わき | 5~7回 | 3~5カ月 |
| ひざ下 | 4~6回 | 4~5カ月 |
| Vライン | 5~7回 | 2~3カ月 |
| I・Oライン | 6~10回 | 2~3カ月 |
医療脱毛のメリットとデメリット
医療脱毛のメリット
- 脱毛効果が高い
- 施術を受ける回数が美容脱毛より少ない
- 美容脱毛よりも脱毛にかかる期間が短い
- 肌トラブルが起きてもすぐに診察してもらえる
- 施術時に感じる痛みが強い場合は麻酔を使えるクリニックもある。
医療脱毛のデメリット
- 痛みが美容脱毛より大きい場合が多い
- 美容脱毛より脱毛にかかる費用が高い
- 医療契約とみなされ、クーリングオフできない場合もある
気になる人はクリニックで相談しよう
いかがでしたか?医療脱毛のことを正しく知ることで、「医療脱毛を受けたのに期待外れだった……。」ということがほとんどなくなると思います。保湿をしたり紫外線対策をしたりといった、自分でできる対策もありましたね。脱毛に使っている機械や、施術回数、施術間隔などは、クリニックで相談するのもよいでしょう。大切なのは、医療脱毛について正しい知識をもち、せっかくの脱毛効果を下げないことです。医療脱毛をしっかり理解して、つるつるすべすべの肌を手に入れてくださいね。